♪見慣れない服を着た
君が今 出ていった
夜から雨、天気予報はそう言っていたらしい
ただそのメッセージは私には届かなかった
♪髪型を整え
テーブルの上もそのままに
窓に付いた水滴を見ながら、心の中に少しだけ隙間を感じた
隙間を埋めるため街に出ようとしたときには、その雨は止んでいた
♪ひとつ残らず君を 悲しませないものを
君の世界のすべてにすればいい
冷めた心を暖めてくれた店を出ると、アーケードを打ち付ける雨の音
この雨が身体にしがみついた疲れを流してくれるならば
♪そして僕は途方にくれる
「傘 お持ちですか?」
やさしい店員さんの声
そして僕にビニル傘をくれる
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