「2024 ワンダースターのゆく年・下半期」 ~セレクト100Shots・能登に向けて
下半期のインスパイアShotsです。画像クリックで記事にジャンプします。
2024 下半期セレクト100SHOTS
あっという間の一年。時の流れの加速度は更に増して、目まぐるしいほどです。
何もなかったような一年だったけど、こうして振り返ると、いろいろあったなあというのが実感ですね。
皆さんは如何でしたか。
本年もお世話になり、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
「2024 ワンダースターのゆく年・下半期」 ~セレクト100Shots・能登に向けて
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2024 下半期セレクト100SHOTS
あっという間の一年。時の流れの加速度は更に増して、目まぐるしいほどです。
何もなかったような一年だったけど、こうして振り返ると、いろいろあったなあというのが実感ですね。
皆さんは如何でしたか。
本年もお世話になり、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
「2024 ワンダースターのゆく年・上半期」 ~銀河トンネルを超えて セレクト100shots
上半期のインスパイアShotsです。画像クリックで記事にジャンプします。
上半期セレクト100SHOTS
下半期セレクト100SHOTSに続く。
東神苑・中神苑の夢幻 ~光の神苑 平安神宮 ②
「NAKED光の神苑 平安神宮」では、平安神宮の日本庭園である東神苑・中神苑を光のアートで彩った。
東神苑内にある尚美館を舞台にしたプロジェクションマッピングや、スモークとライトアップを駆使した中神苑の蒼龍池など、独特な視覚効果が庭園全体を包み込み、訪れる人々を幻想的な世界へ誘った。
京都の新たな冬の風物詩である。
光の神苑 平安神宮 ① ~平安京・朝堂院の幻想
平安神宮は、平安時代の神社ではなく、平安遷都1100年記念事業の記念モニュメントとして、明治28年に建立された。
当初は、平安京遷都当時の本来の場所に、大内裏の中心的施設「朝堂院」全体を復元しようというものだったが、事情により、「大極殿」と「応天門」だけを8分の5サイズで復元することになったものだという。
御祭神は、延暦13年(794年)に京都の地に平安京を建都した桓武天皇と、平安京最後の天皇・孝明天皇。
今回の「NAKED光の神苑 平安神宮」では、まず、大極殿大内裏から始まる。(①、②、⑦)
TOP写真は蒼龍楼。
応天門
五代160年以上継承する老舗傘屋「日吉屋」の京和傘がデジタルアートと融合した「光彩和傘」。
ときじくの実。
クリスマス・コンサート on イブプラット
クリスチャンでもないのに、この季節になるとクリスマスツリーやイルミネーションを見たくなる。
クリスマスソングを聴いて、束の間、敬虔な気持ちになる。冷え込む夜なのに、HOT、心が温まるひととき。
大阪教育大学附属小学校PTA おんがくの森サークル コールモモの皆さん。
Mary の皆さん。
常磐会短期大学・常磐会学園大学吹奏楽部&常磐会吹奏楽団の皆さん。
皆さん、素敵な聖夜をありがとうございます。
ルイ・イカール美術館 ~Kyotoで感じるアール・デコの薫り
八瀬の瑠璃光院の一角に位置する「ルイ・イカール美術館」。
パリ市と京都市の国際文化交流を一層深めるという目的で設けられた施設で、アール・デコ時代に活躍した画家であるルイ・イカールの作品を展示している。
パリジェンヌの薫りを京都で感じる稀有なスポットである。無料なのが嬉しい。
紅葉最終章 ・ “瑠璃の庭” ~瑠璃光院 ②
