「あれ?ここにお店が移ったの?」とミモロが足を止めたのは、京都生まれのバッグブランド「onomasato]のお店です。
このブランドのクリエーターで、自らすべてのバッグのデザインから製作までなさる小野正人さん。
そのバッグは、軽量で、持ちやすく、耐久性にも優れ、多くのファンをもっているのです。
独自のバッグブランドを手掛けて、すでに10年を超え、その種類も豊富になっています。
以前、今出川通沿いにあったショップ兼工房に伺ったことがあるミモロ。昨年夏にショップのみ「京都文化博物館別館」へ移転したのは、知らなかったのでした。
お店のある「京都文化博物館別館」は、歴史的建造物。
この建物は、近代建築を多数手がけた建築家 辰野金吾とその弟子の長野宇平治の設計で、「日本銀行京都出張所」として明治39年(1906)に竣工。「日本銀行京都支店」となってからも昭和40年(1965)まで使っていました。その後、「財団法人古代学協会」の所有となり、「平安博物館」として開館。昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定されます。昭和61年(1986)に京都府に寄贈され、「京都文化博物館別館」として公開されることに。
建物の正面から、右に進んだところにあるお店。
「あ、ミモロちゃん、お久しぶりです」とそこにいらっしゃったのは、奥様の小野祥子さん。「onosamato]のブランドマネージメントを担当なさっています。
「ここにお店が移ったんですね~すごい!」とミモロ。そういうのは、この場所には、3店舗ほどしかショップがなく、なかなか出店することができないのです。
「はい、本当に素晴らしいご縁で、ここにお店を持つことができました」と。
高い天井には、シャンデリアが…天井近くまで続く窓…ほかの店舗にはない雰囲気がそこに…。
「この雰囲気とても気に入っているんです」と祥子さん。
「バッグの雰囲気ともなんかマッチしてるみたい~」と思うミモロです。
「onomasato]のバッグは、日常使いはもちろん、旅にピッタリのバッグ。
「軽いし、丈夫だし、雨にも強いんだよね。ママも持ってるよ~」とミモロ。
その素材は、すべて日本のメーカーとの共同開発で生まれたオリジナル。
また、トレードマークとなっている「カラス」のデザインは、西陣の職人さんに依頼して完成した特注の生地でできています。
そのデザインや色は、男女関係なく使えるバッグです。
「このバッグ素敵!」とミモロが気に入ったのは、上質の革を使ったもの。
「使う年月が、味わいをもたらしますよ」と祥子さん。
「そういうのいいよね~これからは、本当に気に入ったものを、長く大切に使う時代だよね」とミモロ。
様々なデザインのバッグが並ぶお店…
「ここは、前のお店より、町中だから、たくさん人が来るんじゃない?」とミモロ。
「う~もちろん常連の方は、よくいらっしゃるんですが、外からはお店が見えないので、建物の中に入ってくる方に限られているんです」と。
「そうなんだ~」確かに、外からはここにお店があることはわかりにくいよう。
ここにお店が移転してからも、小野さんは、手づくり市などに出店をなさっています。そこでこのお店の存在も多くの人に知ってもらっているそう。
平日は、工房に籠って、製作をなさっている小野さん。ひとつひとつ丁寧に妥協許さぬバッグづくり…
「コロナ禍の時は、製作時間がいつもよりあったので、いろいろな種類のバッグができたんです」と。
「ということは、今、一番、種類が豊富ってこと?!」と目を輝かすミモロ。
一度使うと、その使いやすさにファンになってしまうバッグです。
京都旅の折は、ぜひ「京都文化博物館別館」のショップへ足を運んではいかがでしょうか?
次の旅に持っていきたくなるバッグに出会えるかも…
*「onomasato文博店」の詳しい情報はホームページで 文博での営業は、原則土曜・日曜11:00~17:00 また東寺弘法市、百万遍手づくり市などへの出店も。出店の日程もホームページで確認ください。オンラインショップもあります
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