長野市内のホテルで、手仕事で造る酒というCMのある「真澄」をいただきました。長野県の酒は生まれて初めて飲んだと思います。
「真澄」は長野県諏訪市の宮坂醸造㈱が醸造する酒です。創業は1662年(寛文2年)で、高島藩の御用酒屋だったそうです。
宮坂醸造㈱の諏訪蔵では、昭和21年、山田正一博士により、発酵中のモロミから、極めて優秀な酵母が発見されました。醸造協会7号酵母と命名され、全国の酒蔵で使用されるようになりました。この酵母は育てていたものではなく、蔵に住みついていたものだそうです。60年以上経過していますが、7号酵母はいまでも全国の60%の酒蔵で使用されているそうです。
宮坂醸造㈱はISO14001を取得するなど、環境問題にも取り組んでいます。
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