
鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなる

東京で働いている地元の友人が三連休に帰ってきました。
目的は「鱧」を食べるためです。
関西で夏といえば「鱧」です。
特に7月の京都は祇園祭で、鱧の消費量がぐんと多くなるそうです。
“うなぎのぼり”でははく、“はものぼり”ですね

昔は明石や淡路の鱧を京都に運んだそうです。
さて、毎年恒例の「鱧の会」です。
今年は『和 川ぶち』さんでいただきました。
「付出し」の後、「鱧のお造り」と「湯引き」
「湯引き」は酢味噌と梅肉で。
「湯引き」はあっさりしていて大好きです

鱧ならではの食べ方です。
続いて「鱧の天ぷら」
塩でいただきます。
骨の部分は「骨せんべい」にしてポリポリ。
メインは「鱧なべ」です

あっさりしたダシにタップリの玉葱。
しゃぶしゃぶのようにサッと煮た鱧をいただきます。
薬味は柚子胡椒とネギです。
〆は素麺をいれて、にゅうめんにします。
これがダシに合って美味です

季節の料理があるということは幸せですね。
これからも大切にしていきたい食文化です。
この時期はぜひ鱧を食してください
