ギザの三大ピラミッドが一同に見える「パノラマポイント」からの眺めです。
左から「クフ王」、「カフラー王」、「メンカウラー王」のピラミットが並んで見えます。
一番右の小さな崩れかけたピラミッドは王妃たちのピラミッド
正面に砂埃で霞んだギザの街が広がっていました。
バスを降りる時全員に、ガラベイヤという色鮮やかな民族衣装が手渡されました。
それを着て一同揃って記念撮影です。
今回のツァーは夫婦連れが6組、女性の2人連れが3組、男性の3人グループ、女性の5人グループ、
そして私たち4人の合計30名(男性9名、女性21名)でした。
この時期の10日間の海外旅行となると、圧倒的に中高年が主流です。
学生さんたちはまだ試験の季節なのでしょう・・・
ここでもたくさんのラクダの姿がありました。
「このツァーではラクダには乗らないのですか?」ぷりんさんが添乗員さんに聞きました。
「以前JTBのお客様がラクダから落下して骨折した人がいるのです。それ以来ツァーには入っていません」
「もし乗りたい方がいらっしゃるならガイドさんが交渉してくれますが、あくまでも自己責任でお願いします」
「砂漠にはラクダでしょう」とK子さんが言い、
好奇心旺盛な私たちはモモちゃんに頼みました。
「一人10$ね。2人乗りの方が安定感がありますよ」と・・・
私と同じ背丈のK子さん、2人とも歩くとガラベイヤがズルズルと引きずります
たくしあげてイザ、ラクダの背中に・・・
気の弱い私はK子さんの後ろ側に乗りました。
「ウァ~ォ」
ラクダは後ろ足から立ち上がりますから、一瞬前につんのめりそうになり
慌てて取っ手にしがみつきました。
こちらは私たちの後ろに連なっているぷりんさん姉妹
ラクダの背中は思った以上に高く感じます。
雄大な景色の中を爽やかな風と強烈な太陽を感じながら
ほんの15分程度のラクダ乗り体験でしたが、忘れられない思い出となりました。
「あなた達って勇気あるわね~」と
ツァーの方々から感心(向こう見ずなお転婆ぶりに呆れ果てられた?)されました
「スフインクス」
エジプトと言えば「ピラミッド」、そしてピラミッドと言えば「スフインクス」ですね。
バスで少し戻り、スフインクスを間近で見ることになりました。
(右側にクフ王のピラミッドと太陽の船博物館が見えています)
ここでは三大ピラミッドの中央に位置する「カフラー王」のピラミッドから延びる参道や河岸神殿、
スフインクスがセットになった複合体(ピラミッド・コンプレックス)が綺麗に残っています。
スフインクスの左側に見える石組みが「河岸神殿」(昔、ナイル川の船着場があった所)
スフインクスはこの神殿の上から見学することになります。
人面獣身で有名なスフインクスは全長57m、高さ20m。
顔はカフラー王に似せて造られたという説もあるようです。
アラブの侵入後、鼻が削られ、イギリスにはヒゲを盗られたその顔は(ヒゲは大英博物館にあるらしい)、
悲哀にあふれて見えますね
本来のスフインクスはこんなお顔だったと、モモちゃんが見せてくれました。
まるでアニメの主人公のような美男子です
長い前足に支えられるように建っているのは「夢の碑文」
これはトトメス4世が王子の頃、スフィンクスが夢枕に立ち「掘り起こしてくれたら王にしよう」
と告げたという逸話を記したものだそうです(紀元前1400年ころ)
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私達は「河岸神殿」から間近にスフインクスを眺めました。
マウスオンでアップの横顔もご覧下さい
古代エジプトではたくさんのスフインクスが造られましたが、このスフインクスが最大にして
最古のものだそうです。
胴体部分は元々あった岩山を彫ったもので、その後で石灰岩で作った頭部を乗せたと考えられていますが
相当痛みが激しいようで、大々的な修理が必要とか・・・
こちらがスフインクスのお尻
シッポを探してみましたか判りませんでした
ピラミッドもスフインクスも「いつ?何のために?」という疑問が
未だに解明されていません。
「ピラミッドはファラオの墓?」という説が古くからありますが、中からミイラは一つも出てこない上に、
一人のファラオに複数のピラミッドがあったりで決め手に欠きます。
最近急浮上しているのが「ピラミッドは公共事業だった!」という説。
ピラミッドはファラオの威厳を示すモニュメント・・・
年に一回起こるナイル川の氾濫時、仕事が出来なくなった農民達を集めてピラミッドを造らせ、
代わりに衣食住を保障したという説です。
