祇園八坂に来年の3月にグランドオープンするスモールラグジュアリーホテル「SOWAKA(そわか)」に体験宿泊しているミモロ。「夜は、高台寺を貸し切ってライトアップをご覧いただける特別宿泊プランも体験してくださいね~」とPRの方に言われ、夕ご飯を食べた後、お友達と待機します。
この特別宿泊プランは、秋ならではのもの。でも、今後は、いろいろなスペシャル企画の宿泊プランが登場するのだそう。
さて、この日の宿泊者数名と共に、宿を出発したのは、なんと夜の10時20分。そして「高台寺」には10時半から入ります。

「高台寺」の秋の特別拝観と夜間特別拝観は、12月9日まで行われています。「まだ間に合うよ」とミモロ。
ライトアップされる夜間特別拝観は、日没後から夜10時(受付21時半まで)です。ミモロたちは、その後、なんと宿泊者だけで貸し切り拝観をするのです。

「みなさん、拝観は、23時30分までです。それまでゆっくりお楽しみください~」と矢島支配人。
「は~い」とミモロは、さっそく境内へと進みます。

広ーい境内には、他の観光客の姿はなく、まさに静寂の世界が広がります。
「ライトアップされているところ、先に見なくちゃ~。電気消されちゃうかもしれないから…」とミモロとお友達は、本堂へ。

「わ~きれい~」

ミモロは、何度も繰り返し投影されるプロジェクションマッピングを眺めます。「すごいね~素敵~」庭に映し出される光の美しさもさることながら、それをミモロはたった一人で眺めるという贅沢。「これ、ミモロのために投影されているみたい~」。
「ミモロちゃん、そろそろお庭の方見学しましょ!」とお友達に促され、「あ、もうみんな移動しちゃったんだ~」と慌てて廊下を進みます。

そして、秀吉と北政所の坐像を安置する御霊屋そばの池へと進みます。
「うわ~すごい~・・・」と池に到着したミモロは、言葉を失います。

そこには、この世とも思えぬような幻想的な世界が展開されていたのです。池の面に映し出されたライトアップした紅葉。「どっちが本物の紅葉なんだろ?」と…。風のない池の面は、まるで鏡のように。暗い空を映した池は、まるで吸い込まれてしまいそうな深さを感じます。「わ~なんか吸い込まれて、飛び込みたくなっちゃう~」とミモロ。周囲には、やはり同じように感じる宿泊者が、じっと池を見つめています。
「すごすぎる~こんな景色見たことない…」と、だれでも思う景色です。

「ミモロちゃん、それ以上池に近づいちゃだめよ~」とあまりにじっと池を見つめているミモロを見てお友達が…。
『夜の池、ミモロ飛び込む 水の音・・・』なんてことになったら大変。それほど吸い込まれるのではないかと思うほど、魅惑的な景色なのです。
「でも、この池、きっと深さそんなにないよね~」と、冷静に考えるミモロ。でも、夜の空を映した水面は、深遠な世界への入口のような気になるのです。
見飽きないその景色…10分以上は、池のそばで過ごしました。
「ほかのところも見なくちゃ~」と我に帰ったミモロは、庭のほかの部分へと進みます。

また竹林の中の小路も歩きます。

ライトアップされた楓の紅葉が、次々にミモロたちの前に現れます。

拝観コースを一周したミモロは、「あ、まだ時間ある~」というと、再び池のそばへ。
そこには、他の宿泊者の姿もありました。やはりこの場所が、ライトアップで最高のスポット。
「すごいね~」とまた見惚れるミモロです。

「昨夜も、同じように夜間拝観をしたんですが、気温が低く、寒かったので、長い時間眺める人はいなかったんですが、今夜は、みなさん、長くいらっしゃいますね~」と矢島支配人。
この夜は、風がなかったこともあり、池の面が微動だもしない状態です。それだけに圧巻の景色が展開されたのです。
「ここにずっといたいわね~」「このそばに泊まりたい~」という宿泊者も…。
「さぁ、そろそろ閉門の時間です~。みなさん、出口に急いでください~」といわれ、ミモロたちは、後ろ髪をひかれながらも、池のそばを離れます。「ホント、すごい景色見ちゃったね~感激・・・」とミモロ。
今年の京都のミモロの紅葉狩りでも、心に残る景色になりました。
「こんな特別宿泊プラン、また来年も計画してます」と「SOWAKA]の矢島支配人。どうぞぜひ来年の今頃、宿泊プランで、この感動的な景色を楽しんでみてはいかがでしょ。
*「SOWAKA(そわか)」の詳しい情報などはホームページからどうぞ
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