コロナ3年8月13日(ウクライナ侵攻元年)
いつもの散策コースをウォーキング、昨年も今頃咲いていたから、そこへ行けば今年も咲いているかなと想い訪れてみた。案の定、昨年と同じ場所で咲いていた子鬼百合、もう1年が過ぎたのか、月日の立つのは速いものだとあらためと想った次第である。
昨年よりは花の数も多くなっていたように感じた。この分では数年先が楽しみだ。
小鬼百合の花
湖面を
さざ波に乗り
忍び寄って来た
風は
そうっと
子鬼百合の
頬をなぜる
花は一瞬
顔を赤らめ
うつむきながら
ゆうらゆら
ゆらゆうら
リズミカルに
湖面の青さと
踊る
次から次へと
さざ波に乗って
風が来る
いつまで
みていても
飽きない
傍らの
葦の葉も
なぜか
一緒に
揺れていた
ある夏の日の
出来事
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