しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

6月11日(日)、長野県上田市の別所温泉に着いた私は、国宝の安国寺八角三重塔を見に行きました

2017-07-09 21:20:18 | Weblog

 6月11日(日)、私は羽田空港へ飛び、東京駅から新幹線に乗り、上田で降り、上田電鉄で別所温泉に行きました。

 

 ここでのお目当ては、国宝である安国寺八角三重塔を見ることです。長野県の一番最初の国宝だそうです。別所温泉駅から歩いて、安国寺の黒門に着きました。

 

 この黒門は、1792年(寛政4年)に築造されたものだそうです。崇福山は、安国寺の山号だそうです。

 門の中に入り、進んでいくと本堂が有ります。

 

 この本堂の左側に八角三重塔への入口が有りました。入場料を払い、階段を登ります。ほどなくして、木々の隙間から、八角三重塔が見えました。

 

 素敵な姿です。塔の全体は下とトップの写真です。

 

 屋根は4つありますが、一番下の屋根は、ひさしに当る「喪階(もこし)」との判断がなされ、三重塔なのだそうです。美しい姿だと思います。八角形の塔は珍しいそうです。
 縦の線と喪階や屋根の水平線が、「締った感じを与えている。」と感じました。

 

 

 この八角三重塔の建立時期は不明だそうです。しかし、塩田北条氏がこの地に館を構えていた鎌倉時代末期(1277年~1333年)にしか、考えられず、それが通説になっているそうです。
 元々の塔は、仏舎利を納めるものでしたが、中世以降は、特定の人物や戦死者の供養塔になっているそうです。おそらく北条氏の供養塔として建立されたと考えられているそうです。下の解説板で知ることができました。

 

 帰りに、階段を下りながら、振り向くと、八角三重塔はまた美しい姿を見せていました。

 
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