白馬・一の倉荘 ~心の宿シリーズ Vol.9
今日の宿へは白馬駅から「大出の吊り橋」を経て長野・鬼無里方面へ車で約10分とあるのでタカを括っていたが想像以上の山里だった。
夜間の到着なら、ちょっと大変だった。
白馬の自然豊かな、豊かすぎる山里の民宿で350年以上続く老舗だという「一の倉荘」。
素泊まり4200円(暖房費600円込)はドミトリーを除けば、地域最安値なのではないだろうか。
今回は素泊まりだったが、オーナーさんがシェフで料理も大好評とのこと。
無農薬の採れたて野菜とニジマスの薫製と朝食につくガレットが名物と聞くが、今日の夕食は隣家の猟師さんが仕留めた熊料理だったという。
う~ん。惜しいことした。次回は是非。
(自分が熊の夕食にならないように気を付けねばならないが。)
ゲレンデも近く、約3000冊という蔵書のコミックスや宿泊者が集える囲炉裏端、ペットOKの別邸があったりと魅力的だが、何よりも「おもてなし」の心が随所に感じられる。
豪華とはお世辞にも言えないが、私はこんな素朴な宿が大好きである。
早朝の白馬村逍遥。
白馬シリーズ 〈完〉