雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

映画「キタキツネ物語」から生まれた 「オホーツクの村」造り 竹田津実さんと18人の侍

2018-12-14 17:26:27 | 自然

『18人の侍が造った「オホーツクの村」』

竹田津実さんと言えば、北海道小清水町に住む獣医師でした。獣医師をしながら、小清水町の特にキタキツネの生活を追って(撮影して)いました。

そのうち、一躍動物写真家として知られるようになりました。

今は小清水町から東川町に移り住みましたが、むかしの小清水町の自然復帰の取り組みを含めた記録簿をこのほど、平凡社から、北海道小清水「オホーツクの村」ものがたり(1836円) として発行しました。

この本は、小清水町の森の中には、サケの遡上する川が流れ、渡来する鳥の渡来する池があり、森林観察塔や探検迷路の仕掛けがある。こんな理想の森づくりを目指す竹田津さんと18人の侍の活動報告です。

理想の森づくりは40年もかかったようです。

22㌶の幼い林を買い取り、土地を買い取って自然の豊かな原始の森に造り変えていく運動は並大抵の事ではなかったようです。

「普通の自然を残したいと始まった運動。いい作業だった。楽しい日々であった」と回想しています。

 

〇12月14日、私の退院祝いを兼ねて、kenpu夫妻と食事会をしました。

〇12月14日の札幌は朝から雪が降り、今季最高の積雪量になりそうです。

〇14日あおり運転の判決が出ました。懲役18年の判決です。二人を死に至らしめた行為に対して、刑はまだ軽いとみるむきもあります。


手袋は「はく」の、「はめる」の 北海道方言

2018-12-13 17:52:20 | 風土

「手袋ははく」 北海道弁

北海道の言葉に「手袋をはく」というのがあります。標準語では「はめる」なのです。

開拓時の北海道は寒いので、手袋は「ぽっこ手袋」が子どもの手袋でした。親指の部分と4本の指をまとめてはく手袋でした。

靴下は「はく」と言いますし、はめるとは言いません。靴下に足を入れる、これぞ「靴下をはく」という言葉になりますが、ぽっこ手袋に手を入れるのも同様な感じで、北海道では「手袋をはく」という言葉になったのでしょう。

道民にとっては「はく」の方が言いやすいのです。

5本指の手袋であれば、標準語の「手袋をはめる」と言う言葉になるのでしょうがね。

道新「新・北のうた暦」(2018.12.5)の欄に、

  手ぶくろをはかずに君を待っている   荒井愛永 

という句が載っていました。俳句なのか、ただのつぶやきなのか分かりませんが、これが「新・北のうた」なのでしょう。

五十嵐秀彦さんの解説に、寒い朝(?)のこと。恋人を待っているが、あえて「はかずに」寒風の街角に立っている。そのほうが早く会えるような気がするのだ。とありました。

道産子として言葉(北海道弁)の面白さを感じています。

 

 

 

 


一読・・・、千字・・・・、・・・・・。 私の睡眠法

2018-12-13 11:26:49 | 随想

「皆さんは寝つきが良いの?、寝つきが悪いの?」

明日に何かが(行事が)ある時は、なかなか寝つきが悪いものです。朝起きたらこれをして、あれをしてと・・・・考えるとなかなか寝付かれません。

目がさえて、いつまでも脳裏の中であれこれと考えてしまいます。

寝る時は考え巡らせてはいけないのです。

むかしから、「寝床に入ったら羊の数を数えると良いのよ」と言います。「羊が1匹・・羊が2匹・・・羊が3匹・・・・羊が4匹・・・・・羊が5匹・・・・・・ 〇・・・」という具合にです。

NHKの朝ドラの「あまちゃん」では、「うにが1個・・うにが2個・・・うにが3個・・・・ うにが4個・・・・・」と数えるシーンがありました。

物は何でもよいのです。例えば「象が1頭・・象が2頭・・・象が3頭・・・・象が4頭・・・・・」でもかまいません。象ではちょっと大きすぎるかも知れませんね。

寝る時には、無心になること、頭を働かせない(考えない)ことが必要の様です。

 

そこで私は、寝つきの悪い時に、私なりの呪文を唱えることにしています。

それが、「一読・・・、十笑・・・・、百吸・・・・・千字・・・・・万歩・・・・・」なのですが、一日の反省・懐古を取り合わせて、繰り返し唱えるのです。

何度か唱えている内に寝てしまいます。「百吸」の言葉に来た時は深呼吸を何回か繰り返します。この「百吸」のところで、大半は寝付いてしまいます。

一日でこの5項目が実行できることはありません。私がせいぜいできることは「一読」と「千字」ぐらいです。

一日に少なくとも新聞の記事でも、コラムでも読むこと、これが「一読」です。もう一つの「千字」は、一日に千字以上の字を書く事。この二つの実行です。

一日に「10笑」するのもなかなか難しく、一日に「一万歩歩く」のも大変です。

 

 

 

 


