落とし穴は子供の頃、よくお宮で作って遊んだ記憶がありますが、生活上にも色々な落とし穴があるようです。飛行機に乗れば、エアーポケットという落とし穴にはまることもままあるわけです。
人間の性(さが)とすると、現在はいつでも同じ状態が続くと考えてしまいます。が、生きている以上横軸に時間の経過があるわけで、必ずそれにより同じ状態が続くことはあり得ないことです。絶えず変化しているわけです。そこを見誤ると人生の方向もおかしくなります。
こんな事件が最近ありました。国民保険に現在は入っていないにもかかわらず、国民保険税の督促状が来ました。あれ、今は社会保険なのにどうしてなのかな、と、早速市に問い合わせをしたところ、脱退届がないから、現在は社会保険、国民保険の二つの保険に加入していることが分かりました。
私たちは、今、便利な生活に慣れてしまっています。これにどっぷりつかっている自分の心に大きな落とし穴があったのです。便利だという延長線上にこの督促の問題も潜んでいたのでした。
このことから、一瞬社会の制度で社会保険に加入すると同時に国民保険は自動的に抜けることになるという身勝手な論理があったのです。人生そんなに甘くなかったのだな、自分がまず、しっかりしなくてはいけないな。と、自分を戒めました。
やはり、どんな便利な世の中になっても、自分で大地にしっかり足をついて生きて行かないと、落とし穴にはまるんだなと思いました。今後の生き方の指針にしていきたいと思いました。
いつも、人様がやってくれるのでなく自分で切り開く人生の大切さを改めて感じた出来事でした。自分で切り開き自分で人生のベクトルを決めていくんだと意を強くしました。
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