安芸の宮島

宮島に行ってきました。

今回は初めて宮島に宿泊です。
ちょっといい旅館ということで『岩惣』さんに宿泊しました。
宮島で一番古い旅館で創業は安政元年。ペリーが2度目に来航した1854年の創業。
今年で創業161年目です。

お客様には、夏目漱石、高浜虚子、森鴎外、斎藤茂吉、吉川英治、西條八十・・・　素晴らしい方々がお泊りになった宿です。

新館ですが、きれいな和室です。
窓からは厳島神社の大鳥居も見えます。 

夕食はお部屋で。

いろいろと手が込んでいて、一品一品、見た目も美しいです。

接客も気配りが行き届いていて素晴らしかったです。

お世話になりました。
ゆっくりとした時間で、日常の慌しさから離れて、くつろぐことができました。
ありがとうございました。 

いつの日か『岩惣』さんのお客様年表に、私の名前が載ることがあるのでしょうか？

 

テビチ

日曜日、ポートアイランドで開催された「神戸バレンタインラブラン」に参加してきました。

私は4人で1チームの駅伝の部に出場。見事、完走できました！

それはともかく(笑)、私たちのチームにとって、走ることよりも重要な打ち上げは、三宮の沖縄料理『琉金』さんで。
ペアで走った2人のランナーと、もう1つの駅伝チームのランナーの総勢10名で、まだ日の落ちていない午後4時にスタートです。

「オリオンビール」で軽くウォーミングアップした後、沖縄出身のチーム最速ランナーおすすめの泡盛「請福」からぐいぐいペースを上げていきます。

料理は、もちろん沖縄料理！
「じーまみ豆腐」「島らっきょう天ぷら」「もずく天ぷら」「スパム玉子」「チャンプル鍋」「豆腐窯」「沖縄おでん」そしてトロトロの「テビチ」も！

食べたい、食べたい → 食べてぇ → たびてぇ → たびてぃ → てびてぃ → テビチ！！（ばんざーい）

これが「テビチ」の語源という説があります。

美味しい料理と楽しいおしゃべりで、泡盛のボトルを3本ほど空けて、ようやくゴール！

その後、まだ飲みに行った強者もいたそうな。
恐るべしランナーズ… ほんまにタフやな。

穴しん

明石の『Pon-Kotsu』さんの人気メニュー「穴しん」です。

明石名物の「焼き穴子」と「お新香」を刻んで和えた一皿です。
「大葉」と「ゴマ」がいいアクセントになっています。
簡単ですが、いい穴子を使っているので、なかなか旨い！
でも、安い！

立ち呑みやさんは、こういうメニューかないとね。

立春、満月、今朝しぼり、そして書初め

関西の海苔協会の地道なマーケティング戦略が大成功した節分の「恵方巻」フィーバーの翌日。
そう、今日は立春です。

立春を過ぎると、
「暦の上では春なのに、寒い日が続きますねぇ」
という大人な時候の挨拶ができますね。

立春の日の夜、しかも今宵は満月です。
ならば、今日は『まんげつ亭』さん。

まさに今日、立春の今朝しぼりたての『富久錦』さんの「立春朝しぼり」をいただきました。
これから「春」に向かっていきますよね。

『まんげつ亭』さんでは、毎年、年初めの書き初めイベントがあります。
お客さんが今年の想いを書に表現しています。
その初筆が壁一面に貼られています。

毎年、お酒のアテに見ていますが、今年はアクティブに動く感じの言葉が多かったように感じます。
女将に聞くと、今年は久しぶりに「夢」の字があったのと、「恩」の字が多かったとのこと。
神戸の震災から20年、みんな「恩」ということを感じているのでしょうか。

壁に貼られた書初めの中で、私の目をひいたのは、

「武田久美子」？

いいですねぇ、貝の水着・・・

ではなくて（笑）
それを見て感じたのは、改めて自分の名前をしっかりと書いてみるのもいいのではないかな。

親はどういう想いで名づけたのか？
この名前で、数十年間、社会の中で生きてきたこと。
自分が何者であるのか？

いろいろと考えながら、来年は筆で自分の名前を書いてみたいと思います。 

「井川遥」と書くかもしれませんが。。。

 

ごめんね。

ちょっとお疲れ気味の後輩を誘って三宮の『Takebou』さんへ食事に行ってきました。
カウンターがメインの小さなフランス家庭料理とワインのお店です。

先日、仙台にあるビストロ『ジョバン』のマスターから連絡があり、

「今度、神戸に行くのですが、『Takebou』というお店を知ってますか？」

と聞かれて気になっていたお店です。（実は知らなかったんで）

　

かわいい後輩も、美味しいものでも食べて、少しでも気が晴れたらいいかな。

ビールで乾杯して、「温泉玉子のシーザーサラダ」

お皿もキレイです。
玉子を崩して、よくかき混ぜていただきます。

ものまねタレント山本高広似のマスター（失礼！）に、オススメを聞いてみたら、「海老とホタテのパン丸ごとグラタン」と「鴨と林檎」をすすめてくれました。

さらに赤ワインをグラスで。

「海老とホタテのパン丸ごとグラタン」 
これです！ 

大きなパンの上にグラタンが載っています。
海老はプリップリツです。

上側のパンはガーリックトーストになっていて、細やかな切れ目を入れてあります。
ちぎってグラタンと一緒に。
これは逸品です。

次のワインはポルトガルの「CARM」というワインを奨めてくださいました。
トゥーリガ・ナシオナルというブドウ100%、このワインは酸化防止剤を使っていません。
「ビオワイン」を目指しているのではなく、「単に味が悪くなるから使っていない」というワイナリーのこだわりが気に入ったそうです。 

　

お肉料理の「鴨と林檎」

林檎をオーブンで焼きリンゴに、鴨肉と一緒に食べます。
リンゴの甘みがソースにマッチしています。

最高に美味しいです。
バケットをもらって、ソースまで全部いただきました。

めちゃくちゃ大満足です。
おいしいものをしっかり食べられます。
『Takebou』、また来ようっと。 

　

あ、後輩がいろいろ話をしてくれましたが、私の心の大半は料理とワインに・・・・

ごめんね（笑）