この日は日曜日だったので、「パース動物園」にはたくさんの家族連れが訪れていましたが・・・
「上野動物園」を見慣れた私には「これが動物園?」と思うほど、日本の動物園とは趣が違っていました。
広大な敷地には自然に近い状態で動物と人間が触れ合えるよう、エリアごとに動物が飼育されています。
横浜の「ズーラシア」も、同じように広くてエリアごとに区分されている動物園ですが・・・
「パース動物園」では、緑の草や林の中にごく自然な姿の動物達がいて、人間の方が「おじゃましま~す」という感じなのです。
南国特有のお花もたくさん咲いていて、ピクニックエリアなどもありました。
こちらは代表的なワイルドフラワーの一つ「Red Flowering Gum」でしょうか。
「オーストラリアン・ブッシュ・エリア」のお隣は「アジア熱帯林エリア」で、林の中にゾウさんの姿が見えました。
若い飼育員の女の子が、棒やタイヤを使ってゾウと遊んでいました。
ロープが張られた柵の手前にはベンチが並んでいて、子供連れのファミリーが三々五々、目の前でゾウさんの素朴な曲芸を見学しています。
一日に何回かは園内を廻る「ゾウの行進」もあるようでした。
動物と人間との距離がとても近いように感じました。
孫のハー君が一歳半の時でした。
円海山一帯に広がる市民の森の一角にあるこの動物園も、自然がいっぱいの中に動物達はいますが・・・
ゾウの居場所はすべてコンクリートの中です。
土や草は見当たりません。
この方がお掃除がし易くて衛生的なのでしょう。
そして見学者との間には、安全性を考えての大きな溝と生垣と鉄の柵が存在しています。
この時のハー君は、生まれて初めてみたゾウさんのあまりの大きさにしばらく固まっていました。
そしてその後にニコ~~っと
私たちは最後に鳥のコーナーに行きました。
周囲の国々と遠く隔たっているオーストラリア大陸は、独特の進化を遂げた動物や鳥がたくさんいます。
借家の庭にも聞き慣れない鳥の声が響いていました。
鳥の写真の一部をnon_nonさんのソースをお借りしてスライドショーで纏めましたので、小さな写真にマウスをあててご覧下さい。
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頭とお尻の先が黒い鳥はコウノトリにソックリですが、オーストラリア北部の海岸に生息する「PIED HERON」と標識には書かれていました。
カモは日本のカモと同じですが、やはり南国色が綺麗に見えますね。
もっと綺麗だったのはブルーのクチバシのカモ・・・
標識には「BLUE BILLED DUCK」と書かれていました。
一番右側の写真は水の中を泳ぐペンギン、体の小さな「Little Penguin」です。
水辺の脇に木道があり、私たちはその上を歩いていきました。
頭上には大きな網が適当に張られていましたが、あれでは外部の小さな鳥も入ってくるのでは?と気になったくらいです。
アバウトなオージー気質がそのまま表れていましたね。
「パース動物園」では動物も見ましたが、それよりもたくさんの森林浴を楽しんだ感じです。
大規模な動物園を見慣れた日本人には多少の物足りなさがあるかも知れませんが、ファミリーで楽しむにはこのような所の方がイイナァ~と思いました。
ほとんどの動物達が、子供の目線でも充分に見える設計でしたよ。
2月もそろそろ終りの頃でした。
パースにも秋の気配が・・・
こちらは何の実でしょうか?
