「北海道の冬景色は一面の銀世界 ナナカマドの実も赤く輝きます」
一週間ほど前に「ボタ雪」が降りました。冬にしては気温が高かった週でしたので 降る雪も柔らかいボタ雪でした。
この様な日の朝は私のカメラの出番です。
一通り違う近くの路地のナナマドの実の上にボタ雪が積もって、なぜか実が真っ赤に見えるのです。
雪とナナカマドの実がコラボしてそれは綺麗な情景が生まれるのです。
実はまだ落ちずにいますので、雪の白とナナカマドの実の赤とがみごとに反映し合うのです。
白が赤を引き立てていると見えます。
ボタ雪が降るといつも写真を撮りに行くのですが、この季節は写真の題材も少なく、ナナカマドと雪山が映す対象となります。
今週は寒さが厳しくなりましたので、粉雪はナナカマドの実上にはとどまらず、ナナカマドの赤ら顔も目立ちません。
街路樹としては一年を通して楽しませてくれるのはナナカマドでしょうか。
2月ともなれば、寒気と暖気の繰り返しが行われ、ナナカマドの実も熟んで柔らかくなります。その実を狙ってムクドリやキレンジャクなどが飛来し一気に実は無くなってしまいます。
この様になれば春はいち早くやって来ます。