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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

なかにし礼さん死去 82歳 石狩挽歌、北酒場 長崎ぶらぶら節で知られる

2020-12-26 17:14:15 | 記録

「なかにし礼さん 82歳で死去」

2020年12月23日午前4時24分心筋硬塞で 82歳で亡くなられました。

 写真は民間のテレビ放送から借用

小樽御殿の青山邸の庭に、なかにし礼さんの歌った「石狩挽歌の碑(歌 北原ミレイ)」があります。

「ゴメが来るからニシンが来ると・・・」の詩なのです。少年時代の増毛の浜の情景をうたったものだそうです。

小樽市立手宮西小学校に数か月かよったことがあり、北海道ゆかりの歌を多く書いています。

氏の「歌は遠くの人に響くもので無ければならない」という言葉が耳に残ります。

もう10年以上も経つでしょうか、なかにし礼さんの講演会に行きました。

壇上に上がるなり、こうゆう事で座らせて話させていただくなどの一言も話さずに、はじめから椅子に座り話が始まります。

あれあれ、少しおかしいと思ったのでしたが、「石狩挽歌」「長崎ぶらぶら節(2000年・直木賞受賞)」の書き手とわかり、まあ許せるかなどと思いながら講演を聞いたのでした。

多くの人の講演を聞いた中で椅子にすぐ座り話した人はこの方一人でした。人は小さなことから違和感を持つものですが、なかにし礼さんがそうだったのです。

亡くなる10数年も前でしたので、まだ健康であられたのにと思うことしきりでした。

手がけた歌詞は4千曲もあるといいます。「北酒場(細川たかし)」や「時には娼婦のように(黒沢年雄)」などなどのヒット曲などつぎつぎ出しました。

NHKテレビなどで、なかにし礼さんの死を悼み次の日は何度も放送されました。