雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

山菜で くったくた(くたくた) 山菜食った食った

2014-05-14 20:34:52 | 

山菜で くったくた(くたくた) 山菜食った食った

この時季は忙しく、かつ気乗りしないので、とうとう3日間もブログを休ませていただきました。 御心配をおかけしました。

連日、山野草散策やら山菜取り、鉢物の植え替え、畑の整備、菜園の種植えなどで、ついついブログを3日も休んでいたのです。山菜の取れるこの季節は日が経つのが早く感じています。

今朝(14日(水))は、ウド取りにMさんと行こうという話になり、朝6時20分に「望来(もうらい)の山」に向けて車を走らせました。山道に入ると、だいぶ手前のところに車進入禁止の鎖がかかっており、そこから長い距離を歩く事を余儀なくさせられました。昨年は鎖がかかっていなかったのに、車による奥の牧草地が荒らされたのでしょう、地主が怒って今年は車が入らぬよう鎖が掛けられていました。人の迷惑を考えないで車を乗り入れた人たちの行動によって、今年は意外な苦労を味わう事になったのです。

山の中までカメラを持って行くのは大変です。笹の先がウドのある沢です。

独活(ウド)が生えている所は急な崖の斜面にあり、独活をリックに詰めてさあ帰ろうと坂を登り始めるとリックの重さと急な崖、さらには笹の茎の上で滑りやすく、2歩登って1歩滑り落ちるありさまでした。荷物揚げは大変な重労働となりました。上にあかっても、その場から車の置いてある所までの距離は長く、リックの重さで「くったくた(くたくた)」となりました。

 

リック一杯の独活を背負ったMさん。手を指している先が深い谷でそこにウドがあるのです。 取る前のウドの写真

帰る道(途中)で、いつもアスパラガスの贈り物を頼んでいる御厩さん家に寄りましたら、アスパラ送りの作業中で、ひとつかみのアスパラを戴いてしまいました。連日の山菜取りでヤチブキやらフキ、コゴミやら、今回取ってきたウドと食べる物が豊富にあるのです。そして戴いたアスパラと、山菜もあり食べるのが忙しい毎日となりました。家に戻ると玄関には、別にOさんからのアスパラが置いてあるではないですか、ありがとうございます。春は自然のめぐみで満ちています。

独活は健康食(薬膳料理)となります。各家庭でウドの料理の仕方が違いますが、以下が主に料理の仕方です。

①茹でて、適当に切り、「酢味噌和え」にします。

②「キンピラウド」(皮の部分)にするとウドの全体を戴くことになります。無駄にしないで全部処理することになります。

③「油揚げ」にするのも美味しい食べ方です。

この山取りのウドをスーパーでも売っていますが、一束498円とかで売っていますので、ウドは高級食材となっています。