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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

丹沢「高松山」ハイキング・その1

2008年03月23日 | 山シリーズ

冷たい雨の後は穏やかな晴れ間が続いて、昨日今日の週末は行楽日和でしたね
私の住んでいる横浜も今日「桜開花宣言」が出ました。
見頃は一週間後だそうですが・・・
「春に三日の晴れ間なし」と言われているように、明日はもう雨の予報が出ています
この雨も桜の開花には必要だそうで・・・
楽しみに待ちたいと思います。

トップの写真は丹沢のふもとの「河津桜」です
最近は松田町の河津桜が有名になり、連日見物人が殺到しているとか・・・
でも私たちの行った16日の日曜日は、そろそろ山の斜面をピンクに染めている河津桜も葉が出はじめて見頃が過ぎていたようです。

穏やかなお天気に恵まれた先週の日曜日、いつもの山仲間と丹沢前衛の「高松山」にハイキングに行ってきました。



通常は新松田からバスに乗り「高松山入り口」で下車、ビリ堂経由で高松山頂上に登り、大六天から舗装された峠道を下って戻るのですが・・・

前日、仲間の一人から「体の調子がイマイチなので軽いコースにして欲しい」との要望があり、舗装道路の部分をタクシーで登ってしまうことにしました。
大六天近くの尺里峠まで車で入れば、登り1時間足らずで頂上に立てるのです。

舗装されているとはいえ車一台がやっとのジグザグの山道です。
桜並木が有名な峠道ですがこの季節はまだ芽吹いていなくて、富士山が綺麗に見えていました
残念ながらタクシーの中からは写真は撮れませんでした。


小田急新松田駅からここまでのタクシー代は3700円ちょっとでした。
峠からいよいよ歩き始めます。
タクシーの運転手さんが親切に私たちを写真に収めてくれましたが・・・
「イノシシ用の仕掛けがあるから注意してね」と言われてしまいました


登山道の脇には早速春のお花が出迎えてくれます。こちらは「タチツボスミレ」でしょうか・・・



「ホトケノザ」も可憐なお花を咲かせていました。
※ブログ仲間の山小屋さんのご指摘により、この花は「カキオドシ」だそうです。
 改めて訂正させていただきます。
 山小屋さん、教えていただきありがとうございました。



木々の葉も、そろそろ新芽が出始めています。こちらは葉っぱでしょうか?お花でしょうか?
(ブログ仲間のおーちゃんの所にこれと同じ写真があり、フサザクラと紹介してありました。
バラ科の桜の仲間ではないそうです。
早速にコメントを戴き↓、”この木は花びらのない変わり者で赤く見えているのはオシベです”とのことでした。おーちゃん、ありがとうございます)

今年に入って3人揃ってのハイキングは初めてですからね。
ノンビリとお喋りを楽しみながら登っていきました。



杉や桧の植林の中を進みます。
私は今年「花粉症」で目と鼻をやられていますが、この日は湿気がありあまりひどい事にはならずに済みました。



登っている最中、ふと目の端に明るいものが見えたので近寄ってみると、黄色い「ミツマタ」のお花でした。
そろそろ咲き始めたようですね。



最後の軽い急登をひと頑張りすれば、あっけなく頂上に着いてしまいました。
何しろ前半の1時間半分の歩きをタクシーで稼いじゃいましたので、とても簡単に登れてしまいました。
富士山がうっすらと見えていましたが・・・



頂上で、3人並んだ記念写真をそばにいた人に頼んで写してもらっている内に「富士山」は見えなくなってしまいました
黄砂の影響もあるようですね



それでも「矢倉岳」や「金時山」などの箱根の山々が見えていました。
ここでオニギリを食べながら休憩です。

続々と登山者が登ってきて、頂上も賑やかになりました。
ほとんどが中高年ですね。
私たちは若い方かも・・・



30分ほど休憩してから、ビリ堂に向けて下ります。
こちらから登ってくる人が圧倒的に多く、みんな最後の急登を汗いっぱいかいて頑張って登って行きます。

「あら!もう下るなんて随分早いですね」と、70代くらいの女性から声をかけられましたが・・・
「タクシーで半分以上登りました」なんて、とても恥ずかしくて言えませんでした。

急降下が続き、私はカメラをザックにしまいました。
転んだらカメラを守って自分が怪我をしてしまうような気がしたからです



25分ほど下ると「ビリ堂」に出ました。
そこには「馬頭観音」が2体祭ってありました。

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こちらは江戸時代に祭られたもののようですね。
マウスオンで、アップのお顔をご覧下さい。

頭上に馬の頭を乗せた「馬頭観音」は六観音の一人として、怖い形相で有名のようですが、いつのまにか民間信仰では家畜や荷物を運ぶ馬の守り神として路傍の石仏にも多く見られるようになったそうです。


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ここの馬頭観音は2体とも優しいお顔をしていました。
祭らられた時期が違うのでしょうか?こちらは「明治」という字が読めますね。
同じくマウスオンで、小さい方の観音様のアップのお顔をご覧下さい。



麓の「尽里」までは1時間20分のコースです。
お参りをしてから更に下っていきました。


コメント (20)
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