想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

初冬の皇帝ダリア 詩

2024年12月09日 | 

初冬の寒さの中
空高く凛と咲く
皇帝ダリヤ

花びらに誘われて
ひとひらと舞い降りる蝶

いつもなら
人の気配に怯え
飛び立つはずが
寒さのせいか
この日はじっと佇む

蜜を味わいながら
寒さに耐える
小さな命

その姿に
じんと温まる胸の奥

季節は移ろい
木枯らしも
なぜか
ほんのりと温かい 

ひとときの
優しさと強さと温もりが
そこにはあった

それは初冬の
とある風景

自然とは
こうも美しいものか

Viva nature!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水道水や土壌汚染が危ないPFAS | トップ | 不思議と覚えにくい名前があ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