ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

初夏のお出かけに、大人可愛い花柄の晴雨兼用傘など。オリジナルの品々が揃う「椿ラボ京都」kohaの世界

2020-05-16 | ファッション

「5月になって、陽ざしがすごく強くなって、お散歩には、帽子や日傘が欠かせないね~。それにもうすぐ梅雨もはじましね~」と、やはり日焼けが気になる女の子のミモロ。

39の地域で、緊急事態宣言が解除され、待ちに待ったお出かけも、やっとできるようになりそう。残念ながら、京都は、まだ解除されず、一部緩和が行われます。待ちに待ったお出かけに、なんか新しい気分になりたい!という人のために、おすすめのショップが、三条烏丸の交差点を西に進んだところにある古い洋館「文椿ビルヂング」の1階にある「椿ラボ京都」です。
 
お店の中は、まるで花園のよう・・・さまざまな花柄の生地で作られたファッションアイテムが種類豊富に並んでいます。

この花柄は、デザイナーkohaさんの手によるオリジナルで、グラフィックデザイナーの経験より、京都の植物をテーマに西洋風のモダンさと可愛らしさを備えた独特の世界を展開しています。


オリジナルデザインの生地を使った品々の中でも、ミモロが注目するのは、晴雨兼用傘。
 
坊撥水加工とUVプロテクト加工もされたファブリックで、京都の傘職人さんが、丁寧に仕上げた傘です。

「京都って、晴れてても、突然雨になったりするんだよね~。だから油断できないの~」とミモロ。
晴雨兼用傘は、京都ではこの時期の必須アイテムかも…
その種類の多さもここの魅力。


さらに、お出かけに持ちたいのが、軽量でいっぱい中身がはいるバッグ。
 

「重いバッグが持てない~」という人にもおすすめ。身軽になって、動き回るために、さまざまなサイズのバッグが揃っているのです。


また、同じ模様で、傘、バッグ、そしてブラウスなど、トータルのオシャレが楽しめというのも、ここの製品のポイント。

夏に愛用している下駄は、静岡の水鳥工業とのコラボで、長時間はいても疲れにくい構造。祇園祭の時は、欠かせないアイテムです。

その鼻緒が、こちらのファブリックで…。洋服にも似合うお洒落さ…

[あ、靴の中敷き…これ、お友達にプレゼントしよう~」とミモロ。京都は、お店やお寺などで、靴を脱ぐ機会が多く、そのため、靴の内側が気になります。
そこで、靴を脱いだ時に、オシャレさがわかる中敷きを・・・クッション性もあって、歩くのが楽になります。


現在、京都は、まだ緊急事態宣言が行われているため、お店の営業時間は短縮されています。
 

そこで、ぜひオンラインショップをご覧ください。

「わ~お出かけが待ち遠しい!」という方に、おすすめの品々が・・・

椿ラボ京都」のオンラインショップはこちらから…


コロナの拡大で、世界中のアパレルメーカーが大きな影響を受けています。店舗での営業自粛および外出自粛により、ファッションに関心と支出が低迷。大きな服飾メーカーも経営の危機に…。

今、コロナの拡大が抑えられる傾向にあり、世界各国で、規制緩和が始まりました。もちろんまだ、第2、第3の拡大への懸念を払しょくすることはできませんが、ここで一度、気分を変えて、新たな暮らしへのスタートを目指したいもの。

京都への他府県からのお出ましは、まだお控え頂くにしろ、同県内のお出かけは、グッと広がるはず…。
ぜひ、これからは、食べ物以外にも、消費を拡大し、これまで営業自粛をしていたお店でお買い物を…。

「夏になったら、お友達にも会えるようになるね~」と、それを楽しみにしているミモロ。「その時は、新しいワンピース着るんだ~」と。
早くその日が訪れるのを願って・・・今日は、雨の京都でSTAY HOMEするミモロでした。


