しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

神戸市では、神戸灘の酒による乾杯を推進する条例が有ります。そのひとつ西郷地区の沢の鶴資料館に行きました

2017-07-08 12:25:26 | Weblog

 5月20日(土)、私は、布引の滝を見た後、再び三宮から阪神電車で大石駅に行き、沢の鶴資料館に向かい、海の方へ歩いていました。素敵な景観の都賀川沿いです。

 


 途中に西国街道の石標が建っていました。

 

 この辺りは古くから、重要な地であったのでしょう。


 目指していた沢の鶴資料館に着きました。

 


 昔の酒造りの道具等が置かれ、酒造りの解説がされています。


 日本酒を作るには、適した米が求められます。山田錦、五百万石等の酒米が展示されていました。

 

 日本酒造りでは、酒米を精米し(大吟醸酒では、50%以下となるそうです)、蒸すそうです。下の写真が米を蒸すところです。

 

 蒸した米に黄麹菌を加え、麹を作ります。下の写真が麹室です。

 

 蒸した米に水、作った麹、酵母を加えて酒母(酛)を作ります。
 日本酒は並行複発酵で、麹による糖化と酵母による発酵(アルコール)が同時に行われるものだそうです。
 酒母(酛)に麹と蒸した米、水を三段で仕込んで、醪を作ります。醪は大きな桶で作られます。

 

 この桶は、昭和三十一年から使われたようです。

 

 熟成させ、搾ります。こうした梃子を応用したもので搾っていたそうです。

 

 ここで、搾られていたようです。

 

 その後、濾過や火入れを行い、保存性を高めて出荷されます。


 酒造りには独特の道具が使われていたようです。「竜の口」、「てんころ」、「かりかり」とか「猫」、「猿」といった道具も有ります。

 

 


 灘の酒には、灘五郷という、「西郷」、「御影郷」、「魚崎郷」、「西宮郷」、「今津郷」の五カ所の地区があることを下の表示で知りました。

 

 沢の鶴は、西郷の中心的な蔵です。


 資料館を出ると、試飲ができるところが有ります。製品も販売されています。

 

 私はどちらも試飲してみました。本醸造生原酒、古酒仕込み梅酒です。もちろん、どちらも美味しいです。日本酒で梅酒を作るのは、驚きでした。


 資料館を出ると、桶がたくさん並べられていました。

 

 桶屋さんでしょうか。同じく西郷にある金盃のビルも見えていました。

 
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする