雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

神田日勝 十勝の農民画家 

2013-07-02 14:37:21 | 紹介
     神田日勝記念展のポスター 十勝と日高の境の峠は「日勝峠」と言います。 何か因縁があるのでしょうか、鹿追(しかおい)の画家で「神田日勝」という方がおられました。名が「日勝」で峠の名と同じです。十勝にちなんだ名でした。 カムイラビットがまだ若い時、帯広にて道展だったか、全道展だったか絵の移動展がありました。絵が好きでしたので池田(町)から早速見に行きました。 展示品の中に気を引く絵が2枚並んで展示されており、特に裸電球の下にうずくまる人物像に興味を持ちました。どれぐらい見ていたでしょうか、隣に座っていた男の人が「これは私の絵です」と言います。作者さんがそこにいるとは思ってもいず、それは奇遇というものでした。何を会話したか思い出せませんが、裸電球の下の自画像とバックの新聞紙の細かな描写に感心するばかりでした。 ところが、私が感心をして見ていたこの絵はその後有名となり、神田日勝の代表作の一つとなりました。カムイラピットは自負しているのは、自分が素晴らしいと思った作品が目利きの人にも認められているということでした。 神田日勝氏にこの時お会いして次の年に風邪をこじらせて彼は亡くなりました。 当時私は色紙に植物絵を描いていましたが、勤め先の高校に美術の講師として来られていた米山将司さんが、神田日勝に傾倒しており、伝記や系譜をまとめられていました。今では貴重な資料として伝えられている事でしょう。今でも米山さん・神田日勝さんが心に残っております。 今年、神田日勝記念館で回顧展が開かれると云う事で、私の回顧とともにご紹介しました。

狸小路きみこ ギャラリー喫茶「法邑」経営

2013-07-02 11:42:28 | 紹介
法邑喫茶2号店 乞うご期待

 
 
 開店が待たれる法邑2号店
 
昨日(7月1日)はギャラリー喫茶の「法邑」(ほうむら)(札幌市東区)さんにラビ妻と行って来ました。
ブログで「北海道三大喫茶」のひとつとしてカムイラビット感覚で紹介した喫茶店です。画廊では明日から開かれる絵画展の審査中でしたのでママとは十分な話も出来ずでした。
店はゆったりした空間の喫茶でゆっくりできる店です。いつもと変わらず、この日も女性のお客が多く来ておりました。都会にあって周りの建物や風景が窓の位置でほどよく隠され、都会にいる感覚がありません。札幌市の景観賞を受けた建物でもあります。
「法邑」のママの気さくさが気楽に行ける喫茶となっています。
そして、ママはペンネームを「狸小路きみこ」と称していて、別棟にある施設(かっての喫茶兼画廊・現在休館中)を今後改良し何かをしようとしておりました。現在外壁にベトナム人の方による壁画が描かれつつあります。開館は今後にご期待というところです。外壁の絵から想像するに何か面白い企画がされていることがわかります。
壁画はもちろん狸が描かれていますが、画家のベトナム人のセンスを生かす様子には面白さがでておりました。
作業の途中でしたが、ベトナム人は台から下りてきてしばらくの間カムイラビット夫婦の相手をしてくれました。日本語が上手で驚き、描いている姿は楽しそうでした。
この壁の絵を次に紹介します。