温泉は 気持ち良いでごザル 函館市熱帯植物園

2018-12-12 10:07:56 | 動物

「温泉好きは猿も同じでござる」 函館市熱帯植物園

ある動物も温泉の味を知ると、入浴を楽しむらしい。

今や恒例になりましたが、函館市湯の川3にある函館市熱帯植物園では湯の川温泉から温泉水を引いて、サルに温泉入浴をすすめています。

サルが入浴するなんて愉快じゃありませんか。サルもうっとりして温泉に浸かっています。サルも人と親戚筋ですから、温泉は猿の健康にもつながっていることでしょう。

 道新12月1日夕刊の写真より借用

温泉を楽しむのは猿の中の「ニホンザル」で、入浴すると特別顔が赤くなりますので、気持ちの良さが伝わってきます。サルはさらにかたまってい入っているのですから笑いをもらえます。

よく写真を撮ってきて写真展に出されていますが、何度見ても楽しくなります。

同園では開園の翌年の1971年から行い、次第に人気が高まってきてます。

おサルの温泉は、来年の5月6日までです。

〇 お猿の温泉は、猿専用温泉風呂なので人と入ることはありません。動物と一緒に入ることなど考えられませんよね。

  ある兎年に定山渓温泉の大きな露天風呂のある温泉で、兎が温泉に入っている写真が報道されました。いやいやこれは人も入る温泉に兎を入れていると驚いたものでした。

  やってはいけないことはやってはいけないのです。

  むかしから言われたことは、兎には水を飲ませてはいけないと言われていましたので、この兎もはた迷惑であっただろうと思います。


えりも町観光協会が動いた 「襟裳岬コンブ漁船で周遊」

2018-12-11 18:46:56 | 観光

「襟裳岬を海から見たい! 要望に答え コンブ漁船活用」えりも町観光協会が動いた。

ラビ妻に「襟裳岬を見る観光船を考えたよ」と、話したらうなずいた顔はしなかった。「わざわざ海から見る風景でもなさそうだ」というのが答えの様でした。

えりも町観光協会が、地元漁業者と企画した観光で、15㌔、所要時間50分で8000円。6.2㌔、同30分5000円と言います。

  昆布漁船 観光コンブ漁船には、一つの船に6人乗ると言います。

ラビ妻が襟裳岬周遊観光と比較したのが、「ハートの湖・豊似湖の空中遊覧」、こちらの観光を優先したいらしいからでした。

コンブ漁船は長さ6.77㍍で旅客定員は6人となっています。

  2015年8月撮影

乗ってみたい気持ちと、ちょっと小型船なので身を引く気持ちとが交錯します。

襟裳岬は風極の地、風の強い所のイメージが強くどうしようかなと迷ってしまいます。

さあて、あなたならどうしますか?。

 

 


北方四島 二島返還で幕引きは許されず

2018-12-10 21:03:54 | 歴史

「歯舞群島、色丹島二島返還で済まされません」

安倍首相は、北方4島の中の歯舞群島、色丹島の二島変換を進め、日ロ平和条約締結交渉を加速させる考えでいます。

とんでもありません。北方領土は国後島、択捉島を合わせた四島で、第二次世界大戦の終戦直後ロシアが攻めてきて不法占拠したのです。

二島どころか四島は日本の領土です。二島返還で事を済まされては許されることではありません。

二島で幕引きは許されません。

内閣府が7日、北方領土問題に関する世論調査の結果を発表しました。ロシアが法的根拠なく北方四島を占領していることを知らない日本国民が32%もいるといいます。

国民が歴史的事実を学習し、北方四島に関心を持ちつづけ、四島返還を進めなくてはならないのです。

戦後73年も経っているのに何という事でしょう。よくもここまで引き延ばしされているのでしょう。

 

 

 

 


寒さ待たれる 「ニシン漬け」 我が家の特選漬け

2018-12-09 11:16:09 | 

「ニシン漬け」

12月の寒さのやってくるのを待って、我が家では「ニシン漬け」をします。

出来上がりは毎年上手く漬け上がり、息子家族や近所の方や、ラビ妻のボランティア先で大人気です。

ですが、今年は残念ながら我が家では「ニシン漬け」をしないことにしました。菜園の不作、塩分控えめの生活を強いられている事が原因です。

ラビ妻のボランティア先で、「ダイコン干しましたか?。今年も漬物付けるのでしよう?」などと質問されているそうです。

我が家の「ニシン漬け」、「カボチャ漬け」を食べたいがための質問のようです。

材料の主力は、キャベツとダイコンとミガキニシンで、中でもキャベツは柔らか味のある大球が喜ばれます。ダイコンは半干ししたものを使います。

ミガキニシンとショウガ、キリコンブ、ニンジンの細切り、ナンバン、コウジを用意し、ダイコン、キャベツを主力として互い違いに並べて付け込みます。

10日もすればたべることができます。暖かい日が続くと酸味が増して嫌がる人が居ますが、私などは酸味のあるニシン漬けも好みですので、長い事食べています。

体調が戻れば、来年は漬けているかも知れません。

 


