M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

鶏って何羽いるの?

2022年09月01日 | 日記

明石の『酒道場』さんで友人たちと「焼き鳥」を食べながら、

「世界中に食用の鶏って何羽いるのかな?」

って考えてました。

鶏は宗教上の制約も少なそうだし、世界中で食べられていると思います。
世界人口を約79億人とすると、鶏の数は79億羽より多いかどうか?
まずここから考えましょう。

手羽先は1羽から2本しかとれないので、手羽先唐揚げの数÷2の鶏がいる。
手羽先の消費量から想像すると、なんとなく人口よりも鶏の方が多そうな気がします。

今飼養されている鶏の羽数を「飼養羽数」、年間で出荷される鶏の羽数を「出荷羽数」とします。
農林水産統計によると日本のブロイラーの飼養羽数は1億3900万羽、一年間の出荷羽数は7億1900万羽。
食用鶏は生後7~8週程度(2.5kg前後)で出荷される。
ざっくりとした感覚で、日本国内では、ある時点で日本人口と同じ羽数の食用鶏が育てられていて、飼育期間のサイクルで出荷されているイメージですかね。
日本は鶏肉の輸入量も多くて、約4割は輸入。(世界で一番輸入比率が高い)

ということで、日本で年間12億羽くらい食べているのかな。
1人年間10羽強。
子供からお年寄りまで平均するとこのくらいかなぁ。
もうちょっと多いような気もします。

USDA「World Markets and Trade」(In selected countries)から、世界の鶏肉生産量は年間約1億トン。
骨付き可食部を2.0kgで計算すると出荷羽数は500億羽。(骨付き換算等の誤差が大きくなりそうです)
これを7.5週サイクル出荷として、年間6.9回転で割り算すると飼養羽数は72億羽。

世界にいる鶏の数は、人間の数よりも少ない。
うーん、どっかで計算間違いしてるのかなぁ。


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