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寺町通の「下御霊神社」の境内にお出ましになった鳳輦。神幸祭などは中止でも疫病退散のお詣りに

2020-05-15 | 祭事・神事・風習

コロナの影響で、京都各所の祭りが中止になった今年。神輿などの巡行も見られません。
そんな日、ミモロは、寺町通の「下御霊神社」に出かけました。
   
鳥居には、祭りを告げるしめ縄が飾られているものの、今年の神幸祭などの巡行の中止を告げる表示が鳥居の横に立っています。

いつもなら、参拝者で賑わう祭りの時期、寺町通には、屋台が並ぶ景色も今年は見ることができません。
境内もひっそり・・・


そもそも「下御霊神社」は、平安京で流行した疫病を鎮めるために祀られた神社です。
だから、コロナの感染を収束するために、参拝するにはふさわしい神社といえます。

ミモロは、「早く世界中のコロナウィルスが鎮まりますように・・・」と、ご祭神にお願いします。


多くの医療関係者が懸命にコロナと戦ったいる今、ミモロができることは、感染予防の手洗いや消毒などのほか、祈ることしかありません。

さて、境内の中央には、祭りで町を巡行する鳳輦が置かれていました。


5月1日に、本殿のご祭神の分御霊は鳳輦に遷されました。
「ここに神様いらっしゃるの?」
例年なら、鳳輦列は、神輿の前に氏子町を巡行します。でも、今年は、ここで氏子町を見守ることに…

「去年は、御所にも神輿参内したのにね~」ミモロも見学に行った祭りです。


神輿などは、今年、境内の奥のお倉の中に…


厚い扉をもつ蔵は、天明の大火からも神社の大切な神輿などを守ったそう。
扉に施さ絵れた漆喰の菊などの細工が、早良親王など天皇家の方々をご祭神にする神社の格の高さをうかがわせます。
  

「本当に、早くコロナ収束させてくださいね~。お祭りなくて、つまんない~」

そう、祭りは、人々に活気と喜びをもたらすもの。それが中止された京都は、いつもより寂しいもの。

もう少しみんなで我慢しましょう。

大好きなベビーカステラも、金魚すくいも、焼きそばの屋台も楽しめない今年です。



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お持ち帰りもできる品もいろいろ。三条寺町の「カニ道楽 京都本店」。ランチも予約なしで楽しめる今

2020-05-14 | グルメ

「やっぱり、まだ人出少ないね~」と、ミモロは、この日、三条通に用事があってやってきました。

すでに14時過ぎ・・・「お腹空いた~」といつものように言い出したミモロは、「あそこ行きたい~」と後ろを振り返ります。
そこは、毎年、年の暮れにお友達と出かける「かに道楽 京都本店」です。
いつもお友達が、1か月前から予約しても、希望の日が取れないことがあるほど、外国人観光客に大人気のお店です。でも、昨年は、日程が合わず、カニの忘年会はできませんでした。だから・・・ミモロは、「いつかカニ食べたい~」と、ずっと思っていたのです。
う~そんなに食べたいの・・・「うん、食べたい…」と…。

「あ、ここでも持ち帰り、アピールしてる~」と、店先には、写真入りの看板が…

京都の多くの飲食店が、持ち帰りの品を強化して、コロナの状況を少しでも乗り切ろうといています。

「あの~予約してないんですけど、入れますか?」とお店の方に。
「はい、大丈夫ですよ~どうぞ…」と。「よかった~」とミモロの顔をほころびます。

まずは、入口でアルコール消毒。


「なんかお客さんの気配がない…」静かな店内に、ちょっと戸惑うミモロ。


「カニさんはいる~」と水槽のカニをじっと見つめます。う~ちょっと目が怖いかも…


お店の人に案内されて、2階の客室へ。パテーションで仕切られたテーブル・・・でもそこにはミモロ以外のお客様はいません。
 
メニューを見て、「え~と、もう2時過ぎだから、3400円のカニ会席にしよう~」と。それが一番お得な値段・・・ランチにしては贅沢ですが…
じゃ、去年の忘年会の代わりということで…。

