「わ~ここいいね~すごくリラックスできる~」とミモロが寛ぐのは、紅葉の林の中。
ここは、「京都御苑」の北側です。
「京都御苑」の東側の「清和院御門」から中に入って、その周辺の紅葉を楽しんだミモロは、そこからさらに北へと歩き出しました。
「こっちの方、あんまり来たことないね~」と進む小道は、「京都迎賓館」の西側…つまり裏側に当たります。
「あれ~ベンチがあるよ~」少し広い場所に、木製のテーブルとベンチ…お弁当食べるのにいいかも…と。
「ここでご本読むのも静かでいいね~だって、ほとんど人が通らないもの…」
そう、本当にこの辺りは、知る人ぞ知るエリア。
そばにあった地図を見ると、まさに「京都迎賓館」裏です。
「あれ~ここに井戸がある…」
ミモロは、興味津々で井戸に近づきました。
この井戸は、「染殿井」。この辺りは、平安時代、最初の摂政に任ぜられた藤原良房の邸宅「染殿第」があった場所とか。
井戸を覗いてみると…「水あるみたいだけど…」とミモロ。
「ねぇ、この井戸、そばの「梨木神社」にある井戸と名前が似てる…」と気づいたミモロ。
確かに、「梨木神社」の井戸のいわれにも、同じように「藤原良房邸の井戸」とあります。
こちらは、今も、水が湧き、多くの人が汲みに来る名水です。
「つまり水脈は同じってことかな?」と。ハッキリしたことは不明です。
そこから、さらに北へ進むミモロ…「何度も御苑に来てるけど、このエリアって初めて~へぇ~こんなに素敵だったんだ~」
本当に見事なへ紅葉が待ち受けていました。
「すご~い!」と、感激するミモロ。
「あれ?なんか林の中に建物があるよ~」
その小さな建物は、「母と子の森」という京都の里山もモデルにした自然にふれあうように作られた森の中にあります。
「え~そんな森があったんだ~」と知らなかったミモロ。
そのエリアにあるは、「森の文庫」という自然をテーマに集められた書籍が自由に楽しめる図書棚です。
「ここのご本、自由に読んでいいんだ~。森の中で読書ができるって素敵だね~もっと早く知っていれば、何度も来れたのに~」と思うミモロです。
そう、ほとんど人がいないことから、あまり知られていないのかも…。
でも、残念ながら、この「森の文庫」の利用期間は、4月1日から11月30日の9:00~16:00で、雨天閉鎖。
つまり12月から3月末まで利用できないのです。
「でも、周りにベンチあるから、ご本やお弁当持ってくればいいんでしょ?」と、この場所が気に入ったミモロ。
「葉っぱが散る中で、読書するの素敵じゃない?」と。「寒いけど…」と、付け加えました。
「ここ大好きな里山がモデルなんでしょ…久多に行けない時間は、ここで過ごせばいいんだ~」と。本当に里山が好きなミモロです。
「こんな近くに里山があったなんて…」そう、知らなかった「京都御苑」の新たな魅力を見つけた心地に…。
「また、来ようね~」
ミモロのお気に入りの場所になりそうです。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
「ミモロの京都暮らしカレンダー2024」、もう少しで売り切れで~す!
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます