徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

異風者(いひゅうもん)からの通信

2009-02-04 16:52:15 | ビジネス
 三池炭鉱の万田坑を物語の舞台の一部とする脚本を書く以上、三池炭鉱そのものについても調べておく必要があると、昨年来、参考文献やネットなどで調べ始めた。昨年10月に万田坑跡で行われた映画「信さん」のロケにエキストラで参加した目的の一つも実は万田坑内部を見ておきたかったからだ。
 そんな調査資料の中に、僕の心をとらえて離さないものがある。それがこの「異風者からの通信」というサイトだ。このサイトは、現在、滋賀県彦根市(かつて僕も住んでいたが)にお住まいの前川さんという方が運営している。前川さんのお父さんはかつて三池炭鉱で働き、三池闘争で解雇された方だそうだ。前川さん本人は社宅で生まれ育ち、小学2年の時に一家で三池を去ったそうだ。断片的な記憶しか残っていない三池の想い出を、何とかきちんとした形にして、後世に伝えたいとの一念で取材や調査を始められたそうだが、その強い想いがひしひしと伝わってくる。貴重な歴史の証言集とでもいうべきだろう。
■異風者からの通信
 http://www.miike-coalmine.org/


プリンタ複合機

2009-02-02 17:25:03 | ビジネス
 愛用のプリンタ複合機、エプソンのPM-A750の寿命がそろそろ近づいたようだ。印字がかすれる様になり、ヘッドクリーニングを何回繰り返しても回復しない。購入した家電店に確認したら、修理工場送りは免れないらしい。修理に出せば回復するだろうが、費用が1万円程度はかかるらしい。ネット通販で買えば同程度の規格の製品が1万数千円で買えるようだから、修理は割に合わないし、だいいち修理に出せば2~3週間は間違いなくプリンタが使えない状態になるのでそれは困る。それにしてもこのプリンタはよく働いてくれた。今まで7~8台のプリンタを使ったが、最も酷使し、そして最も長く使ったのはこのプリンタだ。それだけにとても愛着がある。新品に換えるべきかどうか、思案のしどころだ。

徳島弁のセリフ

2009-01-27 16:50:11 | ビジネス
 シナリオのセリフを徳島弁化するお願いをしていた「熊本徳島県人会」の幹事、多田さんから「出来たよ!」との連絡。さっそく頂きに行った。やはり、書物などで調べただけではわからない地元特有の言い回しがあるようだ。多田さんはわざわざ徳島県庁の方に手紙を出してPRしていただいたらしく恐縮のいたりだ。多田さん情報によれば、今年9月から放送されるNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」は同じ美波町を舞台にしているそうだ。「ウェルかめ」は美波町の日和佐だそうだから僕のシナリオの舞台、美波町の阿部とは15キロほどしか離れていない。つまり同じ言語圏(?)と考えていいだろうから随分参考になるに違いない。そう言えば昨年10月、現地を訪問した時、日和佐の薬王寺が見えるガソリンスタンドで給油をしたことを思い出した。それはさておき、さっそく作業の再開だ。

大容量ファイルの転送

2009-01-21 17:20:41 | ビジネス
 今使っているカシオのデジカメは1010万画素なので高精細モードで撮ると、1枚が2メガや3メガ当たり前になってしまう。以前は他の人との画像ファイルのやりとりはもっぱらメールに添付という方法を使っていたが、これだけ画像サイズが大きくなるとメールは使えない。そこで最近では画像ファイルのやりとりは、ほとんど「宅ふぁいる便」を使っている。プレミアム会員(無料)になっておけば一度に100メガバイトまで送信できるので便利だ。写真だけでなく、プレゼンテーションのファイルになると一つで30メガバイトくらいになったりするので、「宅ふぁいる便」はホントに重宝している。

自家製納豆

2009-01-08 20:06:36 | ビジネス
 今日はSさんから「パソコンがグチャグチャになった!」とSOS。午後から出かけて見てみると、たしかにSAFEモードのような変な画面になっており、マウスも反応しなくなっていた。キーボード操作であれこれ試みるが効果なし。運が悪いことにOSはメーカーがもうサポートしていない「Windows Me」だ。とにかく一度初期化してみようとリカバリーCDをさがしてもらうが、これが見つからない。よく探してもらってどうしても見つからなければその時点で次の対応を考えようということにして今日のところは引きあげた。
 その足で、Kさんの家に回り、昨年末から懸案となっていた熊本県の電子入札システムの利用者登録を行なう。問題なく登録が終り、いつでもKさんが入札に参加できる態勢は整った。しかし、肝心の公共事業はますます減る一方だろう。帰りに親戚の家で作ったという自家製納豆をもらった。藁に包まれた納豆の姿を見るのは何十年ぶりだろう。


