今年は立秋が8月7日だ。もう、少しで暦の上では秋となり、その後「残暑厳しき…」と、暑中見舞いが続く、「一日千秋」という言葉があるが、一方「光陰矢のごとし」という相反する言葉もある。心の持ち方により物理的な時はどうにでもなると言うことだろう。人間、待ちこがれているときの時間はとても長く感じられる。しかし、何も考えずに同じ ことを何回も繰り返している時間は短く感じる。年を重ね同じことの繰り返しをするようになると時は早く過ぎていく。いつも、子供のような眼を持って、接すれば、時は、その流れをゆるめる。
さて、先日、ウォーキングの道すがら、カラスウリを見つけた。よく熟れた赤い実は見つけることがあるのだが、このような青い実は初めてだ。ベクトルは確実に秋に向かっている。
「まっかだな、まっかだな、カラスウリって真っ赤だな。紅葉の葉っぱも真っ赤だな。…」という歌を歌っている自分がそこにいた。