ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

18日から再開された「京都府立植物園」。今は、バラが見ごろに…。心を癒す甘い香り。

2020-05-21 | 自然

「早く行こうよ~」と、ミモロが行きたがるのは、18日から再開された「京都府立植物園」です。
そう、今ごろは、バラ園のバラが盛りを迎えている時期です。

「よかった~バラのお花に、再開が間に合わないかもって、ハラハラしちゃった~」と。



さて、植物園の正面玄関脇の駐車場は、平日ながら、ほぼ満車状態。「平日の昼間にこんなに車があるの珍しいね~」というミモロ。
 
みんな、植物園の再開を心待ちにしていたのでしょう。めったに来たことがない人まで、家族連れで次々に…

入口では、検温チェックが行われ、マスク着用も要請されています。(この日、ミモロは、マスクを忘れてしまいました。私のミス。特別にマスクなしでお許し
いただきました)

「わ~バラ咲いているよ~よかったね~見られて~」と、大喜びのミモロ。バラ園には、色とりどりのバラが咲き乱れています。
 

バラ園の入り口には、週末の土日は、バラ園を閉鎖するとの表示が…。大勢の人たちが桜の時のように押し寄せるのを避けるためです。
 
また、バラ園内のベンチは座ることができません。「ゆっくりあんまり1か所にいちゃいけないんだ~」と思うミモロ。

「クンクン、すごくいい香りがする~なんか癒されるね~」と、バラ園に漂う甘い香りにうっとり。
 

風にのって漂う甘いバラの香りは、今まで緊張し硬くなった心をやさしく溶かしてくれるよう…。
バラ園は、5月から6月下旬まで楽しめるそう。次々にさまざまな種類のバラが咲いてゆきます。

ミモロは、バラ園のあちこちを歩き回ります。「うれしいね~」と、植物園が閉鎖されたときは、本当にがっかりしていたミモロです。
やっと再開され、訪れる人も、あまりおしゃべりはしていませんが、みんな楽しそう・・・。

ぜひ、京都府民の方は、気分転換に・・・他府県の方は、もうちょっとお待ちを…
 

緊急事態宣言の解除が、京都、大阪などでも行われるそう。でも…まだまだ油断はできませんが…

でも、「わ~気持ちいいね~」と、植物園の中を走り回るミモロを見ると、だれでも外出自粛で、気持ちが沈みがちだったことがわかります。


*「京都府立植物園」京都市左京区下鴨半木町 075-701-0141 入園時間 9:00~16:00 温室は、当分の間、閉鎖 休みは、年末年始 入園料200円



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京都のものづくり工房見学。伏見「三浦太幸堂」。大太鼓の革張り作業見学

2020-05-20 | ものづくり

京都のものづくりの現場を公開するイベント「DESIGN WEEK KYOTO]。 コロナによる緊急事態宣言ギリギリで開催することができました。
ミモロは、2月末に、宇治エリアの工房を巡るファクトリーツァーに参加しました。

「日本太鼓って、こうやって作るんだ~知らなかった~」と、訪れた伏見の「三浦太幸堂」の工房で、感激しきり。

江戸時代から太鼓製作を行う「三浦太幸堂」。京都だけでなく、全国から太鼓の注文や修復が依頼されています。

大きな胴長太鼓の胴と革の製作現場を見学した後は、革を胴に張る作業現場へ向かいます。

胴のサイズに合った革をのせ、それを紐で縛り、張り具合を調整します。


時々、大きな木づちで革を叩き、音を調整。

熟練の職人さんたちの呼吸もぴったり。

「わ~太鼓の革張れた~どんな音がするのかなぁ~」とミモロは興味津々。


革の張り具合が決まったら、それを固定するために、革の周囲を釘で止めます。
 
口に含んだ釘を次々に打ち付ける職人さん。「釘、飲んじゃったら大変だよ~大丈夫?」と心配そうに見つめます。
「大丈夫ですよ~」と笑顔の職人さん。「口の中に何本も釘を入れて、すごいね~」と感心しきりのミモロ。
変なところに感心するミモロなのでした。