折りしも、私たちがエジプトに旅立つ直前に
「クフ王のピラミッド近くから埋葬された労働者たちの墓が見つかった」というニュースが流れました。
「ピラミッドは奴隷を使って造ったものではない」との裏づけになったと聞きました。
「ランチタイム」
12時をとうに過ぎて流石にお腹が空きました。
旅の案内書には、エジプト旅行一日目のランチは
「ピラミッドの見えるお店でシーフード料理」と書かれていました。
テーブルの真ん中には、ヒヨコマメやピクルス、ゴマだれなどが入ったお皿が並び
ナンに良く似たパンが山盛りに置かれていました。
各自のお皿には、チャーハンに良く似たいためご飯と、お魚の唐揚げが配られました。
味は濃い目です。
お魚はパサパサ
でもナンに良く似たパンはモッチリしていて美味しい
これにゴマのペーストをつけて食べると、食が進みました。
マンゴージュースもドロリと濃くて、ビールもバドワイザーのようなサッパリ感がありグ~
もっとゆっくりしたかったランチタイムでした。
「エジプトトイレ事情」Ⅱ
ゆっくり出来ない原因の一つにトイレ問題があります。
不慣れなトイレに並ぶと時間がかかります
このレストランではトイレの一箇所が詰まって大変でした
「何故水の流れがチョロチョロなの」と誰かが叫びました。
そしてツァーの仲間皆が悟りました。
「トイレの中に大きなゴミ箱がある所では、紙はそちらに捨てるのよ」
紙は水に流してはいけないのです。日本の山小屋方式と同じでした。
こちら関東南部も今朝は一面銀世界の風景が広がりました。
例年だと西高東低の気圧配置が続き、晴れ間が多い季節ですが、今年はどうした事でしょう?
ハッキリしないお天気の寒い一週間でした。
父の病状は其の後回復し、病院通いからもようやく解放されました
ブログ仲間の皆様にはたくさんのご心配を戴きありがとうございました
私は父親っ子でしたから、病院の付き添いが苦労とは全然思いませんが・・・
痛々しい父の顔を見るのが辛く、検査に断固拒否する姿に胸が切なくなりました
往復1時間半かけて行った病院で、更に1時間待ち、そして目を開けてくれない父を説得して、
半目を開けた一瞬、たった1秒の眼科の診察でしたが
「充血と目ヤニがないようなので大丈夫でしょう」というお医者様の言葉にホッとしました。
今回の騒ぎで、親より先には死ねないと思いましたね。
弟も親孝行ですが、まだまだ現役のサラリーマン・・・
両親のことに関しては、土日は弟、平日は私が対応していますが、
病院に予約を入れてた日に、主人が車を使ってないのに気づき、唖然呆然
私に代わって面倒を見てくれとは言いませんが
私が親を思う気持、親のために動く行動の足をひっぱって欲しくないと、心の底から思いました。
書かれていて、トイレ問題が最大の不安でした。
最初は戸惑いましたが、慣れれば思ったほど大変ではありませんでした。
ツァーで行けば皆で並び考えますものね。
中国やロシアのトイレに比べればとても綺麗でした。
便器は日本製ではないでしょう。
エジプト人の体格からみれば小さすぎるのでは?
と思えるくらいの小ぶりが多かった感じです。
ウォシュレットが普及した日本のトイレが立派過ぎるのでしょうね。
ウォシュレットに慣れると、紙で始末できない大人に育つのでは?と、
その心地よさを認めながらも、少々子供の未来が心配です。
主人に求めるのは無理というもののようです。
逆も然りですものね。
エジプトは飛行時間も時差も、ヨーロッパ旅行とさして変わりません。
ツァーの内容次第では70~80代の人でも大丈夫ですよ。
諦める事はありません。
今回はわりとハードなスケジュールでしたが、
参加者は海外旅行の経験豊富な中高年がほとんどで
皆元気に10日間をクリアしました。
ヨーロッパとは全然違う歴史や文化、宗教に興味を覚えましたよ。
思い切って行って良かった!と思っています。
よい風景を堪能させていただきました。
しかし、中でもよいのがトイレ事情です。
とにかく海外旅行にでたら、気持ちよく
旅をするための安全保障には色々な要素
があります。トイレはそのうちの一つで
す。ところで、便器はどこ製でしょう。
意外とTOTOとかあったりしませんで
した(笑)。
この一週間は流石にベッドに倒れこむような日々で
皆様の所にもご訪問できずにいました。
体力維持には睡眠が一番ですね。
幸いダウンせずに済んでいますが、今は抜け殻状態です。
高齢な親がいると、旅行に行ける行けないは飛行機に乗るまで判りません。
