退職したら、もう、しがらみのない世界で暮らしたい。と、どれだけ思っただろうか。しかし、現実、また、しがらみの世界に戻ってしまった。よくよく考えれば、人はしがらみのない世界では暮らせないのだ。しがらみと、考えるから、嫌になる。それを関わりととらえたらどうだろう。人は一生色々なものとの関わりの中で生活している。人と人との関わりの中で生活し糧を得ているのが大半だろうと思う。私も、最近このしがらみの世界に大きく足を踏み入れ生活するようになった。
しがらみと考えれば、心が重くなる。しかし、ふれあいとか関わりととらえれば、成る程、人は一人で生きているようで常時関わりの中で生きているんだなということになる。ただ、最近は人を相手にすることが多くなった分、自然とか環境の中での自分であるという考え方少しずれてしまったなと思う。しかし、軸足はいつも、この世の中、人だけで生きているのではない。大きな自然があり、その中に人という種もいるという地球的規模でとらえていないと、いけないと反省している。
私は昔から、父が唱えていた般若心経を毎日声に出して、一度は周りに自分を同化させ自分を無にする時間を取るように心がけてきたが、最近少し、唱えることを忘れた日があるので、ここ、1ヶ月前から、ウォーキングの中の組み体操の中に般若心経を唱えることを一緒にやるようにしている。
この組み体操を自分なりに考えて実践しているおかげで、腰痛もあまりなくなり、昼間の座り仕事が随分楽になったような気がする。
結局、体のコンディションも詰まるところ、血の流れをよくすることだと思うので、この体操は歩きながら色々な部分の血の巡りをよくするのに役立っているなと思う。まあ、頭の中も同じように血の巡りが悪くなると老化が始まるので、努めて右脳から左脳まで色々な部所を使うように心がけている。いわゆるパトスとロゴスのバランスが大切である。
「十の説教よりも一つの笑顔」という言葉もある。上のことは白日夢ととらえ、「人は毎朝生まれ変わる」できょうもリフレッシュでレッツゴー。
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