自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ダーティーペア 謀略の005便

2005-07-05 | OVA
ダーティーペア 謀略の005便 (1990年1月25日)OVA 60分
役名:ディック

DCL(デュバール・コスモ・ライン)005便が航行中に事故に遭い、乗客300人が消えてしまった。
しかし乗客の遺族からの賠償金・保険金の請求が一件もなく、驚いた保険会社がWWWA に提訴。
それと同時に乗客の一人、科学者ドーネンシュターンの義父である「ディック」からの捜索願いも出されており、ダーティペアが爆発事故の真相を探るべく、調査に乗り出す。

キャスト
ケイ:頓宮恭子 
ユリ:島津冴子 
グーリー主任:沢木郁也 
ムギ:巻島直樹 
ディック:納谷悟朗
ダニィ:堀内賢男 
ドーネンシュターン:小杉十郎太 
ゴロシア大佐:戸谷公次 
ザール宇宙空港アナウンス:光野栄里
ローリー(ディックの孫):山田沙織
DCL重役:清川元夢 
ザール機密警察本部長:塩屋浩三
デュバール宇宙軍将校:稲葉実 
ドルツ情報局員:梁田清之
宇宙港管制官:子安武人 
消防士指揮官:橋本博 
ホテルのフロント:鈴木宏之
(音楽監督は千葉耕市氏です。)

60分程の作品ですが、登場人物が結構多く、基本的に皆さんのセリフが少ないです。
悟朗さんは40分あたりから本格的に登場し、約20分間、結構活躍しています。
オヤジなキャラながら、元情報部員と言うディック・・・なかなかカッコ良かった!!
ケイとユリに向かって「若くはないが、その分渋いだろ?」なんて仰っていました。(笑)

ドーネンシュターン(小杉氏)は、「イグノール流動体」の研究に従事しており、その研究がこの事件の鍵を握っていた。
ケイとユリはディックの助けを借り、犯罪組織「ルーシファ」の陰謀により誘拐され研究を続行していたドーネンシュターンと彼の妻子を救い出す。

ダーティペア自体は全く知らないので(注)彼らが所属している WWWA と言う組織が何なのか全く不明。(笑)
有名なペアらしく、宇宙港で名乗りをあげる度に、管制官が大慌てしていました。
(「ラブリー・エンゼル」!と叫んでいました。)
彼女達と一緒にいる「ムギ」と言うキャラが面白かった。犬とかクマにしか見えないのですが、宇宙船を操縦したりしていて面白かったです。(キャラ設定は全く不明)

最初に彼女達に命令を下していた、主任(沢木氏)のキレッぷりが見事でした。(笑)
彼女達はハンサムに弱いらしく、イイ男が出てくる度に「カッワイ~」を連発していました。
堀内氏のダニー(航空調査局の捜査官)がカッコ良く、二人とも気に入った様子でしたが、ケイの身代わりとなってむごい最期を遂げる彼・・・。

全体的にコメディ調で、テンポも良かったです。
ケイは男勝り。ユリはちょっと甘ったるい感じ。
アクションも派手で、結構面白かった。

ディックはパワード・アーム(人工の手)が引っかかって、最終的に命を落としましたが、あの手は着装型・・・何とかはずす方法はなかったのか・・・悟朗さんのキャラを救う方法はないか、つい考えてしまいました。(苦笑)
ちょっと悲しいエンディングなのが、ビターで良いのかもしれませんが・・・????????
最後にダニーやディックの事を想って涙を流すケイが印象的でした。

作品的には、悟朗さんのディックが結構カッコ良くて嬉しかったです!

それにしてもダーティーペアのあの衣装・・・肌を見せるのは別いいですが、荒っぽい仕事をしている彼ら、いろいろ危険な事もあるはずだし、ちゃんと服を着た方がいいんじゃないか(肌をカバーして、守った方がいいのでは??)・・・って思うのは私だけでしょうか??(笑)
派手なアクションをする度に、擦り傷が出来るんじゃないか・・・??と思わず心配しちゃいました。(爆)

参考資料: 以下のサイト様、ありがとうございました。
Wikipedia 、サンライズ公式サイト、Murumbo Kingdom

発売元:バンダイ メディア事業部
制作・著作:サンライズ
原作:高千穂遥

(注)ダーティペアは、「クラッシャージョウ」(劇場)の中で、チラリと姿を見せていたのを観た事があります。
「クラッシャージョウ」はまたいずれ書きます。
(コワルスキー大佐=納谷悟朗)


