古い洋館などが今も残る三条通。そこは、かつて京都の時代を先駆ける通りでした。その通りには、ミモロが心惹かれるお店がいろいろあるのですが、今まで、なかなか入れなかったのが、「國島器械株式会社」というお店です。
すごく興味があって、前を通るたびに中をのぞいていたのですが…「なんか気軽に見せて~」と言いにくかったよう。
それでも、毎回、立ち止まっては、中を覗くミモロです。
ある日、「金魚の浄水器のパイプを洗うブラシがないかなぁ~」と思ったミモロ。「きっとあそこならある!」と出かけました。
店に入って、「あの~金魚のブラシください~」とミモロ。「え?なんですか~」とお店の奥からご店主が現れました。
ご店主の國島さんは、4代目。この店は、明治時代に文具や印刷店として開業し、戦後、この場所で、主に計器を扱う店になったのだそう。
店内には、歴史を感じさせる計器や顕微鏡が展示されています。
「なんか博物館みたい~」と目を丸くして、店の中を見回すミモロです。
秤もいろいろな種類が…古いタイプから新しいものなど種類豊富。重量だけでなく、長さを測る物差しなども。
また、試験管やビーカーもいろんなサイズがそろっています。
「なんか理科の実験室にいるみたい…」とミモロ。「そうですね~うちの製品は、大学をはじめ、いろいろ研究室で使われているんですよ」と國島さん。京都大学のいろいろな分野の研究室にも、昔から納めているそう。
でも、そういう専門家だけではなく、最近は、一般の人の需要も多く、キッチン用具や洗面所などで使うために買いに来る人も多いそう。
「調味料入れたり、香料を擦りつぶしたりするんだ~」。そう、試験管は調味料入れに、また胡椒などをつぶすのに乳鉢が人気とか。
コーヒーのミルクピッチャーやサラダのドレッシング入れにビーカーは人気です。
「本格的な機器だから、使いやすいし、用の美を感じる」とミモロも興味津々です。
研究室で使う紙ナフキンは、吸水性も高く、なかなか丈夫な優れものなのだそう。
「これでコーヒーわかす人もいそうだよね~」
実験用具を組み合わせて、いろんなことができそう。
さらに店は、ミモロにとってワンダーランド。
不思議なものがいろいろあって、見飽きることがありません。
「あの~金魚鉢で使うブラシでしたね~」と國島さん。「あ、そうだった~」と買い物の目的を忘れかけていたミモロです。
試験管を洗うための細いブラシが、金魚鉢の浄水器のパイプ洗いにぴったりです。
「はい、200円です~」と。包んでもらうミモロ。「また、来ま~す!」そう、まだまだ見たいものがいっぱいのお店なのです。
*「國島器械株式会社」京都市中京区三条通堺町東入る桝屋町71 ☎075-221-3482 営業時間9:00~19:00 不定休
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