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自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

空中大脱走

2013-09-20 | 吹き替え
「空中大脱走」
Escape of the Birdmen 1971年 米 TVM
1974年11月15日(金) フジ ゴールデン洋画
役名:モーガン大佐(チャック・コナーズ)

吹き替え入りDVDの発売前にキャストを載せましたが、拝見しましたのでもう少しご紹介します。


モーガン大佐(チャック・コナーズ):納谷悟朗

悟朗さんの役のモーガン大佐ですが、前に何処かで解説を読んだ時に、結構頑固な人の様に説明されていました。(??)
偏屈な人を想像していたのですが、拝見した所、どちらかと言うと優しい感じで、物分りの良い出来た人と言う印象でした。

ハリー少佐(主役のダグ・マクルーア)の事を嫌っている、と言う様な説明も見た事があったのですが、別に毛嫌いしている訳ではなく、脱走計画に関しての意見の違い等があったと言う程度でした。
唯一モーガン大佐がハリーに対して本当に怒るのはラストの部分のみです。
(この部分の説明は下の方を参照。笑)

冒頭、チェス版作戦と呼ばれた作戦で、世界的な物理学者、ノルウェー人のブレビック博士をナチの収容所から救出した軍諜報部のハリー少佐でしたが、結局二人とも捕まってしまい、今度は脱出不可能と言われるベックスタック収容所に収容されます。


諜報部将校でパイロットのハリー少佐(田中信夫)と科学者のブラビック(山田康雄)

チェス版作戦後にナレーションが入るのですが、そのナレも悟朗さんが演って下さっていました。(始まりから11分半ぐらいの所です。)
一部をご紹介します。

『自由は、勇気と度胸によって生まれると、アメリカの詩人ロバート・フロストは言った。』

なお、このナレーションの説明によると、この映画の話は、実話を元にしているそうです。


ベックスタック収容所


シラー大佐(大木民夫)
ベックスタックの責任者です。
この人も元パイロットの設定ですが、首から下げているのはブルーマックスの勲章でしょうか???

この人は冷静な人ですが、大木さんが可笑しい感じだったら「OK捕虜収容所」になってしまうなぁ・・・と、ついツマラナイ事を考えてしまいました。(爆)

***

ドンレイと言う若い兵士が脱走に失敗して亡くなった時のシーンからです。
ここでの悟朗さんのセリフをご紹介します。


納谷 「全員気をつけ!故人の霊に敬礼!」
ほぼ沖田艦長登場です。(笑)



***

ハリーはフォーカスが上げていた凧からヒントを得て、グライダーでの脱出を計画します。
モーガン大佐はこの計画に反対し、トンネルを掘っての脱出計画を続行して、一人教会の下を掘り続けます。
皆が盛り上がっている中(?)グライダー制作の場面には登場せず、悟朗さんはずっと欠席状態でした。

この計画のお陰で皆の士気が上がり、捕虜達が明るくなって行きます。
何かが起こっていると察知したシラー大佐。
大佐の注意をそらす為、ハリー少佐は穴掘りを続けるモーガン大佐を売り渡してしまいます。
モーガン大佐は独房入りで、悟朗さんを全然見かけない状態になりました。(苦笑)

グライダーがほぼ完成した所で、ブレビックを探しにゲシュタポがやって来ます。
ハリーは皆に真相を説明しますが、そこへ登場した、独房から釈放されたばかりのモーガン大佐は自分を売ったハリーの話を信じ様としません。
仲間の一人、盲目のデイビスが、ノルウェーでのブレビックの救出作戦に参加していた為、彼の説明でモーガン大佐はすぐに納得していました。

デイビスが救出作戦での合言葉を使っていました。
合言葉をご紹介!(笑)


市川 「青い氷山」
山田 「海の上を漂っている」

もやは一刻の猶予もなく、飛び立つ事になりますが、グライダーを押し出す為の重しに使っていたバスタブが、ハリーの足に落ちてきて彼は骨折。
ハリーはグライダーを操縦出来ません。
皆が落胆する中、大佐が行って下さい、とモーガン大佐にブラビックを託すハリー少佐です。
モーガン大佐の操縦で、グライダーは見事飛び立ち、ブラビックの救出作戦を完了する事が出来ました。


モーガン大佐とブレビック

グライダーが飛び立つ時に、仲村さんが「発進だ」と仰っていました。
(済みません、もう全部「ヤマト」。笑)

悟朗さんは途中出番が全然なくて、あれ?と思ったのですが、最後にフィナーレを飾っておいしい所を持って行ったので、やっぱり特な役だったのかな・・・と思いました。(笑)

「心は自由」と言うドイツ民謡があちこちで使われていました。

***

「空中大脱走」
Escape of the Birdmen 1971年 米 TVM
COLDITZ: Escape of the Birdmen (本国版DVDタイトル)
別題 The Birdmen
1974年11月15日(金) フジ ゴールデン洋画

ハリー・クック少佐(ダグ・マクルーア):田中信夫
モーガン・クロフォード大佐(チャック・コナーズ):納谷悟朗
ブレビック(ルネ・オーベルジョノワ):山田康雄 ブレヴィック
シラー大佐(リチャード・ベースハート):大木民夫
フィッツ中尉<フィッツジェラルド>(トム・スケリット):仲村秀生
デイビス(ポール・コスロ):市川治 デイヴィス
フォーカス<アイルランド兵>(ドン・ナイト):細井重之

寺島幹夫、木原正二郎、森功至、原田一夫
上田敏也、嶋俊介、水鳥鉄夫、平林尚三

翻訳:山田実
演出:山田悦司

*マックス・ベア(じゃじゃ馬億万長者のジェスロ)の声は、私には分かりませんでした。
*点呼を取るシーンで、山田さんの声まで聞こえて来て(別人の役)面白かったです。
*仲村さんがダグ・マクルーアと対話するシーンは少し不思議な気もしましたが(笑)、全体的に田中さんの声でも違和感はありませんでした。

***

前に載せた記事はこちらです。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/714.html

***

*IMDb他





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