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GOLDEN BOY

2005-05-12 | OVA
GOLDEN BOY- さすらいのお勉強野郎 (1995年~1996年) OVA
役名:ED ナレーション
全6話 私は4話~6話を拝見しました。

東大法学部中退の大江錦太郎が、フリーターをしながら人生のお勉強を続けて行く。
ちょっと(かなり?)色っぽいですが、結構面白かった。
錦ちゃんは、東大法学部だけの事はある・・・と思いました。(笑)
何でも一生懸命やって、最後は女の子達を魅了していました。
負けたわ。凄すぎる。ありがとう。最後に女の子達のそういうセリフを聞きました。
錦太郎役の岩田光央氏が、何だかとぼけた感じで面白かった。

ED ナレーションは基本的には同じですが、毎回微妙に違っていました。
悟朗さんがちょっと優しい感じで良かった。
いろいろバリエーションがありましたが、基本的にはこんな感じ・・・。
(著作権侵害の意図は全くありません!)

「大江錦太郎、25歳。東大法学部中退。但し、全過程を習得。自主退学。
以来数々の職業を転々とし、人生勉強中。
趣味、お勉強。心身共に至って健康。
将来日本を、いや世界をも救う男かもしれない。」(4話より)

本来なら超エリートの彼、世界を救う事だって本当に有り得るかも???(笑)

悟朗さんのナレーションには、近年特に注目しているので拝聴出来て嬉しかったです。
(ナレーションは、子供の頃はそれ程好きなジャンルではなかったので・・・。)

キャスト
大江錦太郎:岩田光央
鶴ひろみ、井上喜久子、岩男潤子、滝沢久美子、玉川紗巳子、小杉十郎太等。
ナレーション:納谷悟朗

原作・監修:江川達也(集英社)
プロデューサー:石川洋一(集英社) 浅賀孝郎(KSS) 野村和史(A.P.P.P)
監督:北久保弘之

参考資料:アマゾン様、accessup.org 様、ありがとうございました。


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マジンカイザー

2005-05-10 | OVA
*セリフ一言の作品

「マジンカイザー」 (2001年) OVA
第二話 「魔神降臨」 (全7話中、これのみを拝見しています。)
役名:兜十蔵博士

兜甲児君(石丸博也氏)の操縦していたマジンカイザーが爆走し、光子力研究所を破壊し続ける。
鉄也とグレートマジンガーが阻止しようとするが、マジンカイザーは鉄也に立ち向かう。
マジンカイザーは操縦を誤ると、操縦者にダメージを与え暴走するのだった。

悟朗さんは、甲児君のお祖父さんで、マジンカイザーの開発者、兜十蔵博士。
洞窟の中(?)にある研究所の奥深くで、甲児君にマジンカイザーの秘密を明かす為立体ビデオで現れる。メタリックなエコーのかかった兜博士。
「マジンカイザーがあれば、神をも超えられる。悪魔も倒せるのだ。・・・兜甲児よ、世界はお前の物じゃ」とかなりマッドな感じが良かったです。
でもセリフ、少なすぎ!!(苦笑)

私は「マジンガーZ」も「マジンカイザー」もほとんど知らないので、何が起こっているのか
全然わかりませんでした。(苦笑)
「マジンガーZ」では兜博士は島宇志夫氏が担当されたらしいが、明らかに島氏のご出演は不可能なので、悟朗さんが代役(??)された模様。

八奈見乗児氏の弓教授が結構カッコ良かった。キャラの絵もわりと素敵でした。
柴田秀勝、北浜晴子両氏のあしゅら男爵や富田氏のドクターヘルもご登場。(注)
「マジンガーZ」をご存知の方には楽しいのではないでしょうか??
それにしても、相変わらず「甲児クン」を演っていらっしゃるなんて、石丸氏は本当にスゴイですネ。(笑)

兜甲児:石丸博也  
弓さやか:内川藍維 
ボス:立木文彦  
兜シロー:相田さやか
剣鉄也:家中宏  
炎ジュン:斎賀みつき  
弓教授:八奈見乗児
ドクターヘル:富田耕生  
あしゅら男爵:柴田秀勝&北浜晴子
兜十蔵:納谷悟朗 他