「そだね」が今年の新語・流行語大賞に決まったよ 「そだねー」

2018-12-06 10:46:06 | 随想

「平成最後の流行語大賞に 『そだねー』が選ばれた ・・・・そだねえ」

今年の日本語大賞の候補にあげられた言葉にしっくりしたものが私的にはあまりありませんでした。

大賞を選ぶにしても心に優しい言葉が望ましいと思っていました。知人と話していても「そだねえ」位かなどと答えが返ってきてました。

今年は体育系の言葉が多かったのですが、「奈良判定」など良い感じの言葉ではありませんでした。

心に響いて良い感じとして選ばれたのは、心に優しい響きのある「そだねえ」の言葉だったのです。

〇カーリング女子ロコ・ソラーレ(北見市)がピョンチャンオリンピックの試合で使っていた、その手でいいよねの合意語だったのです。

 決勝まで勝ち進み、何試合もテレビで放送されたことにより、多くの人に知られる言葉になったのです。

 この時試合の合間の時間におやつを食べていた「もぐもぐタイム」の言葉も流行語大賞にノミネートされていました。

 私は、当時病院に入っていて、オリンピックを長々とテレビを見ていたのですが、病院ではテレビ視聴に金が掛かり1万5千円位の出費したものでした。

 

「そだね」が北海道の方言(北海道弁)と言うからびっくりです。何気なく使う事はあっても何度も使う事はありませんでした。「そだねー」は「そうですよね」の略でどちらかと言えば丁寧語と言えるでしょう。

 

 

 

 

 


気候不順で 農作物高騰 生活に影響

2018-12-05 21:00:09 | 随想

「今年は気候不順の年」

店頭の野菜が高騰しています。

一度値上った野菜は、なかなか値が下りしませんので生活を脅かします。

今年の7月の気温が極度に低く、記録的な異変であったと報道されています。

我が庭の今年最後(11月)の花(ホトトギス)です。

北海道にはあまり来ない台風も、21号台風と24号台風とたてつづけに襲って来て、農家も大変だったと話していました。

特に、21号台風では札幌近郊も大きな被害にあいました。ついでに地震も起こり追い打ちをかけられた感じです。

ハウスでシクラメンを栽培している企業では、地震の影響で停電になり大変だったと話していました。

我が家は、気候の不順と台風の影響をもろに受けたばかりでなく、世話する手がなくなり、不作以上の有様で今年は終わりました。

〇あっという間に12月5日になりました。昨日までは気温が高かったのですが、今日からマイナス温度になりそうです。

 


藻岩山(札幌の)夜景 新三大夜景のひとつ ラーメンの名は札幌から

2018-12-04 09:34:02 | 観光

「外人さんが多いね! 藻岩山」

札幌は「新三大夜景」の一つに今年も選ばれました。

新三大夜景と言えば、選ばれたら永久的かと思っていたのですが、昨年まで札幌、長崎、神戸でしたが、今年は神戸がはずされて、札幌、北九州、長崎となっています。

 

夜景は、街全体の夜の景観から選ばれるそうで、札幌は大通りやすすきのイルミネーションや店のネオン、大倉山スキー場からの眺め、テレビ塔からの眺めなど魅惑的で、新三大夜景に選ばれていると聞いています。

2日(12月)に、藻岩山に出掛けましたが、晴れの日で、夕方からは札幌の街の灯がキラキラ輝いていました。

そのせいか藻岩山からの夜景を見に観光客が多く訪れてきています。

何台もの観光バスが来て、ロープウエイ・ゴンドラも満員になるのです。中国や東南アジアからの人が多いですね。

この日に、マレーシアから来ている青年と話しすることがありました。その中で、「札幌では何食べたい?」の話をすることになり、寿司、ラーメン、ジンキスカンなどと挙げましたが、ラーメンが安く手ごろなのでお勧めです。

ラーメンやお寿司は世界共通語になっているほど知られています。

ラーメンは日本全国どこにでも店がありますが、中でも札幌ラーメンの魅力を感じている人が多いのです。

ラーメンをわざわざ食べに札幌まで東京から来たという青年がいる位です。

〇「ラーメンのいう名前の起こり」について、NHKテレビの放送の中で、竹家食堂という店が北大近くに営業していて、中国人の王文彩と言う人を雇っていたそうです。

食堂は心静まる場所で、ロースメンの肉糸糸麺が出されていて、中国人の留学生が多く食べに来ておりました。店は日本人にも人気となり、食べに来た人でごったがえしたそうです。

メンを中国の呼び名でいうか、日本の呼び名でいうか争いがありました。

店は繁盛しました。中国店員の〇〇〇〇が出来たよと言わずに「ハオラー(出来たよ)」と言って出してましたので、いつの間にか肉糸糸面を合わせた「ラーメン」の言葉が生まれ、麺の呼び方論争は終わりました。

この事から言えば「ラーメン」の呼び名の発祥地は「札幌」といってよいでしょう。