5月21日(日)、東広島市西条の駅に着いた私は、駅前の下の看板に気が付きました。

全て東広島市の酒造会社です。一番右の「桜吹雪」は金光酒造㈱が醸造しています。場所は黒瀬町なので、この西条からはかなり離れていますが、残りの7社は西条地区に連なるようにあります。

なので、2社くらいの煙突が写真に写ります。トップと下の写真です。


既に、このブログで、賀茂泉酒造㈱、福美人酒造㈱、亀齢酒造㈱はご紹介しましたので、残りの4社をご紹介します。
西条駅に一番近いのは、賀茂鶴酒造㈱です。



1863年(明治6年)に酒銘を「賀茂鶴」にしたそうです。
次は、西条鶴酒造㈱です。


西条鶴酒造㈱は、今でも上の写真の煙突を使用しているそうです。


飲んでみましたが、なかなか柔らかい水でした。

次は白牡丹酒造㈱です。

ここにも「四日市冥加の水」という井戸が有りました。


白牡丹酒造㈱は、1675年(延宝3年)の創業だそうです。西条では一番古いそうです。天保蔵、延宝蔵、米満醸造場、記念工場と数カ所に蔵等が有ります。下の写真は、東広島市八本松の米満醸造場です。

最後は、山陽鶴酒造㈱です。ここだけは、西条地区の中でも、少し離れています。西条地区の6つの蔵が駅の東側にありますが、山陽鶴酒造㈱だけは西側に有ります。


山陽鶴酒造㈱の創業は江戸後期だそうです。
ここにも井戸が有りました。「黒松の井戸」です。残念ながら、水が出ていませんでした。


よく、こんなに狭い地域に蔵があるものだと思います。「酒都 西条」というのも納得できます。