企画:ダイナミック企画
監督:むらた雅彦
原作:永井 豪

(注)オリジナルでは、さやかは松島トモ子氏、松島みのり氏等が担当。
シローは沢田和子氏。映画などでは剣鉄也役は野田圭一氏だったようです。

参考資料:BANDAI CHANNEL 様、声優別データ様、作品解説マジンガー様、ありがとうございました。


コメント (2)
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吸血姫美夕 その2

2005-04-22 | OVA
続きです。その1からご覧下さい。

第1話「妖の都」(あやかしのみやこ)

霊媒師の一三子は、憑き物がつき、昏睡状態を続ける娘を助けて欲しいと、少女・藍子の両親から依頼を受ける。
調度その頃、町では吸血鬼が出現していると噂になっていた。
そして、藍子の周りに現れる美夕。

噂の吸血鬼に、ガールフレンドを殺されたと信じる都人。(鳥海氏)
美夕は、悲しみにくれる都人の血を吸い、彼はうつろな抜け殻の様になってしまったが、心は幸せで満たされていた。
美夕に血を吸われた人間は、それと引き換えに永遠の命を授けられるのだった。

藍子に取り付いた吸血鬼は血を吸い、命を吸い取る神魔だった。
美夕は藍子の血を吸って、藍子に永遠の命を与え、神魔の手から救おうとしたが、一三子の妨害にあい、それを果たせない。
美夕は神魔を闇へ返したが、藍子は命を吸い取られて絶命してしまう。
「あなたが邪魔したからよ」と淡々と言う美夕が、すごかったです。

一三子は、初めて神魔の存在を知ったのだった。

*共通語で話していたキャラ:美夕(渡辺氏)、一三子(小山氏)、都人(鳥海氏)
医師(玄田氏)

第2話「繰の宴」(あやつりのうたげ)

柚樹(堀川氏)と爛火(荘氏)がとても美しかったです。
美夕はこの柚樹が好きだった。そしてライバルは美少女神魔の爛火。
爛火は、獲物を人形に変えて生きる神魔。
人形の姿に、永遠の美を封じ込めるのだった。
美夕は、爛火が柚樹に永遠の美を約束している事を知り、「永遠なら私があげる」と誘うが、柚樹は、本当は永遠の美なんてどうでもいい、彼女を愛していると答える。
自分の気持ちを否定し続けるが、爛火も本当は人間である柚樹を愛しているのだった。

美夕は爛火を闇へ返し、監視者としては爛火に勝ったが、女としては敗北した。

*共通語で話していたキャラ:美夕、一三子、柚樹(堀川氏)、爛火(荘氏)

第3話「脆き鎧」(もろきよろい)

美夕にはいつも一緒にいる忠実な僕がいる。
彼は西洋から来た西洋神魔のラヴァ。
ある夜、海辺に立つ美夕の前に、海からラヴァが現れたのだった。
監視者の血を絶やす為、美夕を殺しに来たラヴァだったが、美夕は彼を見て、思わず彼の血を吸ってしまう。そして美夕に血を吸われた彼は、美夕の僕となった。
ラヴァは美夕を殺せなかった罰に、言葉と顔を封じられ、いつも仮面を被り、話す事が出来なくなってしまった。

ラヴァの友人のレムレスは、彼が美夕の僕となっているのを知って、ラヴァを封印してしまう。
美夕は、「あなたは闇に返さない。灰になるまで焼き尽くしてあげる」・・・となかなか恐かったです。焼き尽くされながら、レムレスは親友ラヴァの声を聞く。
「お前には分からぬか・・・あの少女の悲しみが?」
そしてレムレスに操られていた、鎧怪人も悲しい最期をとげる。

*共通語で話していたキャラ:美夕、一三子、ラヴァ(塩沢氏)、レムレス(三ツ矢氏)
鎧怪人(玄田氏)

第4話「凍る刻」(こおるとき)(第4話は全員共通語でした。)

