滋賀県に住むお友達に誘われて近江の多賀の紅葉日帰りバスツアーに参加したミモロ。「次は、『多賀大社』に行くんだって~」。ミモロは、秋のはじめここのライトアップを見物に訪れました。「そのときは、夜だったから、見えないところもあったから・・・」と、再び訪れた大社です。

正面の大鳥居をくぐると大きな丸い橋があります。「太閤橋」です。これは、豊臣秀吉が、母の「大政所」の病気平癒のお礼に奉納した米1万石で、奥書院と庭園と共に作ったもの。


元は、木造の橋でしたが、1635年ごろに石の橋になりました。そこ登らなくても、境内に行けるのよ~ミモロ。
「え~でも、せっかくだから登るの~」とわざわざ橋を渡るミモロです。
「やっぱり立派だね~」と。大社の拝殿に参拝。

さて「多賀大社」のご祭神は、伊勢神宮の天照大神のご両親であるイザナギノミコトとイザナミノミコトです。
そのため、ここは親神さまといわれ、昔から多くの崇敬を集めてきました。
「伊勢神宮だけじゃなくて、ここにもお詣りしないとね~」と思うミモロです。
ご夫妻である大神さまをお祀りしていることから、縁結びおよび夫婦和合のご利益があるといわれます。
拝殿の前庭の一角にある「寿命石」。東大寺の再建を命じられた俊乗坊重源が大業を遂行できるよう延命祈願し、それが叶えられお礼詣りの時に、背負っていた箱を下ろしたと伝えられる石です。重源が任務を命じられたのは、61歳の時。それから20年の寿命を賜り、無事に仕事を終えることができたのです。「わ~定年後、大きなお仕事任されたってことだよね~。今ならともかく、昔なら、すごく心配だっただろうね~。まあ、やりがいはあっただろうけど…」


大きな石のまわりには白い小さな石がいっぱい。参拝者が延命長寿を祈願して奉納した白い石です。「健康で長生きしたいよね~」今も人々の願いは同じです。
また前回は、参拝できなかったのが「金咲稲荷神社」。



ここは、商売繁盛の神さま。「多賀大社」には、このほか末社が14社あり、いろいろな願い事に対応してくれる神さまが揃っています。
さて、次の「奥書院」も前回行けなかった場所。

秀吉が奉納した米1万石で作られ、安永3年(1774)に再建され、大社に現存する最古の建造物になっています。

立派なお部屋をはじめ、茶室、庭園など、桃山時代の様式を留めると言われます。


「お米1万石もお礼に奉納したんだ~。秀吉さんって、母親思いだから、ママの病気が治って、本当にうれしかったんだね~」とミモロ。「でも、秀吉さん、このお庭見たのかな~?」

紅葉の美しい庭園。なかなか趣のある景色です。

摂社の「日向神社」にも参拝。

そして門前町を歩いて、再びバスに乗り込みました。

「次は、『胡宮神社』ってことだって~そこでお昼ご飯だって~」グ~ミモロのお腹が鳴りました。
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