会席コースは、次々にカニの料理が運ばれます。かに酢、かにのお造り
 
「美味しいね~やっぱり、カニは、1度は食べなくちゃ~」と。

カニの盛りは、冬ですが、ここでは北海道産のものを現在使っているそう。

「キャ~次はなんだろ?」小さな土鍋が運ばれました。蓋を開けると、「わ~グラタンだ~」
 
大好物のグラタンに、目を細めるミモロ。

続いて、また大好きな品が・・・そう、茶碗蒸しです。そして、カニのから揚げも
 

夢中に食べ続けるミモロ。いよいよ最後のカニ寿司です。あれ?もう食べちゃたの?


そして最後に運ばれたのは、抹茶アイスクリームです。店員さんが、目の前で抹茶を点ててくれました。そしてその中へバニラアイスを・・・
 
「すごい、こういう抹茶アイス初めて~」と、なかなか斬新な品。きっと外国人観光客は感激するはず…

「う~美味しかった~」と、やっと念願のカニを食べれたミモロでした。帰りに、カニグッズもチェック。いろいろ新しい品が生まれています。


「あ、ミモロちゃん・・・来てくださってたんですね~」と、玄関であったのは、店長さん。

「はい、去年の暮れに来れなったから…」と。

「あの~予約なしで来れちゃいました」というと。「そうですね~ここのところ、外国人観光客がいないので、予約なしでも大丈夫ですよ~。以前は、2か月前から予約があって、お断りするくらいだったんですけど…」と。
「でも、カニって冬が人気なんでしょ?」とミモロ。「いいえ、1年中、外国人のお客様は召し上がるので、いつも満席状態だったんですけど…」
そう、特に中国人観光客は、カニが好きなのだとか…。

今や、外国人観光客が訪れない京都…日本人の観光客もいませんし、また、ランチとしては、ちょっと高めのお値段なので、本当にお客様が少ないのだとか…。

「あの~持ち帰りも予約しないとダメですか?」とミモロ。「ご予約いただいたら、お待たせしないでお渡しできますが、当日、ご注文いただいても対応できますよ。ぜひ、おうちで召し上がってください~」と。

店の外に出ると、「やっぱり、人がいないね~。観光客で人気だったお店って、本当に今、大変だよね~」と、三条通に出たミモロ。

いつも大勢の観光客でにぎわった通りも、今は閑散としています。

「緊急事態宣言が解除されれば、また、観光客で賑わうよね~」と。でも京都は、まだしばらく外出自粛の要請が続きます。
多くの店は。5月末をひとつの目途に、営業の自粛を行っていて、三条通や寺町、新京極も、シャッターを下ろした店が目立ちます。

「お外で食べても、いつもほかにお客様のいない時間だから、ひとりぼっち・・・寂しい~」と、ミモロ。
お友達とお話ししながら、美味しいものを頂く・・・そういう今までなんでもなかったことが、とても大切な時間だったと改めて感じます。

*「かに道楽 京都本店」の詳しい情報は、ホームページで


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新緑まばゆい「圓光寺」。緑したたる庭にうっとり。山には家康公の「東照宮」、墓地には、村山たか女の墓が

2020-05-13 | 寺社仏閣

叡山電車で徒歩15分の山沿いにある臨済宗南禅寺派の「瑞巌山 圓光寺」を訪れているミモロ。初めて訪れたお寺の深い歴史や見事なお庭に感激。
広い境内の中を散策し、建物の中へ進みます。
そこに広がるのは、「十牛之庭」という近世初期に造られた池泉回遊式庭園です。

牛を追う牧童の様子を表現したと言われるお庭・・・今は、まばゆい緑の世界が広がっています。
「秋になると、紅葉が見事なんだって~。絶対、来たいね~。きっと、そのころには、お友達と一緒に来れるよね~」と、コロナが収束することを願います。


