徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

黄門さまと民謡

2024-11-13 20:55:50 | 音楽芸能
 よく見るテレビ番組といえば「水戸黄門シリーズ」。地元のRKK熊本放送とBS-TBSで月―金放送するので、毎日だいたいどちらかを必ず見ている。黄門さま主従が諸国を漫遊する中で、各地の民謡が登場する。民謡好きにとってこれが楽しみの一つでもある。
 たまたま今日見たRKK放送の話は
水戸黄門 第9部 最終話「三国一の嫁騒動」(水戸)
 黄門さまの地元が舞台で、旅籠に泊った一行が宴をやっていて、八兵衛が「磯節」を唄いながら踊る場面があった。僕の大好きな民謡の一つだが、今日の八兵衛の「磯節」はどちらかというと天草の牛深に伝わった「牛深磯節」のような陽気な曲調が印象的。

     ▼藤本二三吉が唄う「磯節」

 もう一つ黄門さまの地元の話では
水戸黄門 第6部 第31話「人情潮来節」(潮来)
 江戸中期に茨城県潮来に始まったといわれる「潮来節」の発展型が「潮来音頭/潮来甚句」。このうち「潮来甚句」は元をたどれば、海運に乗って伝わった「牛深ハイヤ節」がルーツともいわれている。

   ▼「潮来音頭/潮来甚句」
立方:花童(くるみ・あやの・あかね・ゆりあ)
地方:( 唄 )西村直子・吉里満寿美・宮本道代
   (三味線)本條秀美・本條秀咲・蒲原サヤ子・勇美智子
   (鳴 物)中村花誠・花と誠の会
   ( 笛 )今井冽