想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

水道水や土壌汚染が危ないPFAS

2024年12月08日 | 野山散策
 コロナ5年12月8日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

PFASに関連する問題は、現在も世界中で注目されています。映画(ダークウォーターズ)を観た後で調べたところ、アメリカやEUでは、PFASの基準値が日本の10分の1程度に厳しく設定されているそうです。日本でも最近、厚労省が基準値を公表しましたが、現状ではまだ甘いと感じます。フッ素加工のフライパンや防水加工製品など、身近な製品にもPFASが含まれている可能性があり、私たちの日常にも深く関わる問題です。

映画を通じて感じたこと

この映画を観て改めて感じたのは、私たち自身が「物の本質」を見抜く力を持たなければいけないということです。企業が利益を追求するあまり、危険な物質を隠してしまうことは珍しいことではありません。そして、その結果として新しい病気が生まれ、それに対応する医薬品が販売されるという「負の循環」が生まれているようにも思います。

映画を観て学んだことを、日常の中でどう活かせるか。これからも身近な製品や環境問題について関心を持ち、より多くの人と情報を共有していきたいと思います。

✳︎参考
映画**「ダーク・ウォーターズ」(Dark Waters)**は、実際の事件を元にした作品で、アメリカの弁護士ロバート・ビロットが化学企業デュポンの不正を暴く過程を描いています。この映画は環境汚染、企業の倫理、そして弱者がどのように犠牲になってきたかを浮き彫りにしています。

あらすじ

弁護士ロバート・ビロットは、大手化学企業の側で働いていたが、ある日、ウェストバージニア州の農場主から助けを求められる。彼の牧場では、牛が謎の病気で次々に死に、川や土地が汚染されているという。調査を進める中で、ビロットはデュポン社が「PFOA」という化学物質(通称テフロンの成分)を違法に廃棄し、それが住民の健康や環境に重大な影響を与えていることを知る。住民たちは癌や深刻な健康問題に苦しみ、動物たちも命を奪われていた。

ビロットはかつての雇い主である大企業を相手に訴訟を起こし、証拠を集める。しかし、デュポン社は膨大な資金力と影響力を使い、隠蔽を図り、裁判を引き延ばし続ける。ビロットは自分のキャリア、家族、健康を犠牲にしながらも戦い抜き、最終的にデュポンが責任を認める瞬間を勝ち取る。

現実問題、このような事は世界のどこでも起こっていることではないかと推察されます。知らないのは私たち善良な市民だけです。由々しき事ですが、私たち市民が監視していかないとなかなかなくならないのが現状です。






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