11月下旬、ミモロは、滋賀県に住むお友達に誘われて、「大津市勤労福祉センター」の自主事業で主催された「近江の多賀の魅力を徹底的に探訪する」という紅葉日帰りバスツアーに参加しました。
集合場所は、JR彦根駅前です。
駅前には、バスがすでに待機。それに乗り込みいよいよ日帰りバスツアーが始まります。
近江の犬上郡多賀は、古事記にも記される「多賀大社」がある町。室町時代は、「お多賀さん」と呼ばれる「多賀大社」詣が、盛んに行われるようになります。多賀は、「多賀大社」を中心に、その地域には、歴史ある神社仏閣が多く、信仰の地域として興味深いところです。多賀には、「多賀大社」のほか、巨岩の磐座がある青龍山のふもとにある「胡宮(このみや)神社」と犬上川の奇岩の景色が眺められる「大滝神社」の3社を巡る「多賀三社詣り」というのが、昔から行われているのだそう。今回のバスツアーでも3社を詣でます。
ミモロたちを乗せたバスが、最初に訪れたのは、「調宮神社」です。「ととのみやじんじゃって、読むんだって~」
「わ~イチョウの黄色い葉っぱがいっぱい~」境内には、大きなイチョウの木があって、まるで黄金色の絨毯のよう。
「わ~い」とミモロは、嬉しそうにイチョウの落ち葉の上を歩きます。
「調宮神社」は、その昔、イザナギノミコトとイザナミノミコトが、高天原からこの地に降臨されたとき、お休みになったところと伝えられ、「多賀大社」の元宮ともいわれます。現在は、「多賀大社」の御旅所で、大祭では、神輿がここで折り返します。
「この岩で、神さまたち、お休みになったのかなぁ~」とミモロが勝手に想像するのは、境内にある苔むした巨石。
「なんかここパワー感じる~」とミモロ。静寂が包む境内には、厳かな気が流れているよう…。
「あ、山椒の芽・・・」境内には、団栗も散らばって、ほかにも小さな芽があちこちに・・・
「生命をはぐくんでいるんだ~」
「ミモロちゃん、もう出発しますよ~」「は~い」境内をあちこち歩き回っていたミモロは、バスへと戻ります。
「待って~」
芹川の流れは、周囲の土地を潤るため、田畑に水が引かれる工事が昔からされているのだそう。
「あのお山の杉の木のところに、神さま降臨なさったんだって~」山の上には、多賀を見渡すように大きな杉の木が3本見えます。
「ここからも見えるってことは、本当に大きな木なんだろうなぁ~」
ミモロたちのバスは、「多賀大社」に向かいます。
*「調宮神社」滋賀県犬上郡多賀町栗栖242
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