誰もいないお寺には、静寂の時が流れます。ミモロは、しばし床の間にかかる達磨大師の掛け軸の前に座り、自分の呼吸に神経を集中させています。

その姿に声を掛けるのも憚られます。

「圓光寺」は、明治以降、日本で唯一の尼僧専門の道場だったところ。多くの女性たちが、ここで修行を重ねたのです。
 
境内には、「坐禅堂」があり、毎週日曜日には、坐禅、法話、朝粥などが行われる「日曜坐禅会」が行われているそう。
「今は、やってるのかな?」と興味津々のミモロ。コロナの影響で、不安を感じる時、「坐禅できたらいいのにね~」と。坐禅会には、前日の予約が必要。詳しくは、問い合わせてください。

境内を散策するミモロ。「大きな釣り鐘だ~」。大晦日には、除夜の鐘撞きも行われます。


さらに進むと、可愛い犬や猫の石像に出会いました。「あ、愛する動物を弔う場所だ~」。墓石には、「ありがとう」の文字が刻まれています。

「ミモロもここに入れるかな?」とポツリ。う~ミモロは、ここは無理・・・。でも、とても言えません。

境内を巡る道は、山へと通じます。
山懐には、墓石が「東照権現(家康公)の墓」との文字が刻まれています。「え?ここにお墓あるの?」と驚くミモロ。

ここ「圓光寺」は、家康が創建した学問所で、多くの人に門戸を開いたお寺です。家康とゆかりの深いお寺には、「家康の歯」を納めているのだとか。
「歯なら何本もあるから、いろんなところにお墓できるね~」とミモロ。東京の増上寺、日光東照宮、駿府の東照宮、高野山など全国に家康を祀る場所が。
そばには、家康の菩提を弔う「東照宮」も建てられています。

「う~日光や駿府みたいに豪華じゃないけど…家康を思う気持ちはきっと同じだね~」と思うミモロ。

その場所のそばには、見晴らしスペースがあって、京都の町を一望できます。
 
「家康さまが、京都の町を見守ってるんだ~」と思うミモロ。

さて、このお寺には、ほかにも歴史を語るお墓があります。


墓所の入り口近くあるのは、マレーシアから日本に国費留学していたオマールさんのお墓です。

太平洋戦争中に、大日本帝国政府が、東南アジアの占領下の国々から国費で招いた留学生で、帰国しようとした時に、広島で原爆により被ばく。京都の病院に移送されるも、そこで命を落とします。「へぇ~そういう留学生もいたんだ~知らなかった~」というミモロ。原爆により、実は多くの外国人も命を落としていたのです。「無抵抗な一般の人々を大量に死なせた原爆って、絶対に許せないよね~」とミモロ。人間以外にも犬や猫もたくさん死んでいます。
「なんにも悪くないのに~ひどい~」と。

そしてさらに墓所の奥には、ひっそりとした古い墓石。

それは桜田門外の変で命を落とした井伊直弼や国学者、長野主膳と親交があった村山たか女のお墓です。滋賀県の多賀大社の寺坊の娘として生まれ、才色兼備の彼女は、20歳で京都の芸妓になり、親交のあった井伊直弼や長野主膳に、尊王攘夷派や討幕派の情報を提供したと言われます。井伊直弼が暗殺されてから、たか女は、新撰組などから命を狙われます。岡田以蔵らに捕らえられ、三日三晩、三条河原に晒されます。命をとどめたたか女は、金福寺で仏門に入り、すでに命を落とした息子多田帯刀など、生涯にゆかりの深い人々の菩提を弔い晩年を過ごします。

彼女に、政治的な野望などあったのでしょうか?ただ愛する人たちのために自分にできることをしただけ・・・というかもしれません。
家康ゆかりの寺に葬られた彼女は、山間の墓所で静かに過ごしています。