比叡山の麓に位置し、四季折々に色づく景観が古来より人々を惹きつける京都・八瀬の里に位置する「無量寿山光明寺 京都本院 瑠璃光院」。
瑠璃とは、極楽浄土を飾る七宝の一つである浄土の色。
種々の楓が繁茂する深山の地に、幾重もの苔に覆われ清らかな泉が湧く主庭全体がまさに瑠璃色に輝かんとする様子から「瑠璃光院」という寺号がつけられたという。
今年も紅葉を愛でんと、多くの人が訪れた「瑠璃の庭」の紅葉も最終章を迎えていた。
「阿弥陀来迎三尊図」 「瑠璃石」(ラピスラズリ)
「月次風俗図屏風(左隻)」
「八瀬もみじの小径」も散り紅葉が敷き詰められていた。
瑠璃光院 ① ~美・リフレクション
瑠璃光院へは出町柳駅から叡電に乗り、八瀬駅まで行くというルートを取った。
以前、車で出かけたとき、八瀬駅前の駐車場が満杯で引き返したという苦い思い出があったからだ。
紅葉シーズンも終盤、予約期間も終わり、すんなりと参詣することができた。
瑠璃光院はもともと京都の実業家、田中源太郎の別荘として建てられた。
その別荘に「喜鶴亭」の名を付けたのは、公卿出身の明治の政治家、三条実美である。
その後、高級旅館となったが、やがて廃業し、岐阜県に本拠を置く浄土真宗の光明寺が買収し、寺院「瑠璃光院」として再スタートした。
近頃は漆机に映る紅葉や新緑のリフレクションがインスタ映えするとブレイクするようになった。
デスク・リフレクションの先駆けといえるかもしれない。もうひとつ、寺院ビジネスとしても。
数寄屋造りの建物を囲む「瑠璃の庭」「臥龍の庭」「山露地の庭」それぞれ趣の異なる三つの庭園、三条実美公命名の茶室「喜鶴亭」のほか、八瀬名物「かま風呂」 等を鑑賞することできる。
まずはメインともいえる書院2階の部屋から見える名残の紅葉リフレクション。
カエデ山の紅葉 ~大阪公立大学附属植物園 ③
4つの尾根に3つの谷というダイナミックな地形に11種類の森を復元するという壮大な実験プロジェクトの植物園。
あまり宣伝されないので人が少ないことも幸いして、ゆっくりと自然を満喫できる穴場である。
園内にあるカエデ山では紅葉最盛期を迎えていた。(12月1日)
今季最高の紅葉だった。
"ブナ" や "アカイタヤ" の黄葉 ~大阪公立大学附属植物園 ②
”アカイタヤ" はムクロジ科イタヤカエデの変種で北海道や東北など北国に多い高木落葉樹である。
イタヤカエデは日本のカエデのうちで唯一樹液から糖分が採れる種でアイヌ民族はこの木から砂糖を採っていたという。
陽光を透かした ”アカイタヤ” の黄葉が美しい。
”ブナ” はブナ科ブナ属の落葉広葉樹で森の女王といわれるくらい雄大であり、生態系にとっても、母のような存在感がある。
ブナの黄葉も輝くように美しい。
大阪公立大学付属植物園では樹木を中心に6,700種類の植物を収集・保存しており、広大な園内を散策するだけでも楽しめる。
”ホオノキ” や ”ユリノキ” の黄葉も美しい。
コルタデリア・クイラ。イネ科。
ハネセンナ。
冬桜の樹が一本だけ、咲いていた。
メタセコイア・そそり立つレンガ色の紅葉 ~大阪公立大学附属植物園 ①
晩秋から初冬にかけて、メタセコイアの色づいたレンガ色は陽光を浴びると燃えるようなオレンジ色になる。
それは命を燃焼させることで、存在を誇示しているかのようだ。
メタセコイアというと、マキノ高原の並木が有名だが、交野市にある大阪公立大学附属植物園のメタセコイアも素晴らしい。
秋篠寺から水谷茶屋 ~大和の紅葉逍遥 ②
奈良市秋篠町、平城京の西北に位置する光仁天皇の勅願寺・秋篠寺は秋篠宮様の宮号に由来する。
その理由は秋篠寺の伎芸天像が紀子妃殿下によく似ているように見えたからだとか。
今なら、佳子様なのだろうかと思ったりする。
境内には会津八一の歌碑が建ち、初冬の紅葉が鮮やかだった。
あきしの の みてら を いでて かへりみる いこま が たけ に ひ は おちむ とす (会津八一)
