昨日の日曜日(15日)暖かい陽気に誘われて、今年初めての「鎌倉」に行って来ました。
瑞泉寺の日本スイセンが見たくて、鎌倉駅から「鎌倉宮」行きのバスに乗り、終点で降りて、鎌倉宮脇の狭い道を更に15分歩きます。
鶴が岡八幡宮付近の混雑で、バスはなかなか進みませんでした。
ご近所での仕事を始めた主人に、昼食を出してからの出発だったので、瑞泉寺に着いた時はすでに2時を回っていました。
午前中ピカピカお天気だったのに、午後からは黒い雲が広がりだして---
谷戸に建つ「瑞泉寺」は、薄暗くてうっそうとした冬木立の奥にありました。
ハイカーの姿も見えますね。
我が家近くの円海山からの、ハイキングコースを歩いても訪れることができるお寺なんですが、女一人ではやはり躊躇して、電車とバスを乗り継いでやってきました。
総門をくぐると、トップ写真の二層屋根を持つ本堂が見えてきます。
花のお寺として有名な「瑞泉寺」は臨済宗円覚寺派のお寺です。
開山は夢想疎石、1327年鎌倉幕府の重臣だった二階堂道温が創建。
その後、夢想疎石に帰依した足利基氏によって「瑞泉寺」と改名。
足利氏の菩提寺として栄えたとか---
本堂には「千手観音坐像」が祀られています。
本堂前のお庭には、徳川光圀公お手植えの「冬桜」と「オウバイ」が植えられています。
(両方とも市指定の天然記念物)
「冬桜」はお花がチラホラ残っていました
「オウバイ」はまだまだ固いつぼみでした。
でも赤い実がきれいな南天やマンリョウが鮮やかで、そして白いつぼみをいっぱいに付けた「ミツマタ」や、黄色い花を咲かせたロウバイが楽しめました。
「冬来たりなば、春遠からじ」春は確実に近かづいているようですね。
一番奥の山側に、夢想疎石が作った国指定名勝の池泉式庭園があります。南北朝時代の禅宗様式の庭を代表する庭園です。
ここは鎌倉五山の僧による五山文学の中心となり、江戸時代には光圀公が「新道鎌倉志」を編纂させた場所と言われています。
歴史のお勉強を思い出しながらガイドブックを読み、季節柄お花がな~~んにもない庭園を眺めました。
まさに「枯山水」とはこのことですね
3000株の日本スイセンが有名な「瑞泉寺」ですが、お花はほんの数輪咲いているだけでした
今年は特に寒さが厳しいので遅れているのかも知れません。
我が家の庭のスイセンも、毎年お正月には咲き出しますが、今年はまだほころびだした程度です。
寂しい寂しい「瑞泉寺」でしたが、かえって人が少なくて「禅寺」らしい鄙びた良さがありましたわ(ちょっと負け惜しみ?)
係りの人に聞いたところ、梅の見ごろは2月中旬から3月中旬頃だそうです。
山深い谷戸にある瑞泉寺は、他よりちょっと遅めなのかも知れませんね。
行かれる予定の方は、調べてから出かけることをお勧めします。
瑞泉寺の日本スイセンが見たくて、鎌倉駅から「鎌倉宮」行きのバスに乗り、終点で降りて、鎌倉宮脇の狭い道を更に15分歩きます。
鶴が岡八幡宮付近の混雑で、バスはなかなか進みませんでした。
ご近所での仕事を始めた主人に、昼食を出してからの出発だったので、瑞泉寺に着いた時はすでに2時を回っていました。
午前中ピカピカお天気だったのに、午後からは黒い雲が広がりだして---
谷戸に建つ「瑞泉寺」は、薄暗くてうっそうとした冬木立の奥にありました。
ハイカーの姿も見えますね。
我が家近くの円海山からの、ハイキングコースを歩いても訪れることができるお寺なんですが、女一人ではやはり躊躇して、電車とバスを乗り継いでやってきました。
総門をくぐると、トップ写真の二層屋根を持つ本堂が見えてきます。
花のお寺として有名な「瑞泉寺」は臨済宗円覚寺派のお寺です。
開山は夢想疎石、1327年鎌倉幕府の重臣だった二階堂道温が創建。
その後、夢想疎石に帰依した足利基氏によって「瑞泉寺」と改名。
足利氏の菩提寺として栄えたとか---
本堂には「千手観音坐像」が祀られています。
本堂前のお庭には、徳川光圀公お手植えの「冬桜」と「オウバイ」が植えられています。
(両方とも市指定の天然記念物)
「冬桜」はお花がチラホラ残っていました
「オウバイ」はまだまだ固いつぼみでした。
でも赤い実がきれいな南天やマンリョウが鮮やかで、そして白いつぼみをいっぱいに付けた「ミツマタ」や、黄色い花を咲かせたロウバイが楽しめました。
「冬来たりなば、春遠からじ」春は確実に近かづいているようですね。
一番奥の山側に、夢想疎石が作った国指定名勝の池泉式庭園があります。南北朝時代の禅宗様式の庭を代表する庭園です。
ここは鎌倉五山の僧による五山文学の中心となり、江戸時代には光圀公が「新道鎌倉志」を編纂させた場所と言われています。
歴史のお勉強を思い出しながらガイドブックを読み、季節柄お花がな~~んにもない庭園を眺めました。
まさに「枯山水」とはこのことですね
3000株の日本スイセンが有名な「瑞泉寺」ですが、お花はほんの数輪咲いているだけでした
今年は特に寒さが厳しいので遅れているのかも知れません。
我が家の庭のスイセンも、毎年お正月には咲き出しますが、今年はまだほころびだした程度です。
寂しい寂しい「瑞泉寺」でしたが、かえって人が少なくて「禅寺」らしい鄙びた良さがありましたわ(ちょっと負け惜しみ?)
係りの人に聞いたところ、梅の見ごろは2月中旬から3月中旬頃だそうです。
山深い谷戸にある瑞泉寺は、他よりちょっと遅めなのかも知れませんね。
行かれる予定の方は、調べてから出かけることをお勧めします。