まだ、紅葉が始まり始めたばかりのころ、ミモロは、お友達に誘われて三味線のおさらい会に、下鴨神社の南側にある重要文化財の「旧三井下鴨別邸」を訪れました。
ここはすでにミモロは何度も訪れてレポートしています。三井家11家の共有の別邸として、総領家の三井北家が、大正14年に建築。昭和24年に国に譲渡され、昭和26年から平成19年まで、京都家庭裁判所の所長宿舎だったところです。
平成23年に重要文化財に指定され、現在は、歴史的建造物および庭園が一般公開されています。
また、2階の座敷などその施設の利用も幅広く行われているのです。
「ここで三味線のおさらい会するんだって~」と、午前中用事があったミモロは、自転車でお昼ごろに駆けつけました。
「おさらい会は2階ですから、どうぞ上がりください」と係の人に言われ、ミモロは、歴史を漂わす階段を上がります。
「まだやってるかな~」と心配しながら・・・「あ、三味線の音が聞こえる~」
「ミモロちゃん、いらっしゃい~。まだほかの人の演奏聞けますよ~さぁ座って~」と、今年春から三味線を始め、おさらい会に出演したお友達の小酒さん。
「もう小酒さんの番は終わっちゃったの~残念…遅れてごめんね~」とミモロ。
イラストレーターでもあるライターの小酒さん。今年の春に、三味線のお教室の取材に行って、すっかり三味線の魅力にはまり、毎日のように練習を重ね、なんとおさらい会に出演するほどの腕前になったそう。「三味線ってあんまり知らない~」と思うミモロです。もちろん歌舞伎や日本舞踊の会をはじめ、三味線の演奏を聞く機会はありましたが、あんまりどういうものが知らないのです。
「すごいね~おさらい会にでるなんて、よっぽど三味線って素敵なものなんだね~」
さっそく一番前の席で、演奏に耳をそばだてます。
ご
男性の生徒さんも多い三味線教室。
生徒さんたちの演奏の後に、このお教室の先生である三味線演奏家の杵屋五司郎先生の演奏が始まりました。
幼いころから、邦楽に親しみ、東京芸術大学を卒業後、日本音楽集団に入団し、世界各地で演奏会に出演、昭和音楽大学、東京芸大、松徳学院、九州大学の講師などもなさっています。現在、東京を中心に熊本、福岡、島根、そして京都でお教室の主宰されています。京都には、月2回いらっしゃるそうです。
*お教室などに関しては、「杵屋五司郎」のホームページをどうぞ
「いい音色~素敵~」と先生の演奏にうっとり。「三味線って、こんなに真剣に聞いたことなかったかも~いいね~」と。
京都の蓑里会「おさらい会」は、多くの方々の前で披露されました。
会は終わって、ミモロは先生にご挨拶を・・・「こんにちは~初めましてミモロと申します」
「はい、初めまして~よくいらっしゃいました」と先生。「やさしそう…」と思うミモロです。
「あの~三味線って、素敵ですね~。でもあの~胴の革って、ネコなんでしょ?」と恐る恐る三味線に近づきます。
「はい、演奏会用は、ネコですが、他は犬の革です。日本のネコちゃんやワンちゃんではありませんよ」と。
「今度、ぜひおけいこの体験しませんか?」と先生。「え?体験できるんですか?ぜひお願いします」と目を輝かすミモロです。
小酒さんが作ったお教室へのパンフレット。それを見ると、「すごく楽しそう・・・」といっそう思うミモロでした。
「こんな素敵な場所で、おさらい会できるのっていいね~」と2階からお庭を眺めます。
ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら