自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

コンバット! 13・14話

2006-01-17 | コンバット
第13話 「父と子」
Reunion (1-13、1963年1月1日)
エミール・ビレー(父):熊倉一雄
フランス人(レジスタンス):千葉順二
米軍将校:宮内幸平
ドイツ軍大尉:今西正男
*ヘンリー少尉欠席の為、短くまとめました。(笑)

サンダースの部下のビレー二等兵が、フランス人の父がこの村に居るはず・・・と探しあてて、再会するが・・・。

第14話 「英雄の条件」
The Medal (1-14、1963年1月8日)
ヴィンス(ジョセフ・キャンパネラ):加藤精三
ウォルトン:神山卓三?

前進するヘンリー少尉の小隊。だが前方には、ドイツ軍の戦車が待ち構えていた。
襲撃が始まり、後退する彼ら。

ドイツ軍の激しい攻撃の中、親友のヴィンスとウォルトンは、溝伝いに這って戦車に近づく。ヴィンスは、まず機銃兵を射殺し、手りゅう弾で戦車の敵を全滅させた。
そして戦車を乗っ取ると、ドイツ軍に向けて砲撃し、沢山の敵を倒したが、近づいて来たドイツ兵に撃たれてしまう。
ドイツ将校はとどめを刺そうとしたが、小隊が近づいて来くるのを見てその場を立ち去った。
まだ溝の中にいたウォルトンは、友人がやられた事を知ると、戦車に這い登り、狂った様に撃ちまくるのだった。
しかし、ドイツ兵のほとんどは、ヴィンスによって既に倒された後だった。

そこへやって来たヘンリー少尉達は、すべてはウォルトンの手柄だと思い込む。
「一人で片付けたなんて、スゲエな!」とビリーに言われが、ウォルトンはヴィンスの事に気を取られて何も答えなかった。友人が重傷を負って、意気消沈しているのだ。

ヘンリー少尉は、ウォルトンを元気づける為にも、勲章を申請しようと考える。
戦車を破壊し、17人の敵を倒した手柄は大きかった。
サンダースは個人的には、一人だけを選び出す事に反対だったが、ヘンリー少尉の提案に同意する。

ヴィンスは家族の事を口走りながら、息を引き取った。
ガックリしているウォルトンに手紙が来るが、悪い知らせの様だった。
彼は持っていた写真(多分恋人)を破り捨てた。
それまでは勲章の事など、どうでも良かったが、勲章を貰えば「英雄」だと言われると、ふと魔がさして、その気になってしまう。勲章があれば、見返してやれると思ったのだ。

そんな時捕らえたドイツ軍少尉は、ヴィンスを至近距離で撃った男だった。
彼はウォルトンを見て、本当に手柄を立てた兵隊とは違う人物だと気づき、利用しようと考える。
ドイツ軍少尉は、自分を逃がせとウォルトンを説得する。
そうすれば、誰にも真相を知られずに、ウォルトンは英雄として凱旋出来ると言うのだ。
そこへ戻って来たサンダースは、全てを理解した。

ウォルトンは、逃げようとするドイツ少尉を射殺する。
その彼に、「奴は片付いた。俺をどう始末する?」とサンダース。
ドイツ軍の斥候と撃ち合いになり、サンダースは鉄条網の中に落ちてしまう。
ウォルトンは一瞬その場を離れようとするが、戻って来てサンダースを助け、ドイツ兵を倒すが、自分も負傷する。

ウォルトンはヘンリー少尉達に真相を話し、推薦状の名前はヴィンスにして下さいと願い出る。
悪い知らせが来て、英雄になって見返したかった。酷い事をしてしまった。
ヴィンスが死んで、残ったのはその手柄だけなのに、それを盗んだなんて。
ヴィンスの妻のペギーと息子に勲章をやって下さい。二人はそれを見る度に、ヴィンスの事を思い出すでしょう。
ヴィンスに勲章を貰って下さいと依頼する。
ヘンリー少尉は、「よし、引き受けた」と約束するのだった。

「英雄って何ですかね?」とサンダースに問われ、「俺にも分からん。俺にもな。」と、答えるヘンリー少尉。
真相を話したウォルトンも、英雄なのだと私は思いました。

それにしても、事の発端は、ヘンリー少尉が勲章を申請しよう等と考えたから・・・??
サンダース軍曹が、本能的(?)に、一人だけを特別扱いするのを嫌ったのは、サスガでした。


コメント (2)
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