ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[川島織物セルコン」での夏休みワークショップ。「藍染糸でつくるミニタペストリー」へ

2023-08-28 | 体験

「これね~藍染糸ワークショップの余り糸で織ったんだ~」と、ミモロが羽織るのは、冬にピッタリのケープです。

インディゴの色合いが美しいケープは、ワークショップの後、お家で織ったもの。さて、その藍染糸は、実は、とても特別なものなのです。

8月18日の朝、ミモロは張り切って「川島織物セルコン」の本社と工場、事業所、織物文化館がある市原へ、昨年も参加した夏休みのワークショップに車で向かいました。


事前に申し込みで参加するワークショップで、工場見学会も同時開催されました。

ちなみに工場見学は、無料で、ワークショップの参加費は1500円です。

広い敷地内…「え~と、会場はどこかな?」


工場のそばの建物がワークショップの会場です。
「参加者の方ですね~。今日は楽しく藍染体験をしてくださいね~」と、迎えてくださったのは、染めを教えてくださる「田中直染料店」の田中社長と鹿児島さん、

「よろしくお願いします…あの~ミモロ、実は、以前にお店に取材に伺ったことあるんですよ~」とミモロ。

その時の様子は、「ミモロ 田中直染料店」からどうぞ~

「では、そろそろワークショップを始めましょう~」と鹿児島さん。


染めに使うのは、白いレーヨンの糸です。

これは、「川島織物セルコン」が、緞帳を織るときに使う横糸で、その余り糸です。
大きな製品を作るとき、必ず余り糸で生まれます。それを無駄にしないSDG’Sの取り組みのひとつです。

ワークショップへの参加者は、20名ほど。それぞれに一束ずつ糸が渡され、それを水で湿らせます。

糸に水を含ませることで、染料の浸食を促すのだそう。

「ところどころ結び目を付けると、そこに染料が入らず、白い部分ができて、糸に表情が生まれますよ」と言われ、ミモロも濡らした糸を結びます。

「しっかりきつく縛ってくださいね~」ということで、力不足のミモロは、手伝って頂き、結び目を作りました。


それを厚手のビニール袋の中へ。

「このビニール袋で染めるんだって…」と、どんな風になるのかワクワクするミモロです。

ビニール袋には、今回使用する藍色染料の液体を注ぎます。


「よくも見込んで染料を糸にしみ込ませてくださいね~」と言われ、ミモロもクチュクチュとビニール袋を外側から揉みます。


時間の経過とともに、染料の色は次第に深い藍色に変化してゆきます。


ミモロのビニール袋の色もかなり濃くなりました。「さぁ、そろころいいかも…」
次は、染料を定着させる作業を行います。

「どんな風に染まってるのかなぁ?」と、ミモロはワクワクしながら、染料を洗う水場へと移動しました。


*「川島織物セルコン」の詳しい情報はホームページで

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