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食と酒にまつわるエトセトラ

杜氏のお仕事

2017年09月17日 | グルメ

『地酒屋 鳴門』さんに「奥播磨」の下村酒造店の蔵人さんが来られているという情報を得て行ってきました。

先週発売されたばかりの秋のお酒「播秋(ばんしゅう)山田錦」「播秋(ばんしゅう)兵庫夢錦」のご紹介です。

「播秋」は秋のお酒ですが、「ひやおろし」とは違います。
ひやおろしは、火入れした酒をタンク貯蔵、熟成させて出荷するお酒ですが、「播秋」は火入れせずに瓶詰めし、そのまま落ち着かせます。
いわゆる「生生」酒です。

レギュラーの「山廃純米」と「播秋 山田錦」と「播秋 兵庫夢錦」。
米違いの飲み比べです。
酒米の個性が出ています。

蔵人さんがいろいろなお話をしてくださいました。
酒づくりのお話なのですが、私たちの生き方にも為になるお話です。

 

例えば、お茶に「生茶」と「爽健美茶」があるでしょう。
出来上がってから「今年は生茶ができました」というわけにはいかない。
杜氏の仕事は、毎年毎年、米や気候の条件が変わる中で、出来上がりが「生茶」になるようにしていくことです。
だから順調な時ではなく、何かあった時が勉強になるんです。

なるほど、その通りです。
また、いいお話を聞かせてもらいました。

 

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