<秋篠のみ寺をいでてかへりみる生駒がたけに日はおちむとす>
水谷茶屋は春日大社北側、若草山のふもとにある茶屋で、大正初期に建てられた”かやぶき”の建物である。
晩秋の奈良公園のフォトジェニック・スポット。
それなのに、こんなときに限り、いつも、たむろしている鹿たちがいない。
大和の紅葉逍遥 ① ~八咫烏(やたがらす)伝説
1. 等彌神社
等彌(とみ)神社は、奈良県桜井市の鳥見山の西麓に鎮座する古社である。
鳥見山は、橿原神宮で即位した初代天皇の神武天皇が大嘗祭を行ったという ”まつりのにわ(霊畤)” がある場所で、日本建国の聖地になるという。
御祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)・磐余明神(いわれみょうじん)であるが、ご神体として八咫烏も祀られている。
2. 八咫烏神社
3本足の烏の姿をした八咫烏は、神武天皇が日向(宮崎県)から大和へと向かう東征の途中、熊野から大和まで案内をしたと伝えられており、導きの神様として信仰されてきた。
この八咫烏を祀るのが、宇陀市にある八咫烏神社である。
ご祭神は建角身命(たけつぬみのみこと)で社伝によれば、八咫烏はこの神の化身と伝承されている。
現在では、八咫烏はサッカー日本代表のエンブレムにもなっており、勝利(ゴール)へと導くシンボルとして知られており、サッカーファンの聖地とも云われている。
3. 大願寺
「道の駅宇陀路大宇陀」に隣接する大願寺は推古朝の7世紀に創建されたという真言宗御室(おむろ)派の寺院で、十一面観音菩薩立像を本尊としている。
江戸時代、織田家宇陀松山藩の歴代藩主の信仰が篤かったという。
よく利用する道の駅の側にこんな紅葉の隠れ寺があるとは知らなかった。
狛犬ならぬ ”狛虎” に迎えられる。
レノン忌に寄せて ~今年は『Nowhere Man』、『War is Over!』
12月8日は44年前にジョン・レノンが凶弾に倒れた日。
奇しくも日米開戦の日である。
ワンダースターでは毎年、この日にレノンに纏わる記事を書くことにしている。
毎年、12月8日になると上記の常套句を用いて、レノンに纏わる記事を書くのが常であった。
ところがである。仕事帰りの電車の中で『Yesterday』を忘れていたことに気づく。
慌てて、この記事を書こうとする私の脳裏を過るのは『Nowhere Man』。
まさに今の私にぴったりだ。
必要以上に誰かとつるむより、孤独と向き合う方がよいと強がっていた自分とも、もう、おさらばだ。
レノンが亡くなって数年後、オノヨーコと息子のショーンが訪れたという嵯峨野の直指庵。
被団協のノーベル平和賞受賞、おめでとうございます! 道は更に厳しいけれども。
''戦争を終わらせるのは簡単さ。あんたが本当にお望みならばね・・・'' ジョンレノン
"甦った天女″ 五重塔 ~女人高野・室生寺の紅葉 ③
「金堂」を出て、参道をさらに登ると室生寺の本堂である「潅頂堂(かんじょうどう)」が見えてくる。
こちらも国宝で、建立は鎌倉時代、日本三如意輪の一つに数えられる如意輪観音菩薩像が安置されている。
本堂から奥ノ院へと続く石段の下から見上げると、樹齢600年の50メートルはある杉の木に囲まれ、自然と調和した朱塗りの日本一小さい五重塔が見える。
その美しさから ”舞い降りた天女” のようだと評されてきた。
室生寺の国宝建造物は、五重塔・金堂・本堂と3つあるが、創建時にまで遡ることができるのは、この五重塔のみである。
ところが、平成10年、台風でなぎ倒された巨木が塔に倒れかかり、初層から五層までが損壊し、倒壊寸前となった。
その後、宮大工さんの努力と技のお蔭で漸く、甦った五重塔を見上げると感慨もひとしおである。
紅葉は本坊あたりが一番、鮮やかだった。