8月4日(土)、私は約30年ぶりに宮城県の松島を訪れました。

平成の大修理の幟が建っていました。


9年1ヶ月を要した平成の大修理は、6月27日に完了したばかりだそうです。大規模な修理は100年ぶりなのだそうです。
国宝の庫裏が見えてきました。トップの写真です。

庫裏から中に入ります。

中は撮影禁止ですので、写真はありません。
重要文化財の中門が開いています。

そこから、国宝の本堂を見てみました。



828年(天長5年)に比叡山延暦寺第三代慈覚大師円仁が、淳和天皇の詔勅を奉じ、3000人の学生、堂衆とともにこの松島に来て、寺を建立したそうです。延福寺という寺だったそうです。天台宗の寺として、その後400年続いたそうです。それから円福寺となり、臨済宗妙心寺派の寺になったそうです。
伊達正宗が現在の瑞巌寺を完成させたそうです。1604年(慶長9年)のことです。

帰り道で、参道に東日本大震災の津波の到達地点が示されていました。

こんな所まで津波が来たとは驚くほか有りません。


津波が来たことにより、多くの木が枯れたようです。枯れた木は撤去されました。写真の右側にはその切り株が残っています。左側には新たな木が植えられています。400年くらい経つと、写真の右のような木が生い茂ることになるのでしょう。