「なんか、いろいろ考えちゃうね~」と、墓所に参拝したミモロ。
そろそろ帰りましょう。
「うん・・」というと、山道を下り始めました。道は竹林へと入ります。

「キャ~タケノコがいっぱいあるよ~」と、目を輝かすミモロ。

「え~なんでタケノコ狩りしないんだろ・・・ミモロお手伝いするのにね~」と、竹林からはみ出し、砂利道にも頭を出したタケノコです。

「なんかすごくいい時間過ごしたね~」と。


秋には紅葉が美しい場所。きっとそのころには、ここにお友達と来れるかも・・・


今は、新緑がまばゆい「圓光寺」です。



*「圓光寺」の詳しい情報は、ホームページからどうぞ~

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一乗寺駅から徒歩15分。「瑞巌山 圓光寺」の新緑の美しい境内と天空を奔る龍の姿を表した石庭

2020-05-12 | 寺社仏閣

叡山電車の「一乗寺駅」から、山の方へ徒歩15分ほどにある「瑞巌山 圓光寺」は、臨済宗南禅寺派のお寺です。
 
このお寺の前を、以前、何度か通ったことがあるミモロですが、参拝するのは、今回が初めて…。
実は、ここを訪れたのは、4月の中旬、すでに「曼殊院」「詩仙堂」などが拝観中止になっていた時期で、たまたま前を通ったところ、門が開いていて、拝観できるとのこと。そこでちょっと立ち寄りました…

「わ~大きなお寺なんだ~」と、境内に入って、その広さに驚くミモロ。まずは、入口のすぐそばのお庭に向かいます。

まだ八重桜も咲いていて、遅い花見をちょこっと楽しんだミモロです。「もう、これが今年最後の桜かもね~」と、いつもとは違う春を思います。

境内には、さまざまな花が、晩春を彩っています。

方丈に至る道の傍らには石仏の姿…

「お釈迦様かな?こんにちは~」と、ご挨拶。

石段を上がると、そこに建物が見えてきました。


上がり切った石段から、振り返ると、「わ~京都の町が見える~」山の中腹に位置する寺なのです。


さて、ここでちょっとお寺の歴史を紐解くと・・・「瑞巌山 圓光寺」は、慶長6年(1601)に、徳川家康が、下野足利学校第9代学頭の三要元佶(さんようげんきつ)禅師を招き、国内の教学発展のために、伏見に学問所として建立した圓光寺が始まりです。その「圓光寺学校」には、僧侶だけでなく、絵師や文人なども通い、学問に触れてゆきました。さらに、そこでは、木製活字により、多くの書籍を出版。それらの書物は、伏見版、圓光寺版と呼ばれ、日本の出版文化史にその功績をとどめています。

時を経て、伏見から、相国寺山内に移転、さらに寛文7年(1667)に、現在の場所に…。
運慶作と伝えられる本尊の千手観世音菩薩坐像をはじめ、重要文化財の開山である元佶禅師頂相や円山応挙作の屏風、日本最古の木製活字などが、大切に守られています。

さらに、明治以降には、尼寺の修行道場として多くの女性たちの学びの場にもなったそう。

「う~こういうお寺だって、全く知らなかった~」と、ミモロは、お寺の解説書を見て、改めて、このお寺への興味と崇敬を募らせてゆきます。

「すごいお庭がある~」と、思わず立ち尽くしたのは、「奔龍庭」という平成にできた枯山水庭園です。

天空を自由自在にめぐる龍の姿を石組が表現。渦巻は、雲海の動きを感じさせます。


ミモロは、方丈に行く前に、ちょっと山内を歩くことに…
緑の苔と楓の若葉・・・そこには、みずみずしい緑の世界が広がっています。


「緑の匂いがする・・・」と言いながら、深呼吸。


そして、ひっそりと咲くシャクナゲと水琴窟の澄んだ音色が、緊張の日々を癒してくれます。
 

さぁ、建物の中に進みましょう・・・

*「圓光寺」の詳しい情報はホームページで


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