私が摩周湖を見たのは、もう十年以上も昔です。5月5日(金・祝)は、天気が良いことから、妻の実家(浜中町)から、見に出かけました。
まずは、第一展望台からです。
こんな綺麗に見えたのは、初めてだと思います。
摩周湖は、周囲約20km、面積が19.2㎢のカルデラ湖です。カルデラ湖としては、日本で6番目の大きさだそうです。最深部は211.5mもあるそうです。周囲を300~400mの絶壁で囲まれており、その平均斜度は45°も有ります。
流れ込む川も流れ出る川も無い湖です。その水は「摩周ブルー」と呼ばれます。その透明度は、1931年(昭和6年)8月に41.6mを観測し、世界一となっています。
次は、第三展望台です。元々は第二もあったそうですが、現在は危険なので、行くことができないそうです。
どなたかが、近くの雪を集め、雪だるまを設置してくれました。
こちらも素敵な眺望です。
摩周湖には、元々、エゾサンショウウオが生息するのみでした。しかし、1925年(大正15年)から1928年(昭和3年)まで、ニジマス、スチールヘッド、その餌として、ウチダザリガニやスジエビが放流されたそうです。まだ、1968年(昭和43年)から1974年(昭和49年)まで、ヒメマスが放流されたそうです。しかし、成果が上がらないことから、それ以降の放流は行われておらず、ブランクトンが少ないことからあまり繁殖していないと考えられているそうです。
現在では、こうした生態系を壊す行為は認められていません。当時はOKだったのでしょう。
湖面は一部、氷が張っているのでしょうか。そのように私には、見えました。
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