自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ゴルゴ13 その1

2006-03-04 | アニメ
「ゴルゴ13」劇場版 (1983年) 東宝
役名:レオナルド・ドーソン

劇場で拝見した作品でしたが、機会があり再見出来ました。
悟朗さんと、瑳川、富山、武藤礼子氏がご出演だったのは記憶にあったのですが、
まさかこんなに沢山の方がご登場だったとは!!驚きました。(笑)
(キャスト聴き取り。)

キャスト
ゴルゴ13(“デューク”“G”):瑳川哲朗
レオナルド・ドーソン:納谷悟朗
ロバート・フレドリック・ドーソン:富山敬
ローラ:武藤礼子
シンディ:藤田淑子
モレッティ司教、他:納谷六朗
司教と一緒にいた人:嶋俊介
執事アルバート、他:北村弘一
ジェファーソン将軍:小林清志
ブレイガン:富田耕生
CIA副長官:村越伊知郎
情報屋(時計屋):千葉耕市
ブラジルに居た情報屋(パブロ?):青野武

悟朗さんの役は大実業家、石油王レオナルド・ドーソン。
「いかにも」の貫禄です!
自分の船(超豪華客船と言う感じ)の上で、62歳の誕生日を祝う彼は、これを機に、会社のほとんどを息子ロバートに引き継ぐ事にしていた。
ロバートから父へ、アネモネと白のバーベナの花束が贈られ、ドーソンは幸福だった。
が、ロバートがその場で狙撃される。
(富山さんの出番はあと、最後の方に少しあります!)

ゴルゴ13(瑳川氏)は墓地で司教(六朗氏)から仕事の依頼を受ける。
司教はシシリー島のマフィアの家系出身だが、流血を避け聖職に就いていた。
が、実家の家族が、マフィアのドクターZの組織に皆殺しにされ、どうしてもそのままにする事が出来ないと言うのだった。
ゴルゴ13にすべてを託した彼は、神に裁きを請い、その場で自殺する。
(六朗氏はあとで、ちょこちょこ声が聴こえます。笑)

ゴルゴ13の情報屋の千葉氏がとても良かったです。
彼からの情報によると、ドクターZの正体は、組織の最高幹部さえ知らないと言う。
ドクターZに接触出来るのは娘のシンディだけ。
そこで、ゴルゴ13は彼女に近づき、首尾よくドクターZを片付ける。
このシンディ、とても綺麗でしたが、イタリア人なのに、どうして金髪なの???・・・なんて、フト思いましたけど・・・。(爆)

ゴルゴ13がドクターZを始末する所は、すべて監視されていた。
何か巨大な組織が、ゴルゴ13をマークしているのだ。

この辺りから、富田氏の出番がやたらにありました。(笑)
ゴルゴ13が車に乗ると、富田氏らの大襲撃が・・・。
あやうくその場を逃れた彼は、教会へ向かう。
そこでは、司教と一緒にいた男が血祭りにあげられていた。
そしてそこへゴルゴ13を狙う刺客トリオが登場する。(彼らはかなりの凄腕。)
ゴルゴは刺されるが、何とか彼らから逃れて外へ出ると、そこにはゴルゴ13を待ち受ける巨大組織の大襲撃が待っていた。富田氏が指揮を取ってスゴイです。(笑)

千葉氏の所には、別の刺客が現れ(これがもの凄い刺客。)千葉氏の情報屋は瀕死の状態に陥る。そこへ現れたゴルゴ13に「お前さん、狙われてるぜ。今まで見た事も聞いた事もない馬鹿デカイ組織に・・・」と忠告して息絶えた。
千葉氏、最高すぎでした。(笑)

CIA副長官(村越氏)、FBI本部長(キャストが分かる方がいらっしゃいましたら、ご教示お願いします。)、ブレイガン(富田氏)、ジェファーソン将軍(小林清志氏)が、ゴルゴ13を倒すべく、密談していたが、そこでスネークと呼ばれる最強の殺し屋(千葉氏を倒した刺客。)を披露する富田氏。
富田氏は、彼をCIAが派遣した刺客トリオと対決させるが、スネークのもの凄さは圧倒的で、CIAトリオはその場で全滅した。
何故かこの場に、ローラ(ドーソンの息子、ロバートの未亡人。武藤礼子氏。)が居ましたが、私にはその理由が理解出来ませんでした。(苦笑)

ゴルゴ13に特別な車や武器を提供する、銃器密造職人のリタ。

ゴルゴ13の次のターゲットは、もとナチスのベルンハルト・ミューラー(「銀河英雄伝説」に出てきそうな名前ですね。笑)ことドン・ヒューズ。
彼は、ヒューズ・ビルの最上階に住み、そこから一歩も外へ出ないと言う。
最上階は、50ミリの特殊防弾ガラスで守られていた。
ゴルゴ13が狙撃に使うと思われるビルは絞られており、富田氏率いる組織がしっかり監視していた。

スーパー・ビールの広告塔は、ヒューズ・ビルとの間にUSAビルがある為、狙撃に使うビルのリストからは除外されていた。
しかし、そのスーパー・ビールの広告塔にゴルゴ13は現れる。
広告塔の高さは、障害となっているUSAビルの48階にあたるが、この48階はユニオン
カンパニーが全フロアを借り切っており、ここを突き抜ければ、広告塔→USAビル→
ヒューズ・ビル・最上階への狙撃が可能なのだ。
ゴルゴ13の弾丸は、本当にUSAビルを突き抜け、ヒューズ・ビルの窓まで突き破り、
ドン・ヒューズを見事射殺した。
(いくら特殊改造銃と言ったって、そんな事が可能なんでしょうか???????)

不可能に見えたドン・ヒューズ射殺に成功したゴルゴ13は、地上で富田氏率いる組織の人間と対決。
ゴルゴも撃たれるが、その場で富田氏が殺られていました。

スネークによって、リタも始末された。

そして始まりから約53分、レオナルド・ドーソン、ついに登場です!(笑)
息子ロバートを殺され、ゴルゴ13への復讐に燃える彼は、「国家機関から諸君を買い取ったのだ」と言い切り、今回の失敗に激怒していた。

復讐の為には、もはや感情も捨て去った彼は、平気で(?)ローラを酷い目に合わせる。
その間、自分は屋敷からの美しい眺めに心を和ませ、静かに執事と話すあたり、もの凄かったです。

ブラジルに飛んだゴルゴ13は、そこに居る情報屋と接触。このキャラ、ちょっと良いです。
セリフが少ないですが、青野氏が堂々ご登場!(笑)
ゴルゴは巨大組織の黒幕を知りたい、と依頼する。

<続く>

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2 コメント

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Unknown (フォーリア)
2007-06-17 23:09:51
初めまして。楽しく読ませていただいてます。
劇場版ゴルゴ13(1983)のFBI本部長のキャストは、兼本新吾氏(故人)でしょう。巨人の星の左門、ガッチャマンの竜、ガンダムIIのコズンなどを演られた方です。今はもう手元にビデオがないので再確認できませんが、リストを掲載されている方も何人かおられますよ。
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Unknown (自称納谷悟朗後援会長)
2007-06-18 21:36:28
フォーリアさん、
お立ち寄り下さり、ありがとう御座います。
FBI部長は兼本さんですか。
また聴いてみます。
御教示頂きありがとうございました!!!
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