「わ~もうすぐ釘打ち終わる~」。規則正しく整然と打ち込まれた釘は、太鼓の縁のアクセント。


「どんな音するの?」と太鼓を触るミモロ、


「叩いてみますか?」と言われ、太鼓のバチを構えます。「わ~いいなぁ~太鼓の音…なんか心が弾んじゃう~」


神社のお祭りには欠かせない大太鼓・・・その音を聞くと、誰もが心弾みます。

工房には、完成し、納品されるまで、しばらく時を待つ太鼓が…。

さまざまな工程をへて完成される日本太鼓。その音色は、日本人の心に響きます。うれしい時、悲しい時、そして励ます時…神様に届くように打ち鳴らされる太鼓です。古代より、人々に寄り添ってきた太鼓・・・すでに縄文時代には、祭事だけでなく、情報手段として使われていたとか。

時代を超えて、スマホやコンピューターに夢中になる若者でも、太鼓の音を聞くと、心が弾むもの。今も、全国では、和太鼓の演奏コンテストやパフォーマンスが盛んに行われています。

ミモロも以前、和太鼓のパフォーマンスを見たことがあります。ホールに響く和太鼓の迫力ある音に、ただただ感激するミモロ。
太鼓には、人々の心を鼓舞するパワーがあるのです。

「今年の夏、盆踊りあるかな?」と、太鼓を眺めながらポツリ。そう、櫓の上に据えられた大太鼓がリズムを刻む盆踊り。
コロナが収束すれば、きっと8月ごろには盆踊りができるかも…。
「みんなで、少し距離を開けて踊ればいいんじゃないの?」と、開催に意欲的なミモロ。
「でも・・・浴衣にマスクするのかな?ちょっとカッコ悪い…」とも…。

ともかく、どんなカッコでも、みんなで、もし盆踊りができればうれしいこと。第2波を撃退するためにも、太鼓でパワーをもらいたい気分です。
その日のために、まだまだみんなで気を引き締めて、ご用心ご用心…。

*「三浦太幸堂」の詳しい情報はホームページで



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京都のものづくり工房見学。寛政年間創業の日本太鼓の「三浦太幸堂」。太鼓の胴と革ってこうなってるんだ~

2020-05-19 | ものづくり

2月に開催された京都のものづくり現場見学イベント「DESIGN WEEK KYOTO」。ミモロは、2月28日の宇治エリアのファクトリーツァーに参加しました。
4か所の工房を見学する2番目に訪れたのは、伏見区にある日本太鼓の製造を手掛ける「三浦太幸堂」です。
 

寛政年間に大阪で創業し、昭和20年、八代目当主の時に、京都に移転し、現在、十代目当主の三浦豊隆さんが、工房を案内してくれました。


日本全国から、注文を受ける日本太鼓。お祭りの大きな太鼓をはじめ、さまざまな演奏に使われるものなど、その種類はいろいろ。
音色の良さ、さらに耐久性の高さに、高い評価を受けている工房です。

まずは、太鼓づくりを教えてもらいます。
工房にあったのは、大きな太胴長太鼓。「これ、お祭りで使う太鼓だ~」とミモロ。
胴に使う素材は、厳選されたケヤキ材で、大きな木をくりぬいて作ります。