横浜の象さんのいる動物園と比べて自然の中でのんびりしている象さんは幸せかなーと
一応ネットが張ってある小鳥たちの楽園もオーストラリアらしいと思いました。
動物ばかりでなく自然のものに接しての園内散策をしたいなーと思いました。千葉あたりの動物園でも少しはその雰囲気が味わえますが真っ青なそらのもとというのがごちそうですね。森の中にいるみたい
2年位前にニュージーランドに行きましたが、オーストラリアにはまだ行っていません。
花も豊富なようです。
何といっても空と海の色がいいです。
最後の実はピラカンサに似ています。
日本でも秋から冬にかけてたくさん実をつけます。
中々出そうで出ない「梅雨明け宣言」ですね。
パースの乾いた空気が懐かしいです。
最近は日本の動物園も色々工夫されていて、「旭山動物園」の人気も判る様な気がします。
多摩動物園やズーラシア、そして金沢動物園なども自然の中に動物がいますが・・・
それでもコンクリートに囲まれた感じが否めません。
パースの動物園はあくまでも自然流でした。
お金のかかった、大掛かりな日本の動物園を見慣れた人には物足りないかもしれません。
でも、動物も人間も伸び伸び出来るこのような動物園も好いものですね。
見上げるばかりの大木で、赤いお花と同じように「望遠レンズ」で撮りました。
オーストラリアは私が生まれて初めて「旅」ではなく「生活」をした外国です。
この4年間、見るもの聞くものすべてが興味深く、驚く事も度々で、たくさんの思い出が残りましたね。
歴史的建造物や山が無いのが物足りない部分ですが、それらを補っても余りある大自然と青い海と空が忘れられません。
私もどちらかと言うとアクティブな人間ですから、オージー気質も肌に合いました。
ただ、一昔前の日本と同じようなバブル到来で、4年前に比べると随分物価が上がり住みづらくなりました。
この辺で撤退するのが潮時と、今回を最後にしました。
ですから時々「思い出の記」としてブログにUPしていきたいと思っています。
オーストラリアでも象は人気者なのでしょうね。向こうのほうに見える飼育員はもしかしたら象に乗っていますか?
これから園内を行進するようです。
そしてこちらのゾウさんは、この後長いお鼻で砂浴びをしました。
日本の動物園では考えられない風景です。
これも普段から土の上で生活しているからできるのですね。
ゾウさんの前には20人くらい座れるベンチが置かれていました。
ゾウさんはオーストラリアでも大人気のようです。
朝から強い太陽の光が照っていて、おそらく梅雨明けでしょうね。長い真夏の暑さを考えるとうんざりしますが、naoさんは2月にすでにパースで夏を経験しているのでしたね。
真っ赤な夏色のお花が今の日本にもぴったりで目が覚めるようです。パースの太陽の方が強い光に見えますが、それでも爽やかなのですか?
動物園なのに林の中で飼育されている象は幸せですね。
タイなどでは森の中で木材の運搬に携わっているとテレビで見ました。象の横に大きな丸太も見えていますね。
動物が土の上を歩くのは当たり前ですが、中々動物園ではこう言う環境を作って上げられませんね。
カンガルーも象さんも飼われていると言うより棲んでいると言った状態のようで、ストレスが少ないでしょうね。
動物と人間の距離が少なくてより親しめますね。
↓この度はカエル情報、リンクして頂き有り難うございました。
eomai さんの一石が多くの方に関心を持っていただき
沢山のアンケートが寄せられました。
幸い、今のところ局地的なもののようですが、カエルが少なくなっていることも事実のようです。
引き続き調査は行われております。
これからも何かわかりましたらご協力お願い致します。
お礼のご挨拶遅れまして申し訳ございませんでした。
感謝いたします。
オーストラリア、旅をしているように、読みましたよ。
グーグルアースで、パースにも行きました。スワンリバーの流れは良く解りました。
あそこで、生活をされたんですよね。旅とは違いじっくり味わって、いらした紀行文で、見られないところを見せていただきました。
先日多摩動物園のコアラがなくなったんですけど、オーストラリアから来たとき、見に行ったのを思い出しました。
眠ってばかりでしたけど、可愛かったですよ。
息子は、オーストラリアで、コアラを抱っこしたと自慢します。
可愛かったんでしょうね。
強烈な陽射しが眩しいです。
早速息子一家が泊りがけでやってきて賑やかになりそうです。
パースの真夏は40度も珍しくありませんが、蒸し暑さが無いので助かります。
でも紫外線はオゾンホールが原因で、日本の5~6倍!
炎天下を歩くのはできるだけ避けたほうが懸命ですが、オージーは日傘などさしている人はほとんどいなく、帽子姿も珍しいのくらい・・・
不思議です。
この動物園のように、森や林が多いと助かりますね。
そんな事も考慮されてこのような自然いっぱいの動物園になったのでしょう。
一年に二回も真夏を経験すると、日焼けがそのまま自黒になって・・・
お肌のダメージが恐ろしい!
それでも懲りなく「夏山登山」を考えていますよ。