一三子は、少女時代を過ごした鎌倉を訪れる。
近所にあった屋敷で、彼女は昔、恐ろしい物を見たのだった。

ラヴァの血を吸ってから、美夕は自分が吸血鬼であることを自覚し始める。
美夕の母は吸血の一族に属する神魔だが、夫は人間で、彼女は美夕を人として育てていた。

美夕が目覚めた事を知り、ついに神魔の長が彼らの前に現れる。
美夕達の種族は、血を吸った相手に永遠の命を与える事が出来るが、自分達は不老不死ではなかった。だから監視者の引継ぎが必要なのだ。
その引継ぎの時が来たのだった。
美夕の母は、「あなたは人間なのよ」と美夕を連れて逃走する。
生まれた時から監視者になる事が定められている、その定めから美夕を解き放してあげたかった。
しかし渇きを癒す事が出来ない美夕は、母の血を吸ってしまう。
そして美夕と母は、神魔達に追いつかれてしまう。

掟に背いた母は、夫と共に命を封印される。
それと同時に美夕の時間も止められ、監視者の居ない間に迷い込んだ神魔を全て闇に返す使命を与えられたのだった。

美夕が全ての神魔を闇へ返し、両親の封印が解かれた時、
「一つだけ言ってあげたい事があるの・・・お母さんに・・・。」と一三子に言う美夕。
美夕が言ってあげたい事とは一体何なのか・・・?
余韻の残し方が、全編を通して素晴らしかったです。

一三子は、美夕の話を聞いた後、その記憶を消されてしまう。
しかし・・・一三子は少女の時に見た恐ろしい物を思い出す。
あの時にも美夕はいた・・・今と全く変わらぬ姿で。

池田昌子氏が相変わらずとても美しい感じでした。
悟朗さんはお得意(?)の黒幕的存在。
「監視者の血を絶やすつもりか?」「逃がしはせぬ」と、迫力ありました!

全体に絵がとても綺麗でした。純日本風で素敵だった。
音楽も良かったです。

監督:平野俊貴  脚本:会川昇 絵コンテ:垣野内成美、平野俊弘
作画監督:垣野内成美、西井正典 原作:垣野内成美

*この後でドラマCDも制作され、悟朗さんも神魔の長役で登場されています。
(キャストは基本的にOVAに準じています。)


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吸血姫美夕 その1

2005-04-22 | OVA
吸血姫美夕 全4話 (1988年~1989年)
役名:ナレーション(OP)、呉服屋(1話)、神魔の長(4話)

吸血の家系に生まれたが、人として育てられていた美夕。
今は人間界に迷い込む「はぐれ神魔」を闇へ返す、はぐれ神魔の監視者・・・。

キャスト
美夕:渡辺菜生子  
瀬一三子(せ ひみこ):小山茉美 
都人(みやひと):鳥海勝美(1話)
柚樹桂(ゆずきけい):堀川亮(2話) 
爛火(らんか):荘真由美(2話)
ラヴァ:塩沢兼人(3話) 
レムレス:三ツ矢雄二(3話)
医師(1話)・鎧怪人(3話):玄田哲章
美夕の母:池田昌子(4話) 
美夕の父:鈴木清信(4話) 他
ナレーション:納谷悟朗

悟朗さんはOPナレーションを担当されていました。とてもヨカッタです!!!
折角なので、ご参考にアップ!!(著作権侵害の意図はありません。)

「かつて神と魔物は一つの存在だった。彼らは遠い記憶の淵に封じられた。
闇を恐れた人間の心が、それをなさしめたのだ。仮にそれらを神魔と呼ぼう。
今、彼らは眠りより醒め、結集の時を迎えた。闇と神魔と人間が集う最後の夜。
そこに一人の少女が紛れ込んだ時、物語は始まる。」

1~3話の舞台は京都で、皆(美夕の同級生等)が京都弁で話していた。
私は、関西系の言葉は、聴くのはだいたいわかるつもりですが、(多分)ここでの京都弁、いかにも京都出身ではない人達の京都弁で、ちょっと聞き難くかったです。(苦笑)

そんな中、第1話で、悟朗さんが一言ながら呉服屋の役で登場されていたが、悟朗さんの京都弁、お上手でした。サスガ立命館!?(笑)
悟朗さんの大阪弁は時々拝聴した事があったが、京都弁は初めてだったかも。
ちょっと得した気分になりました。(笑)

京都弁が主と言っても、なぜか主要人物は皆共通語で話していた。
別に京都が舞台だからと言って無理せず(?)に、全員共通語にすれば良かったのに・・・と思いました。(笑)


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