「すごい太い木が必要だね~」そう、桶のように木材を組み合わせる作り方ではありません。

耐久性と木目の美しさもポイント。いい音色を響かせる大切な部分です。

「木くずがいっぱい…少しずつくりぬいて、いい音にするんだね~」と中に入ってみるミモロです。

工房には、古い太鼓も積まれています。それは、全国から、修理を依頼されたもの。

革の張替えや胴の補修などを行い、古い太鼓を蘇らせます。

ある太鼓を見ると、なんと「張替え 天保11年」という文字が…全国の神社などで祭りに使われた歴史ある太鼓などが持ち込まれるそう。


次は、革の部分です。工房の屋上には、プラスチックの桶のようなものがたくさん。「これ、何に使うんだろ?」とミモロは興味津々。

これは、革の形を、胴に合うように整えるもの。

ここでは、昔ながらの天然加工で仕上げた革を使います。「うちでは、胴長太鼓に使用するのは、黒毛和牛や赤毛和牛などです…」と三浦さん。

「え~黒毛和牛さんなの?」と、「葵祭」や「時代祭」で見る黒毛和牛を思い浮かべるミモロ。

大きな牛でも、太鼓に使える部分の革は、限られているのだそう。

太鼓のサイズに合わせ、カットした革を湿らせて、先ほどの桶のようなものに被せて、乾燥させて形を整えるのです。


「これ、太鼓にピッタリサイズなんだ~。だからいろんな大きさがあるんだね~」とミモロ。


力いっぱい叩く太鼓の革・・・長期間に使用できる耐久力、そしてもちろん音色の良さは、革の質によるのだそう。

「さぁ、次は、革を太鼓に張るところ見てください~」と三浦さんに促され、再び、工房内へと戻ります。

*「三浦太幸堂」に関しては、ホームページでどうぞ~


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京都のものづくりの現場を見学。「DESIGN WEEK KYOTO」手染め友禅和紙「大塚染工場」

2020-05-18 | ものづくり

コロナの緊急事態宣言が解除行われ始めました。でも京都府は、一部の自粛緩和を行われますが、まだ解除までには至りません。でも、ちょっと気分は明るく…そこで今までなかなかブログにアップできなかったミモロのリポートをお伝えします。
今週は、緊急事態宣言が行われる直前に開催された「DESIGN WEEK KYOTO 2020」の工房見学のリポートです。


京都は、長い歴史の中で、職人たちが技術や感性を切磋琢磨し、さまざまなものづくりや文化を培ってきた町。その伝統は、今も受け継がれています。でも、そんな工房は、一般には公開されていないところが多いもの。そこで京都のものづくりの現場をオープンし、国内外から訪れるいろいろな分野の人との交流を促進することで、新たなモノづくりを創出してゆこう・・・というのが、「DESIGN WEEK KYOTO]のコンセプトです。
2020年2月23日から3月1日に開催された今年で5回目を迎え、京都市内をはじめ、亀岡市、宇治市などにある42のさまざまな分野の工房が、期間中、見学者を迎えました。

さて、ミモロは、この企画のスタッフと共に数か所の工房を巡るファクトリーツァーに参加しました。ミモロが参加するのは、宇治エリアのコースです。
2月28日9:30.ミモロは、集合場所の京都駅へ。そこからマイクロバスに乗って、工房を巡ります。
 
「ドキドキしちゃう~」と、バスの中でも、興奮を抑えられないミモロです。

1番目の見学場所は、伏見にある「大塚染工場」です。「ここ、なに作ってる?」と工場の中を進みながら、キョロキョロ。


工場では、工場の経営者や職人さんにお話しを伺います。


「大塚染工場」は、創業60年。着物生地をはじめ、モスリンなどさまざまな素材に友禅の型染めの技術で、鮮やかな模様の品々を作っている工場です。

工場の中には、以前、生地を染色する工場と同じ捺染台が、奥まで続いています。

現在は、その技術を使い、和紙への染色を主に行っているそう。「え~キレイな紙~」。友禅の生地のような雅さが漂う美しい和紙がそこに…


「あの~この紙、千代紙と違うんですか?」とミモロ。
「はい、違いますよ~。千代紙は、浮世絵のように木版画です。つまり木版を使って何度も色を重ねて作ります」と教えていただきます。
木版の上に和紙の載せて、バレンなどで押さえるのが千代紙。捺染台に和紙を貼って、そこに型をのせ、絵の具をのばして行くのが型染めの和紙です。
いうなれば、版画とシルクスクリーンの違いです。

また、「千代紙の大きさって、小さいけど、ここのは大きいサイズだ~」と思うミモロです。

つまり捺染台に貼れるサイズの和紙なら、染めることができます。

全国の和紙の産地から取り寄せたものを、注文された品に合ったものを選んで使います。

「あの~今は、デジタル印刷なんかで、簡単にいろんな紙が印刷できるでしょ?」となかなか鋭いミモロ。
「そうですね~もちろん大量に安価で印刷できますね~でも、この型染めの和紙は、印刷では出せない絵の具の盛り上がりや金銀の輝きができるんです」と。

