札幌は寒い夏が続いています。7月で25℃を超える夏日になったのは、5日、6日、7日、9日だけです。19日(日)は最高気温が18℃です。夏バテなど考えられませんが、土用の丑の日なので、我が家の夕食にもうなぎが登場しました。妻が張り込んで、中国産ではなく、国産うなぎを買って来てくれました。さすがにとろけるような感じでおいしかったです。
ニホンウナギは最近、抱卵した雌が採取されるなどして、産卵場所がほぼ特定されてきました。北太平洋マリアナ諸島沖、スルガ海山近傍なのだそうです。それまでは、生態の謎が多い魚でした。近い将来、シラスウナギからの養殖ではなく、卵からの養殖ができるようになるかもしれません。
北海道にはウナギは生息しません。変わりにかば焼きにされるのはヤツメウナギの1種、カワヤツメです。無顎類という、背骨を持つ脊椎動物で唯一、顎が無い、原始的な魚類です。3億6千万年前から、生きているそうです。ビタミンAをウナギより多く含む食材だそうです。ウナギと同じく、川と海を棲みかにします。
札幌市のお隣の江別市にある江別漁業協同組合(海に接しない都市の漁業協同組合です)では、石狩川などで、このヤツメウナギ漁を行っています。かつて「江別八ツ目うなぎ祭」も開催されていました。しかし、漁獲量の激減により、平成15年からは中止されています。
ヤツメウナギは、江別市の特産品にもなっているようです。私が北区茨戸に住んでいた20年くらい前、石狩川の辺にヤツメウナギ漁に使う「ドウ」がたくさん置いてある家があったのを記憶しています。
ヤツメウナギの漁獲が激減したのは、河川改修が進んだことに原因があるのではと考えられています。現在では、資源回復のため、様々な取り組みが行われているようです。是非、地域の特産物として、川の恵の食材として、資源が復活することを願っています。ヤツメウナギを食べた経験の無い私にも、味あわせていただきたいとも思います。
札幌市内の川には、川だけで生息するヤツメウナギであるスナヤツメもいます。札幌の中心部、中島公園内を流れる鴨々川(創成川)にも生息しています。下の写真です。
成魚ではなく、アンモシーテスと呼ばれる幼魚です。目は皮下脂肪の下に隠れていてありません。こちらは、まずいので食用にはならないようです(体もかなり小さい)。
ヤツメウナギの成魚は、7対のえら穴が目に見えることから、本物の目も数えて、八つ目と呼ばれます。しかし、ドイツ語では、なぜか「Neunauge(ノインアオゲ)」9つ目と呼ばれています。
ニホンウナギは最近、抱卵した雌が採取されるなどして、産卵場所がほぼ特定されてきました。北太平洋マリアナ諸島沖、スルガ海山近傍なのだそうです。それまでは、生態の謎が多い魚でした。近い将来、シラスウナギからの養殖ではなく、卵からの養殖ができるようになるかもしれません。
北海道にはウナギは生息しません。変わりにかば焼きにされるのはヤツメウナギの1種、カワヤツメです。無顎類という、背骨を持つ脊椎動物で唯一、顎が無い、原始的な魚類です。3億6千万年前から、生きているそうです。ビタミンAをウナギより多く含む食材だそうです。ウナギと同じく、川と海を棲みかにします。
札幌市のお隣の江別市にある江別漁業協同組合(海に接しない都市の漁業協同組合です)では、石狩川などで、このヤツメウナギ漁を行っています。かつて「江別八ツ目うなぎ祭」も開催されていました。しかし、漁獲量の激減により、平成15年からは中止されています。
ヤツメウナギは、江別市の特産品にもなっているようです。私が北区茨戸に住んでいた20年くらい前、石狩川の辺にヤツメウナギ漁に使う「ドウ」がたくさん置いてある家があったのを記憶しています。
ヤツメウナギの漁獲が激減したのは、河川改修が進んだことに原因があるのではと考えられています。現在では、資源回復のため、様々な取り組みが行われているようです。是非、地域の特産物として、川の恵の食材として、資源が復活することを願っています。ヤツメウナギを食べた経験の無い私にも、味あわせていただきたいとも思います。
札幌市内の川には、川だけで生息するヤツメウナギであるスナヤツメもいます。札幌の中心部、中島公園内を流れる鴨々川(創成川)にも生息しています。下の写真です。
成魚ではなく、アンモシーテスと呼ばれる幼魚です。目は皮下脂肪の下に隠れていてありません。こちらは、まずいので食用にはならないようです(体もかなり小さい)。
ヤツメウナギの成魚は、7対のえら穴が目に見えることから、本物の目も数えて、八つ目と呼ばれます。しかし、ドイツ語では、なぜか「Neunauge(ノインアオゲ)」9つ目と呼ばれています。