7月24日(土)、宮古行のフェリーに乗船するため、私は、室蘭に着きました。残念ながら、「母恋めし」は東室蘭駅でも、室蘭駅でも売り切れでした。
室蘭駅を出て、旧室蘭駅が移築されているのを見に行きました。トップと下の写真です。
旧室蘭駅舎は、1912年(明治45年)に建築された、北海道では最も古い木造駅舎だそうです。建物の前に、雁木を設置した珍しい構造でも有ります。1999年(平成9年)10月1日に、駅としての役目を終えています。私は、30年以上も前になりますが、大学時代の友人の結婚式が室蘭であり、披露宴に参加するため、この旧駅舎を利用した記憶が有ります。
この日の前日、7月23日(金)の夜中に、蒸気機関車が隣接地に運び込まれました。
この蒸気機関車は、D51560号で、1940年(昭和15年)11月12日、札幌の苗穂工場で造られたそうです。1974年(昭和49年)7月に廃車になるまで、2,736,849kmを走ったそうです。室蘭市青少年科学館に展示保存されていたものです。
この蒸気機関車の保存のための建物も建築されるようです。
旧室蘭駅舎とともに末永く保存されていくことでしょう。