「あ、ホントだ~絵の具が盛り上がってるし、キラキラ輝いてる~」と、紙の表面をそっと触れて確かめたミモロです。

印刷では出せない微妙なニュアンス。それが特殊に配合された絵の具です。
 

工場では、キャリア60年というベテランの職人さんたちが、真剣なまなざしでお仕事をされています。
 
さまざまな工程が、ミモロたちの前で繰り広げられます。「すご~い!」ともう夢中のミモロ。


使う色の数で、次々に異なる型が置かれ、次々に色を加えられてゆきます。
最低5回は、繰り返される染めの作業です。つまり使う色が多ければ、それだけ作業が多くなるということ。

工場の奥には、型染めの型がズラリと並んでいます。
 
この型は、工場の財産。でも、一番の財産は、ここで働く職人さん。

ここで作られた型染めの和紙は、さまざな雑貨などに使われています。

「ミモロも持ってるかも・・・ご朱印帖の表紙や箱なんかにも使われてるでしょ…」

デジタル印刷では、出せない異なる味わいこそが、この型染め和紙の魅力です。

「この型に職人さんたちの思いが宿っている気がする~」と、その使いこんだ型を見て思うミモロです。


インテリアなどにも使われる型染め和紙・・・その可能性は、まだいろいろありそう。

「今日は、見学させていただき、ありがとうございました~」とミモロ。「はい、また来てくださいね~」と。


「知らないこと、知るって楽しいね~。また、実際に工場に行くと、匂いや光、音なんか、ビデオで見るのとは迫力が違うね~」と。やはり体験することの楽しさを実感するミモロでした。

*「大塚染工場」京都市伏見区両替町15-138 075-642-6388


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お持ち帰りもできるフレンチ。川端二条の「ビストロ ヴェルジュ」。

2020-05-17 | グルメ

川端二条の東側にあるフレンチの「ビストロ ヴェルジュ」。
 
ミモロおすすめのランチでもご紹介しました。

自家農園で育てた野菜をはじめ、オーガニックの食材を使ったお料理の美味しさが、地元の人に愛されています。

今も、緊急事態宣言が解除されない京都ですが、お店が空いてそうな時間を見計らって、ミモロは、ランチに出かけました。

本日のランチは、チキンのグリル、ポーク、賀茂ナスなどを使った料理です。

店内の窓際のテーブルに座ったミモロ。「4人掛けのテーブルだけど、今はゆったり頂くように…」というお店の方のご配慮で…


「え~と・・・」といいながら、一応メニューをチェック。
 
いろいろ美味しそうな品々が並びますが、ミモロの心は、760円の本日のランチに決まっています。

リーズナブルのお値段のランチには、メインのほかに、サラダとパンかライスもセットされています。


いよいよミモロの前に運ばれたメイン。「きゃ~美味しそう!」と目を丸くするミモロ。コロナでさまざまな自粛の中、楽しみは、やはり美味しいもの。

たっぷりのトマトソースに香ばしいチキンのグリル。ふっくらとした食感に、ミモロは、うっとり。

「こういう美味しいお料理をお友達とおしゃべりしながら、食べたいね~」と思うミモロ。

「早くそういう日が来ないかなぁ~」と、窓の外を眺めます。

ミモロ、もう少し我慢ね~。「あのお友達どうしてるかな?」と、しばらく会っていないお友達を思います。

さて、ここ「ビストロ ヴェルジュ」では、お持ち帰りも人気で、次々にお客様が、電話で注文した品を受け取りに訪れています。


「また、食べに来ます~」とミモロ。「はい、またね~」と手を振ってお店を出るミモロです。


お店の外には、バラの花が美しい姿を見せています。


「もうすぐ植物園、再開されるから、バラ見に行こう~」と。18日から「京都府立植物園」が再開予定です。

京都各所では、神社仏閣の再開も次第に行われることに・・・。
今は、他府県への移動の自粛中なので、まずは京都府民だけ・・・。

「でも、集中して3密になると、また閉鎖される危険性あるよね~」と、それも気がかりです。

少しずつ、日常が戻る気配を感じる日々・・・「まだ、アベノマスク届いてないよ~」。そう、ミモロのおうちにはまだマスクは届いていません。

緊急事態宣言の解除に向けて、少しずつ人々が動き始めた京都です。

*「ビストロ ヴェルジュ」の詳しい情報はホームページで


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