“双龍再訪” ~龍王ヶ淵と龍鎮神社
3年振りに奈良県宇陀市の山深くに棲む双龍に会いに行った。
一頭目の龍、龍王ヶ渕は、室生向渕、大和富士と呼ばれる額井岳近くの標高530mの山中にある自然池。
風のない晴れた日、湖面に周囲の木々が映り込む「水鏡」の景色は神秘的だ。
当日はやや風があり、リフレクションはあまり期待できなかったが、龍王の片鱗を垣間見た。
この辺りに行くと、いつも、お邪魔する正定寺。
観光寺ではないが、花に溢れた境内にはいつも癒される。
二頭目の龍は室生の深谷川の清流にある龍鎮の滝の傍らに鎮座する龍鎮神社(りゅうちんじんじゃ)。
龍神が鎮まるという滝壷は、深く澄んだ水が満ち溢れ、ここが神域であることを感じる。