12月23日、ミモロは、お友達といっしょに、京都大学に関係する建物が立ち並ぶ東一条通に行きました。
そこには、「京都大学YMCA会館」という文化庁の登録有形文化財の建物があります。


そこの前に通るたびに、「なんの建物だろ?」と思っていたミモロです。
明治32年(1899)に創設された京都大学YMCA.京都大学が創立されて、わずか2年後のことです。
キリスト教の精神に基づき、青年会の活動を支えるために、大正3年(1914)に建築家 ヴォーリズの設計で建設。レンガ造りの外壁にモルタル仕上げを施し、外部に露出した柱や梁、その間を漆喰などで埋める英国の伝統的な建築様式を模したものといわれます。大学のYMCA会館で現存する最古の建造物で、その歴史的価値から、2003年に大改修が行われ、かつての2階の講堂は、素晴らしい音響をもたらす音楽ホールに生まれ変わりしました。
現在、この建物は、敷地内にある「京都大学YMCA地塩寮」の学生たちが、集会室や娯楽室として管理・利用しています。
「そこで今日は、クリスマスコンサートが行われるんだ~。めったに入れないから…」と、ミモロは、楽しみに訪れたのでした。
会館の1階からヴォーリズらしい設計が随所に見られます。「ここ受付?卓球台もある~」


家具なども設計するヴォーリズ。奥には、テーブルや椅子が置かれた部屋があります。


ミモロとお友達は、階段を上がって2階のホールへ進みます。「この階段も素敵~」


コンサートが行われる2階のホール。ここはかつて講堂だったそう。大改修の時に、優れた音響効果を有する本格的な音楽ホールになりました。でもそこには、以前の講堂だった名残の椅子や演台が…。



いよいよクリスマスコンサートが始まります。


主催は、「京都大学キリスト教青年会」。2006年から毎年行われる入場無料の恒例のコンサートなのだそう。後援は、この地域活動を行う「吉田コミュニティ」です。
出演者は、声楽家をはじめ、音楽大学の声楽科の出身者や京都大学の卒業生、准教授で声楽を学んだ方々で、そのレベルの高さに、ミモロは感激。
演目も、オペラなど歌曲、アリアをはじめ、日本の歌、クリスマスソングなど幅広いプログラムです。
「なんかすごく素敵なコンサートだね~」声量のある歌声がホールに響き渡り、音の振動がミモロの体を揺らします。
この会場だけでなく、いろいろな場所で、コンサートをなさるというみなさん。

「とても感激しちゃいました~」とミモロ。「来年も、また来たい~」と思うミモロです。
今回の来場者は20人くらい。「なんかもったいない~もっとたくさんの人に聞いてもらいたいね~」と。
クリスマスの雰囲気を味わったミモロでした。

*ここは、「京都大学YMCA会館」のため、通常の一般公開はされていません、あしからず、
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