ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都 秋の特別公開」。雅な佇まいの尼門跡寺院「霊鑑寺」へ。12月1日まで公開

2019-11-25 | 寺社仏閣

哲学の道を銀閣寺方向に進んだミモロは、「法然院」に行く手前で「あ、近くで秋の特別公開やってるから、行ってみたい~」と、お友達といっしょに向かったのは、「霊鑑寺」です。
 

さて「霊鑑寺」は、臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院です。承応3年(1654)に後水尾上皇の皇女の多利宮が天台宗の寺院として創建。その後、臨済宗に改宗し、明治時代まで皇女が住職を継承した尼門跡寺院です。

「尼門跡寺院だから、どことなく雅な雰囲気が漂うね~」とミモロ。
 

現在、紅葉が彩るお庭には、楓のほかに多くの椿が植えられ、春は椿のお寺として特別公開されています。
 

でも、今の主役は、色づいた楓です。
 

ご本尊として祀られるのは「如意輪観音」。

本堂の奥深く祀られている観音様。「多くの皇女さまたちがお祈りしたのかなぁ~」と想像するミモロです。

ここは、「谷御所」とも呼ばれ、そこに過ごした皇女たちが愛した御所人形なども展示されています。
「このお人形で遊ぶほど、幼い皇女様たちが、ここで生涯を過ごされたのかなぁ~」と、皇女さまたちの人生に思いを馳せるミモロです。

「りっぱな御殿のようなお住まいだけど、ここからおでかけしたり、お友達と遊んだりできなかったのかもね~」と、お金持ちではないけれど、自由に暮らせるネコであることを幸せに感じるミモロなのでした。

 
苔の美しいお庭。

雅な雰囲気を醸し出す水場など、敷地内には、心惹かれる場所がいろいろ。


「わ~落ち葉の絨毯だ~」と苔の上に散った楓といっしょに…


まだ山全体の紅葉は、もう少し…
「まだ、これからも、しばらく紅葉が楽しめるね~」


そう、特別公開が終わる12月1日まで、紅葉が美しい景色を見せてくれそうです。


*「霊鑑寺」京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町 拝観受付時間10時~16時 拝観料600円 12月1日まで公開

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

哲学の道にある「叶 匠壽庵 京都茶室棟」、この秋は、11月30日まで営業。秋の味覚満載のお弁当

2019-11-24 | グルメ

「この秋、絶対ここに行きた~い!」と言っていたミモロ。その夢かなって、訪れたのは、「熊野若王子神社」の近く哲学の道沿いある「叶 匠壽庵 京都茶室棟」です。滋賀県の大津にある本社の「寿長生の郷」には、里山体験で4回通い、その都度いただくお弁当の美味しさが忘れられないミモロでした。


紅葉が彩る哲学の道。疏水に渡る橋を越えて暖簾のかかる店へと進みます。

 
ここでは、善哉や抹茶パフェ、あんみつ、抹茶セットなどの甘味のほか、「若王子春秋富弁当」3000円が味わえます。

「あ、いろんな和菓子も売ってる~」ミモロ、お菓子は後で…「あ、そうだ~お弁当お願いします」


「はい、ただいまお席ご用意しますから、しばらくお待ちくださいませ~」と。ミモロは、緋毛氈の上で楽しみに待つことに。


「では、こちらへ」と係の方に案内され、お店の奥へと進みます。
「わ~落ち着いた雰囲気~」

席に着いたミモロの前に、まずは、大きなお椀が運ばれました。「あれ?白味噌のお雑煮?」
そう、名物の福わかしという白味噌の雑煮です。お椀の縁には、しめ縄がかかっています。それを下げていただきます。

「小さなしめ縄だ~」ミモロ、それは持って帰っちゃダメよ。「あ、そうなの?」


次に、2段重ねの弁当箱がミモロの前に。その蓋をあけると、「わ~美味しそう~」と、今にも涎を垂らしそうなミモロです。

そこには、秋らしい食材を使った料理が並んでいます。

「美味しいね~」と、次々に口へ。秋の味覚がミモロの口に広がって、幸せな時が包みます。
「甘いお菓子も入ってる~」


実は、ほかにお椀や和菓子もセットされていて、「これで3000円って、リーズナブルだよね~」と美味しさと値段から大満足。


「このお弁当、11月30日までしか味わえないんだって~。ずっと食べられるといいのに~」と思うミモロです。
しかもお食事が味わえる時間は、11時から14時で、数量限定。「早めに行った方がいいよね~」と。

お庭には、楓の紅葉も眺められました。


「この秋にもう一度来たいね~」と、そのお弁当が気に入ったミモロです。

「さぁ、哲学の道、ちょっと歩いてみよう~」お腹いっぱいになったミモロは、銀閣寺方向に進みました。



ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより

人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧巻の景色「修学院離宮」の紅葉。一度は絶対にみたい京都を代表する紅葉