かといって先延ばしにしていると、今度は自分や伴侶が寝込む状態になりかねません。
予定だけは立てて、行けるときに行っておくと割り切りました。
帰ってきてからのバタバタも覚悟の上です。
それらを乗り切る体力維持が必要と痛感したしだいです。
エジプトは行って良かったと思っていますよ。
そしてラクダにも乗れて良かったです
父の回復にホッとしたのもつかの間・・・
今度は昨日一昨日と仕事先の、地域の施設のお祭りで、
一年で一番忙しい一週間を過ごしていました。
今日は抜け殻のようになっていて体が全然動きませんでした
学生の頃、教科書で見たピラミッドは、ギザの街のすぐそばにあり、
あちこちから望めました。
これには少々ビックリでしたが・・・
悠久の時代を経て、今ここにあることが信じられない思いでしたね。
でも
エジプトはファラオの時代から、さして変わっていないような気もしましたよ。
スフィンクスなんて目の前で見たらどんな気持ちになるかしら。
こうしてお友達(?)の写真を見せて頂くだけでも感動しているのですから。
食事はなんとか耐えられそうです。
トイレも20年以上前の中国ですごい体験をしていますから大丈夫です。
でも体力が心配です、日ごろ鍛えていませんからね。やはりヨーロッパくらいがいいとこかな、なんて思っています。
お父さまの自分の意思を通される姿に感動しています。私の父もそうでした。
父が入院した数日後にアメリカ旅行に出て帰国してから退院の日に新車で迎えに行った日のことを思い出します。
その一週間後に父は旅立ちました。
しすぎることはありません、充分に親孝行をしてくださいね。
主人とはあくまでも他人なんだ、といつも心に言い聞かせていました。
でも、エジプト便りは楽しく拝見しました♪
食事内容やトイレ事情は別として~
壮大な歴史に満ちた遺産を目の前にして、驚嘆されたと思います。
友達もエジプトへ行きたくて、積み立てしてますが。
ご主人が入退院を繰り返して、夢がついえようとしてるし…難しいですね~
ラクダには絶対乗りたい!
日本の動物園でもいいから(笑)
父の病院の付き添いが一段落したものの、今週は仕事が大忙し・・・
今日と明日の週末の2日間は我が職場の「地区センター祭り」
地域の利用者の方々の年に一回の発表の場を提供しています。
流石にクタクタで、皆様の所にお邪魔しても読み逃げばかりで失礼をしています。
あの一羽残された丹頂鶴さんのことが気になっていますが・・・
エジプトは思っていた以上に面白いところでした。
お馴染みのピラミッドやスフインクスもさることながら
エジプトの人々やイスラムの文化に興味を覚えました。
綺麗な街並みのヨーロッパとは全然違った魅力がありましたね。
紅さんも中国でラクダに乗られたそうで・・・
物価の安いエジプトで、ラクダに乗るのに10$は高いと思いましたが、
写真も撮ってくれて好い記念になりました。
モチロン私のスナップもありますが・・・
絵になる美人姉妹の友人の画像を載せました。
エジプト旅行の経験があるブログ仲間の方からのコメントによると
その方は「ラクダに乗って怪我しても保険は利きませんよ」と添乗員さんに言われたそうです。
私たちの添乗員さんは「自己責任で!」とのことでした。
海外旅行には「ゾウに乗って、タイの古都を巡る」とか
「馬に乗ってカナダの自然の中を駆け巡る」とかと謳った旅がありますが・・・
保険が利かないとは重大問題です。
この件は詳しく調べる必要有ありですね。
このエジプト旅行記が風さんご夫妻の好い刺激となれば嬉しいです。
この土日は仕事先の「センター祭り」で、体力勝負の2日間です。
皆様の所への訪問もならず、失礼をしていますがお許しください
ピラミッド、スフィンクス、ラクダという
遠い国エジプトがなんだか近くに思えます。
観光される方の多いのも驚きです。
ピラミッドをみながら、お食事ができるなんて
想像もしてませんでした。
素敵な写真と解説でとても分かりやすいですよ。
有難うございました。
お父様良くなられ、安心されたことでしょう。
何と暖かそう~(笑)毎日雪の舞う秋田から帰ってきました。
エジプトのハイライトでしょうか。
どれも写真で見た事のある所ばかり、見応えがありますね~^0^/
実際に見たら凄い迫力なんでしょうね。
ラクダ、乗りたくなりますよね~(笑)
私も山小屋さんと同じ敦煌の鳴砂山で乗った事があります。
民族衣装をまとった乙女たち、絵になりますね~♪
naoママさんのスナップも勿ありますよね。
これはいい記念になりますもの~♪
いいお天気に恵まれ満喫出来て良かった事~!
