今年3月1日(日)です。長崎県で、私は列車で佐世保駅から諫早駅に着きました。
諫早市では楽しみにしていることが有りました。日本で最初に石橋で重要文化財の指定(1958年(昭和33年)11月)を受けた「眼鏡橋」を見ることです。私は元橋梁技術者ですので。
あいにくの雨ですが、諫早駅を出て、歩いて諫早神社の前を通りました。
以前、眼鏡橋が架橋されていた本明川には、飛び石が設置され、対岸に渡れるようになっています。
さらに川沿いの道を歩いていくと、公園が有ります。諫早公園です。そこに「眼鏡橋」の姿が見えました。
1957年(昭和32年)7月25日、諫早市は豪雨に見舞われます。それは諫早大水害となります。この時、1839年(天保10年)に架設された「眼鏡橋」は堅牢で、一部の損傷しかありませんでした。しかし、堅牢な故に、流木等がこの橋で止まってしまい、水を堰上げ、被害を大きくしてしまいました。そこで、この「眼鏡橋」は、諫早公園に移設することになったそうです。
「眼鏡橋」は2連のアーチの石橋です。橋長49.25m、幅員5.5mです。
橋を渡ります。
中間地点からの眺めです。
濃いピンク色は桃の花でしょうか。なかなかいい景色です。雨がふっていなければもっと楽しめたでしょう。
トップの写真には、アオサギくんが写っていますが、このアオサギくん、「眼鏡橋」のミニチュアの回にも登場いたします。