徳島弁のセリフ

2008-12-25 00:09:07 | ビジネス
 現在執筆中のシナリオ作成に当っては、舞台の一部が徳島県なので、現地へ行って地元の方の話も取材したし、また見ても回った。しかし、セリフを詰めていく段階になると方言の使い方がどうもわからない。ネット上にも徳島弁に関するサイトがいくつかあって、それを参考にセリフを作ってみるのだが、ホントにそんな言い回しをするのかどうか自信が持てない。と言うより、おそらく実際には違っているだろう。そこで、熊本に在住する徳島県出身の方をいろんなルートで捜したが、これがなかなか見つからない。さらにネットで徳島県人会というキーワードで検索をかけてみると、徳島県大阪事務所のサイト上で、熊本徳島県人会というのがあるらしいということがわかった。そこで徳島県大阪事務所にメールを送り、熊本徳島県人会の連絡先を教えてほしいとお願いした。それに対する返事が電話であり、幹部の方の連絡先を教えていただいた。さっそくその方に連絡をして27日のアポをとった。今、仮りに当てているセリフがどう変わるのか、結果が楽しみだ。

歌人・規工川佑輔先生

2008-12-08 19:36:24 | ビジネス
 現在シナリオ化作業中の「評伝 海達公子」の著者・規工川佑輔先生は自らも歌人である。このほど先生から「拡大鏡」と題する第4番目の歌集をご恵贈にあずかった。2001年に発行された第3歌集「転機」から7年ぶりの発行で、2000年から2007年までの作品、466首が収められている。今年79歳となられた先生の70歳代の作品ということになるが、その年齢を感じさせない豊かな感性が各作品からにじみ出ている。
 ちなみに僕が熊大附中を卒業した昭和36年、先生はその熊大附中に国語の教師として赴任された。奇しき因縁である。


年賀状のシーズン

2008-11-26 20:05:08 | ビジネス
 年賀状のシーズンとなった。毎年この時季になると賀状欠礼のお知らせがパラパラと届き、年末近しを感じさせるが、年賀状の作成依頼が始まるのもこの時季だ。今年もその第1号の依頼があった。今日の依頼者はお店をやっておられるので出状する顧客が約800名。おもての宛名書きだけを請け負った。住所録管理がきちんとできているので楽だ。裏の通信面はDMを兼ねたオリジナルのデザインを印刷発注されるそうだ。中には裏の通信面だけを依頼する方もおられる。だいたいご自慢の写真を貼り付けたりする場合が多い。パソコンが普及する前は、年賀状作成に大変な思いをされる方も多かったが、近年はさすがにそんな話は聞かなくなった。しかし、暑中見舞がすたれてしまった今、はがきを出すのは年に一度という方も多いようで、1年経つとパソコンの使い方を忘れたという方が結構いらっしゃるようだ。

ベストポスター賞!

2008-11-25 17:58:24 | ビジネス
 先週、東京で行なわれた全国規模の医学学会のポスターセッションで、某病院のスタッフの方が日頃の研究成果を発表された。日頃、統計処理などのお手伝いをしているが、今回も統計分析とプレゼンテーションをポスターにまとめる作業のお手伝いをした。
 このポスターがなんと、精神科ブースでのベストポスター賞に選ばれたそうだ。「とても新鮮」という評価を得たらしい。僕には医学の専門知識はないので、プレゼンテーションとポスターのまとめ方をご提示しただけだが、なんだか自分のことのように嬉しい。会社勤めの頃、プレゼンテーションは度々やる機会があったが、その経験で得たノウハウは、全然違う分野でも使えるもんだなぁと実感した。

商品写真撮影

2008-11-21 14:58:53 | ビジネス
 商品写真の撮影は難しい。商品写真は、デジカメで撮った後、必ずパソコン処理するので、一連の作業として撮影から頼まれることが往々にある。僕は写真に関しては全くの素人だし、持っているカメラも妹に買ってもらったCASIOのEX-Z200という一般ユーザー向けのカメラだ。だから商品などのプロの腕が必要とされる撮影は、できるだけお断りしたい。以前、あるお店のホームページを頼まれて作った時、大失敗をしたことがある。そのお店は料理店だったので、撮影するためにはわざわざ料理を作ってもらわなければならない。しかも料理によってはかなり高価なものもある。その時、専門的な知識が何もなかったので出たとこ勝負で撮影し、後でパソコン処理でごまかそうとした。ところがライティングから何から間違ったやり方ばっかりしているから、パソコンで補正しようとしてもどうにもならない。結局、現物のイメージとは似ても似つかぬ珍妙な写真が出来あがった。二度も料理を作ってもらうわけにもいかず、その出来そこないの写真を使うハメになってしまった。その後、ネット上にある商品写真撮影技術を紹介するサイトなどで勉強し、基本的なことは理解できるようになった。しかし、実際に撮ってみると、なかなか思ったとおりには行かない。その商品が食べ物ならば、いかに現物の質感を失わずに美味しそうにみせるか、これからもおそらく試行錯誤の繰り返しだろう。