続きを楽しみにしています。
お父様の病院通いから解放されて先ずは良かった事~^0^/
このような時間接的でもご主人の協力が欲しいですね。
私も自分の身内の事ではとても主人に気を使います。
兄姉も老い、時にはせめて車を出してあげたいと思う事しばしばです。
本当のエジプト料理とはどんなもの?と思いましたよ。
インドも似た感じでしたか?
お馴染みのスフィンクスですが、見学通路は真横を歩きますから
このような画像ばかりが多くなりました。
タイには行きましたが、まだ「ゾウ」には乗っていません。
ラクダよりもずっと高くて、想像するだけでも凄い!と思いますね。
5$でした。
これだけボケていれば加工しなくても使えるな~と思いましたよ。
バックの風景と太陽の明るさに救われます。
おっと、日常から解放されたツァーのみんなの笑顔もクッタクがないですね。
marriさんは「トルコ旅行」は経験済みなのですね。
エジプトとトルコが組み合わさったツァーもありましたが
今回はエジプトだけに絞りました。
写真を褒めていただきありがとうございます。
一眼レフを持っていった甲斐がありますが・・・
遺跡の石の上に落っことしちゃって、もっか入院中です
この方式は、タイやバリ島でもありました。
気づけば簡単なことで、これ以後さして問題は生じませんでしたよ。
ただ下痢をすると厄介だったかもしれませんね。
エジプトのパンはどこでも美味しかったです。
ナンに良く似たパンはあちこちで焼いている現場も見ました。
父が元気になって一安心です。
入れ替えのように、この土日はセンター祭りで大忙しです。
と流れていましたね。私も見ました。
マラリア菌のDNAが出たとか・・・
科学の進歩はロマンを現実のものにしてくれますが、まだまだ謎は残っているようです。
特にエジプトの砂漠は、未だに何かが出てくる可能性を秘めた国・・・
吉村先生でなくとも胸が高まりますね。
この日の午後は更に古い「ピラミッド」を求めて郊外に行きました。
サングラスをしているのでここまでする必要はないのですが
この方が、私たちの弾けぶりが感じられると思いますね。
ピラミッドもスフインクスも四方八方から眺めて、私たちも充分堪能しました。
教科書と参考書とおりでした。
中国「鳴上山」のラクダの方が、月の砂漠のイメージのようですね。
ここからは明るすぎるくらい明るい現場の画像です。
危険な目には遭いたくないけど、ラクダに乗る体験なんか、一生に一度の体験だと思う。
日本に帰ってきてからも、あのとき乗っていればと悔やむなら、やっぱり体験しておくべきでしょう。
ワテでも体験したいなあ
しかしエジプトの旅はロマンがあっていいなあ
人間の力って偉大なり。
そう思う旅ですね。
訂正します。
小学校の社会の教科書に、「スフインクス」が
載っていましたが真正面からで横向きは初めて見ました。
真正面からだと感じないのですが、鼻が欠けた
顔はまるで「類人猿」の顔ですね。
始めの頃の食事は良いのですが、だんだん飽きてきて食べ物に困りませんでしたか?
ラクダの背中も高かったでしょうが、象に乗った時は怖かった
集合写真の明るい事。日差しも有りますが開放感とでも言いましょうか。
私もトルコでラクダに乗りました。タイでは象さんにも乗りました。
帰ってから、そういった事が思い出されるから・・・そのときは前後も考えずの行動かもしれないけど。良い思い出ですとも!
どの写真も、ステキな角度で捉えていますね。
一度は行ってみたい国、きっと行くぞ・・・の国。
その思いを更に、させてくれるお話と写真ですね。
ピラミッドを見ながら食事ができるのですね!
ナンに似たパンが美味しそう~
トイレは・・・
やはり私にはエジプトは無理です
お父様良かったですね!
旅の思い出:エジプト旅行Ⅲに閲覧・コメントを頂、有難う御座いました!
今日から「牡蠣祭り」の様子をアップしていますので、お越し頂ければ幸せます!
楽しい素敵な旅をしてこられた様ですね!
小生は10年以上前に旅をしたのですが今回の旅を懐かしく思いお越しながら見せて頂きました。
昨夜のテレビでツタンカーメン王の死因が解明されたそうですね!
ペストだったそうですよ!
次回からのエジプト旅行記を楽しみにしています!
それではまた!・・・
教科書でみた通りでした。(笑)
ラクダは中国の鳴沙山で乗りました。
やはり高く感じたのを覚えています。
みなさん、少女のように目が輝いています。
青春を謳歌しているようでした。
次は何がでてくるのでしょう?
楽しみです。