2019-11-23 | 歴史・史跡

幸運にも、「修学院離宮」の当日拝観できることになったミモロとお友達は、案内役の職員さんに連れられて、敷地内をめぐります。「もうすぐすごく雄大な紅葉の景色が見えるポイントだね~」と、ミモロの足取りはいっそう軽くなりました。

ミモロのお目当てのポイントは、「上離宮」から「浴龍池」を望む場所です。
「ほら~すごいよ~」

ミモロの前の前には、池と万松島の景色です。

万松島には、楓をはじめ、紅葉する木が植えられて、赤、黄色、オレンジそして松の緑が織りなす景色が望めます。
「あのね~わざわざ異なる紅葉の色の木を配置してるんだって…」そう、紅葉も赤ばかりでは趣にない…と巧みに計算されたもの。
「もう少し経つと、赤い楓がいっそう目立つんだけどなぁ~」と、以前も見たことがあるミモロ。「でもね、今日もすごくキレイだね~」「ホント、見られてよかったわね~」とお友達。二人は、時間が許す限り、じっとこの景色を眺めていました。

そこから池の周囲を巡ります。
島と陸を結ぶ「楓橋」。その名の通り、楓に包まれた橋です。

「うわ~キレイ、すご~い!」と、また声を…。


池の西側に至ると、そこからは、水面に映る紅葉が美しく見えます。


「ねぇ~すごくキレイ~わ~」と、もう言葉にならないミモロです。

「なんかカワイイ~赤い楓の木が、等間隔に植えられてる~」水際を飾るアクセントのよう。
こういう巧みな配置も、後水尾上皇のご趣向なのかも…。

「ホント、今日の修学院離宮キレイだったね~」と、ボーっと放心状態のミモロです。
 

ミモロとお友達は、入り口から最後まで、「すごいね~」「きれい~だね~」とずっと言い続けていました。
「だって、ホントにいいんだもの~。紅葉の時期は、一度は、ここを訪れて欲しいよね~」と思うミモロです。

「あまりにキレイで、感動疲れしちゃった~」とミモロ。


当日も申込みができる拝観。ぜひ、一度訪れてはいかがでしょ!


当日申込みは、「修学院離宮」「京都仙洞御所」「桂離宮」ともに、11時から整理券が配布されます。
定員に満ちた時点で受付は終了です。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロの京都暮らしカレンダー発売中で~す。よろしく~ミモロ



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当日拝観整理券をゲットして、雄大な紅葉の景色が広がる「修学院離宮」へ

2019-11-22 | 歴史・史跡

京都各所で紅葉の景色が楽しめる11月。「ホント、京都はどこでも紅葉見事だよね~」とミモロは、この時期、どこに行くか悩んでいます。だって、見たいところはたくさんあるけど、ミモロは、ひとりだから…

そんなある日、ミモロは、次の日に東京に戻るというお友達といっしょに紅葉を楽しもうと…「どこがいいかなぁ~」と悩んみ、「そうだ!修学院離宮がいい~」とひらめきました。

修学院離宮」は、「京都仙洞御所」「桂離宮」と共に、宮内庁の管轄。拝観には許可が必要です。でも、近年、事前申し込み以外に、当日拝観枠ができ、グッと行きやすくなったのです。

この日、ミモロとお友達は、「修学院離宮」へ11時半に到着。「え~拝観受付って11時から始まるんでしょ?大丈夫?」と心配そうなお友達。「うん、当日拝観券は、運がよければ、残ってる時間だよ~」と、平然としているミモロです。

車で到着。「あ、あと、7名だって~」とお友達。「わ~よかった~」とミモロ。
すでに受付のテントには、係の方しかいなくて、すぐに拝観受付ができました。身分証明をするものを代表者が提示すれば、4名まで1度に申し込むことができるのです。

「修学院離宮」の当日拝観受付枠があるのは、13時と15時で、各枠は35名で、すでに13時は満席でした。ミモロたちは、わずか7席残っていた15時枠に申し込みました。「整理券ゲットしました~うれしい!」

しばらくして、15時枠も満席に。この日の当日受付は終了しました。

「さすがミモロちゃん、すごいラッキーなネコ」と改めてミモロのパワーのスゴサを思うお友達。
実は、この日、15時の枠があったのも、まさに幸運で、「なぜか今日は15時枠がいっぱいになるのに時間がかかったんです」と係の方。

そう、秋の紅葉の時期は、なんと当日拝観券を求め、朝8時半から並ぶ人もいるそう。そして受付が始まる11時には、長蛇の列ができ、手続きにかなりの時間がかかるのです。

ミモロが訪れた時間は、拝観申込みの手続きがすべて済んだ時間だったので、待たずに手続きも完了。これはやはりラッキーだったので、すべての方に11時半に行けば・・・とは決して言えません。