電子入札システム

2008-11-19 16:29:28 | ビジネス
 電子入札システムの導入をお手伝いしたクライアントさんから依頼があったので、実際に熊本市の電子入札に応札する現場に初めて立ち合わせていただいた。ほとんど入札金額を入力するだけで、えらく簡単に作業が終了した。拍子抜けした。既に10社ほどが応札していた。その名前を見ながらクライアントさんが言った。「このうち本気で応札しているのはほんの数社です。」と。そこで尋ねた。「ということは既に談合しているってことですか?」「残念ながらそうです。」そして付け加えた。「実はうちにも先日、談合に乗るよう誘いがありました。でもうちは一切乗りません」と。
 いったいこれって何なんだろう。電子入札の大きな目的の一つが談合防止じゃなかったのか。ただ入札手続きがネット上でできるようになっただけで、実態は何にも変わっていないということか。何だかなぁ・・・

高瀬の街を散策

2008-11-14 19:35:41 | ビジネス
 今日は高瀬の街を、ある目的を持って散策した。玉名市には二度在勤し、二度目には在住もした。合わせて8年半ほどだ。最初の勤務は1971年(昭和46年)だからもう37年前になる。裏川沿いの昔、米問屋だった家の一室を工場立上げ要員の人たちの仮住まいとして借りた。辺りの風景はあの当時とは随分変わった。37年も経てば変わるのも当然だ。
 実は今日の目的というのは、今書いているシナリオの主人公・海達公子が高瀬高等女学校4年の時、一時下宿をしていた「吉田屋」という店がどこかを確認することだった。高瀬の街の中で吉田という屋号または姓のお店を片っ端から訪ねてみたが、残念ながら該当するところは見つからなかった。無理もない。何しろ住んでいたのは昭和7、8年の頃だ。当時のことを記憶している人がいるとすれば90歳は超えているはずだから確率は極めて低い。もし、37年前に同じことを調べたら、50代以上の人たちに聞けばよかったわけで、おそらくすぐに判明したろう。今この歳になって調べていることが残念でならない。こんな風に時間の経過が歴史的な知識や情報を失っていくのだろう。そんな思いで帰路についた。

Windows XP Service Pack 3

2008-11-13 01:30:49 | ビジネス
 度々インストールを促すメッセージが表示されていた「Windows XP Service Pack 3」だが、これまでいろんな問題が指摘されていたので無視していた。しかし、もうそろそろ問題点も解消されたのではないかと、思い切ってインストールしてみた。正確な時間は計っていなかったが、インストールが完了し、再起動をして正常に使えるまで約1時間ほどかかったようだ。いろいろ使ってみたが、特に変化は見られない。ただ、PhotoShopで下のみわの写真(1600×1200ピクセル、484KB)を開く速度をチェックしてみたら、アップグレードする前より若干早いような気がする。何回も繰り返してみたがやはり気持早くなったようだ。ただ、やはりシステムのボリュームは大きくなっているようで、Cドライブの空き容量が少なくなった。もし今後も他の問題が出なければ、Vistaへの乗り換えはさらに先に延びそうだ。


真夜中の竹内まりや

2008-11-08 04:12:49 | ビジネス
 今、夜中の3時半。イヤホンで竹内まりやを聴きながら、滞っているシナリオを頭をひねりひねり書いている。このところ、午後はずっと映画「BALLAD」のボランティア・スタッフに精出していて、しばらくシナリオから遠ざかっていた。夜中に目が醒めたら、今年中には仕上げなければならないシナリオのことが気になって眠れなくなってしまった。え~い!今からやるか!と起き上がってパソコンの前に座ったというわけだ。外は寝る前から降りだした雨が降り続いている。さて、気合を入れてやるぞ!
≪聴いた曲≫
・カムフラージュ
・純愛ラプソディ
・元気を出して
・駅
・家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
・毎日がスペシャル
・人生の扉
・告白
・返信
・マンハッタン・キス

医療観察法

2008-11-02 22:28:05 | ビジネス
 最近、ある方のお仕事をお手伝いすることによって「医療観察法」なるものに初めて出会った。医療観察法とは、罪を犯した精神障害者を、特別の治療施設に隔離して特別に治療し、再び罪を犯すことのないようにしようという法律だ。殺人などの重大な犯罪を犯した人が、心神喪失または心神耗弱の状態にある精神障害者であった場合、罰を科さないかもしくは減刑するということが刑法39条に定められており、日頃、このような裁判の判決を聞くとやり場のない怒りを感じてきたものだ。しかし、そんな判決を下された精神障害者たちがその後どうなったのか、われわれは知る手段を持たない。2001年に発生した池田小学校事件を契機として立法化されたこの「医療観察法」は、言ってみれば、もっときちっとした精神医療をやっていかないと国民的な理解は得られないという政府・行政の反省と国民向けのポーズがあったように思われる。今回、たまたまその実態の一端を垣間見ることができたが、この法律の目指すものが、はたして現在の医療の場で可能なのか、ますます疑問が深まった。