でも、当日拝観券をゲットする価値は十分です。

「すごいね~ミモロちゃん…」としみじみ顔を見るお友達でした。「うん、まぁね~。くじ引きよくハズレだけどね~」とミモロ。運にも得意、不得意があるようです。

さて、お昼ご飯を食べて再び「修学院離宮」に来たのは、集合時間の14:40です。頂いた拝観整理券を提示し、チェックを受けて、集合場所で待機します。
 
「わ~もう入口から紅葉すごいね~今日は絶好の紅葉狩り日和だね~」

見学者は一団となって、広い敷地内を巡ります。


「すご~い。キレイ~」とついミモロの足を止まりがち…。最後尾の警備の方に、「前に進んでください~」と注意されます。「あ、いけない~」と慌てて前の人に続きます。
 

すでに数回訪れている「修学院離宮」。約54万平米の広大な敷地内を、80分ほどかけてまわります。

そもそも「修学院離宮」は、17世紀中ごろ、後水尾上皇によって造営され、3つの離宮を軸に、周囲の景色を借景に取り入れた雄大な庭園です。

山沿いに広がる敷地は、変化に富んだもの。雄大な山の景色や水田や畑、雅な池などが次々に現れます。


畑の中を通る道を経て、「中離宮」へ、「わ~ここも紅葉素敵~」
 
この「中離宮」には、後水尾上皇の第八皇女で、徳川家から嫁いだ和子(東福門院)の養女となり、内親王の宣下を受けた、光子内親王が過ごされた客殿があります。
 

「ここに暮らしていらしたんだ~」
 
雅な趣を漂わす客殿には、円山応挙の筆と伝えられる鯉の杉戸があります。
 
この建物は、養母東福門院和子の旧御所を移築したもの。ここで94歳までお過ごしになります。

そこからミモロたちは、「上離宮」を目指し移動します。
 

途中、京都の畑や田んぼの景色を眺めます。この畑や田んぼは、周囲の景観を守るために、昭和39年に約8万平米の土地が買い上げられ、近郊の農家の方々が農地として世話しています。
「こうしないと、周囲に住宅が迫ってきて、修学院離宮の魅力的な景色守られないんだって~」
 

さぁ、いよいよ「修学院離宮」で、もっとも雄大な紅葉の景色が広がる「上離宮」に行きましょう。
「ここを見るために、来たんだもの~」と、ミモロが大好きな秋の景色です。



ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの京都暮らしカレンダー限定してま~す。「ミモロショップ」はこちら



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉と共に楽しむ文化財「秋の京都特別公開」。「黒谷 金戒光明寺」の山門、庭園など

2019-11-21 | 寺社仏閣

紅葉のシーズン、京都では、「秋の特別公開」も併せて楽しむことができます。
そのひとつが、「金戒光明寺」です。

ここは、法然上人が、比叡山の修行を終え、念仏道場を開かれた場所。遠く「知恩院」に向かう合うように小高い山の上に築かれて、まるで城郭を思わせる石垣が…。

そう、ここは、幕末、会津の松平容保公が、京都守護職に任ぜられた時に、藩士と共に本陣を構えた場所として知られます。

今回の「特別公開」では、山門、御影堂、大方丈、庭園が公開され、見事な襖絵をはじめ、伊藤若冲の「鶏図」なども拝見することができます。


山門および建物の内部は、撮影できないので、ぜひご自身の目でご覧くださいませ~。

さて、ミモロがご紹介するのは、方丈北庭です。
「わ~紅葉、見られるよ~」

池を巡る回遊式庭園の小路を進むと、次々に色鮮やかな楓が迎えてくれます。
 
「なかなか趣があるね~」と、秋の景色を楽しむミモロ。

「わ~真っ赤だ~」思わず立ち止まってしまう美しさ。


庭園には、お茶室もあって、お抹茶もいただけます。
 

ト~ン、ガチャ「キャ!なに~」とミモロがビクッとしたのは、シシオドシです。
「なんだ~これだったんだ~」ミモロが驚いてもね~「面白い…」としばらく眺めます。

紅葉は、11月中は、見ごろだそう。まだまだ楽しめる景色です。
 

いま、このお寺で人気者と言えば、墓所の入り口付近にある「五劫思惟阿弥陀仏」です。
アフロヘアの阿弥陀様として知られます。
いろいろな悩み事を解決する方法をお考えになっている姿。「たくさん考えてるから、頭が大きくなっちゃったんだって~」とミモロ。別にカッコイイヘアスタイルを目指したのではありません。
ミモロもマネしてみました。


ここからは、真如堂へ、墓所を上っていけば到着できます。
また、夜はライトアップも行われ、「永観堂」と共に夜の景色を楽しむこともおすすめです。

「ぜひ、来て見て~」とミモロおすすめの秋の散歩道です。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング



ミモロカレンダー発売中の「ミモロショップ」はこちら



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする